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呪術師は勇者になれない  作者: 菱影代理
第13章:学級会
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第191話 ヤマタノオロチ攻略会議

「こっ、このクソゲーっ!」

 と、僕は声の限りに罵倒を叫び、メイちゃんに抱えられて命からがら、ヤマタノオロチから逃げ去るのだった。

 遡ること、二時間前。

 まずは全員で倒すべき大ボスたるヤマタノオロチを確認しようと、妖精広場を出発した。

 殺風景な荒野を一時間歩くと、巨大な谷に辿り着き、そこからさらにもう一時間歩けば、谷を抜けてヤマタノオロチの巣となる。

 今回はあくまで様子見なので、無理して攻める予定はない。ないのだが、超巨大モンスターであるヤマタノオロチに加え、マジで無数のガーゴイルが巣食っている岩山。決して軽い気持ちで手出しできる場所ではない。

 なので、とりあえず挑戦経験のある蒼真君に全ての指揮を託し、簡単な役割分担をして、攻撃開始。

 ヤマタノオロチの頭に直接攻撃を仕掛ける最前衛は、最も危険なポジションだ。故に、初回では蒼真君一人、二回目では天道君と二人で。そして今回は、狂戦士メイちゃんを加えて三人となる。

 『勇者』蒼真悠斗、『王』天道龍一、『狂戦士』双葉芽衣子。間違いなく二年七組で最強の戦闘能力を誇るスリートップ。この三人のそろい踏みは、なかなかに感慨深いところもあるのだが……それでも尚、ヤマタノオロチは強大に過ぎた。

 メイちゃんを加えた三人でも、やはり出てくる首の本数が増え、口からとんでもない威力のブレスを撃ちまくってくる段階になると、手が付けられなくなった。

 事前の打ち合わせ通り、無理はせずにこのブレス乱射形態で蒼真君は総員撤退を命令。

 だが、いくら予定通りとはいえ、炎やら雷やらが渦を巻く凶悪なビーム状のブレスが乱れ撃ちされる状況の中で逃げ出すのは、それだけで命がけだった。おい、ブレスが後衛のところまで余裕で届くとか聞いてないぞ!

 逃げ出した背後で盛大に大爆発が連続する中、僕はメイちゃんに抱えられて、谷底の道までどうにか下がることができた。

「いやぁ、これで誰も死ななかったのは奇跡だよね」

「……これで分かったでしょ、桃川君。ヤマタノオロチは途轍もなく危険なボスよ」

 みんなが意気消沈といった様子で塔まで帰りつく。一応、点呼をとって18人全員の無事は確認済み。しかし、いくら様子見とはいえ、誰かが死んでもおかしくないほどの状況だった。

 これでは、安易に仕掛けることは控えた方がいいだろう。

「うん、みんなもよく分かったと思うよ」

 どう考えても無理ゲーです。

 超巨大モンスってゲームにおいて大体はクソモンスなんだけど、そのデカさに見合った威力の攻撃まできっちり繰り出してくるとなると、その難易度も跳ね上がる。ヤマタノオロチ、コイツは詰んでゲームを投げ出しかねないレベルの理不尽ボスである。

 というか、これは最早レイドボスなのでは?

「とりあえず、そのまま戦って倒すのは不可能だね」

 二年七組最強のトリオが挑んでもこの有様である。八つの首を全て叩き潰し、岩山の奥にあるという本体のコアの破壊に向かう、というのは無理がありすぎる。というか、三人の負担がデカすぎるだろう。

「僕らがどこまで三人の負担を減らせるかが鍵になるか……」

 現状、ヤマタノオロチの頭と真正面から戦える実力者はたったの三人のみ。故に、他のメンバーは剣士や戦士の前衛職であろうとも、必然的に後衛に留まることになる。

 攻撃魔法という遠距離攻撃を持つ者は、順当に三人の邪魔をしそうなガーゴイルを排除するという役割を果たせるが、これだけでは貢献度としては足りな過ぎる。

 折角、18人もの人数が揃っているのだ。全員をフル活用できる作戦なり準備なりを整えなければ、レイドボス・ヤマタノオロチの討伐は不可能だろう。

「それで、どうするの桃川君」

「うーん、そうだなぁ……」

 再び、学級会形式で全員集まる。当たり前のように委員長と共にみんなの前に立っている僕は、「どうするか」との抽象的だが究極的な質問をふられて、全員の視線が僕に集まるのを感じる。

 メイちゃんは、あれほど強大なボスと直接戦った後だというのに、僕なら必ず倒す策を出してくれると心から信じきっているような、キラキラした目で僕を見つめてくれている。

 一方の蒼真君は、僕のことなど欠片も信じていないが、何を言い出すのか窺うような、試すような視線を向けている。

 天道君はいつも通りに興味がなさそうな、けれど、僕が何か言い出すのを確かに待っている程度には、目を向けてくれている。

 そうして、十八人それぞれがそれぞれの意思を宿した視線が僕へと一身に突き刺さり、今更ながらのプレッシャーなんかも感じたり。

 まぁ、誰にどう思われようと、僕のやることに変わりはないけれど。

「ヤマタノオロチを倒すには、準備がいる」

「何か策があるのか」

「まだ策と呼べるほど、大したものじゃないよ。でも、まずは蒼真君と天道君とメイちゃん、頭を叩ける三人の負担を減らすことが最優先だと思ってる」

「ああ、このまま無理して戦い続けても、恐らくは倒し切ることはできそうもない」

 流石に「俺が本気を出せば倒せる!」などという頭の悪い発言を蒼真君が言い出すはずもなく、冷静に戦力分析はできている模様。

「アイツを倒すには、岩山の奥に隠れている、本体のコアを壊さないといけない」

 本体コアがある限り、奴の頭は無限再生というクソ仕様らしい。本当かよ、と半分疑っていたけど、さっきの戦いでマジで頭が完全再生するのを目の当たりにして、認めざるを得ない。

 実際は無限ではなく回数制限があったとしても、一回再生されただけでも厳しいのだから、再生数の確認にあまり意味はないだろう。

「だから、少なくとも本体コアを狙う役と、八つ首を止める役、二つは必要になる」

 一つでも頭が自由になっていれば、本体を狙って岩山に接近してくる者の排除に動くだろう。

 岩山はただでさえ、ガーゴイルの巣窟となっているので、頭に狙われなくても厳しい道行となる。

「でも、この三人でも八つの頭を全て相手にすることは無理よ」

「うん、まずは八つ首を完全に封じ込めるだけの手段が必要。次に、本体コアを破壊するための手段。この二つが揃わないと、ヤマタノオロチを討伐できる可能性はゼロだよ」

「それじゃあ、その二つをどうやって揃えるつもりなの?」

「それはこれから考えまーす」

 あからさまにガッカリしたようなリアクションをみんなが返してくれる。おい、これみよがしに溜息とかついてんじゃないよ。

 そう簡単に攻略アイデアが出るわけないだろうが!

「具体的な攻略方法を考えるのにも、それを思いついたところで実行するための用意をするのにも、かなりの時間がかかると思う。つまり、僕らはしばらくの間、ここで生活することは避けられない」

 要するに、この場所で足止めを食らうという状況が確定したに過ぎない。万に一つも、運よくあっさりヤマタノオロチを倒せて先に進めるとか、めっちゃ楽な回り道や隠し通路が見つかる、ということはありえないだろう。

「というワケで、ヤマタノオロチと戦うよりも前に、僕らは何よりもまず、ここでの生活基盤を整えなければいけないんだけど……どうしよう、まわりが荒野だから、食料調達できそうもないんだよね」

「ぇえええええええええええええええっ!?」

 と、白目をむかんばかりに驚愕の絶叫を上げたのは、メイちゃんだった。

「……どうして双葉さんは、そんなに驚いてるんだ」

 誰もがドン引きレベルのメイちゃんのリアクションに、律儀に突っ込んでくれたのは蒼真君だった。そういうところ、やっぱりイケメンだね。

「そりゃあ今更、クルミと水だけの生活になんて戻れないからねー」

 ここの妖精広場は、あらかじめ大人数を集めておく前提であるかのように、やけに広い。通常の倍以上は余裕である広さだ。

 その分、妖精胡桃の並木も多いし、各種草花のお花畑も広い。生存するだけなら、それなり以上の期間は大丈夫。

 けれど、ここ最近は肉どころか、ハチミツや果物によるスイーツまでもが食べられる贅沢な食生活になってきたというのに、ここで再びクルミオンリーの食事は最早、拷問に等しい。上げて落とす、ってのが一番キツいんだよねぇ……

「おい、肉が食えないってヤバくね?」

「が、ガーゴイルがいるから……」

「いやどう考えてもアイツらは食えねーべ」

 僕を見習ってサバイバル生活を始めていたらしい上中下トリオも、メイちゃんほどではないがクルミ以外の食料を入手できないことへの危機感を露わにしている。そうだよね、せめて肉汁したたる肉をたらふく食えないと、ボスと戦う活力は湧かないよね。

「僕としては、早急に食料調達のアテを確保したいと思うんだけど」

「だが、ここにはあの荒野しかないぞ。みんな転移でここに飛んできたし、戻り道もない」

 困ったことに、蒼真君の言う通りなんだよね。

 少なくとも、周囲一帯は不毛の荒野が広がるだけで、動植物を見つけるだけでも困難な有様。どれだけ歩けば、あのジャングルや森にまで辿り着けるだろうか。そもそも、徒歩で行ける範囲にあるのか。

 い、いかん、ヤマタノオロチがいなくても、かなり絶望的な状況が明らかに……え、もしかして、最初っから詰んでる!?

「あ、あのぉ……」

 どうするか、と割と本気で焦り始めたその時、おそるおそる、といった実にあざとい感じで、手を上げる小さな女子が一人。

「どうしたの、小鳥」

 委員長にあてられて、『賢者』小鳥遊小鳥がみんなに見られておどおどしながらも、立ち上がって発言した。

「戻ることはできる、と、思うの」

「本当なの、小鳥?」

「うん、多分……」

 まどろっこしいな、戻り道のアテがあるなら、さっさと言って欲しいものだ。しかし、ここで焦ってキレて問い詰めるほど、僕は余裕のない男ではない。こういうのは、黙って委員長と蒼真君に任せておけば、順当に抱えた情報をゲロってくれるだろう。

「ここの一階にある転移の魔法陣を使えば、他の妖精広場まで飛べそう、なの」

「マジでっ!? よしやろう、今すぐやろう、行先は海辺の無人島エリアで!」

「ぴいっ!?」

「桃川君、落ち着いて。小鳥が怯えているわ」

 いいじゃないか、メイちゃんに飛び掛かられるよりはマシでしょ?

「それじゃあ、まずは小鳥遊さんの言う通り、本当に転移が使えるかどうかの確認をしよう」

 というワケで、みんなでゾロゾロと妖精広場を出て、一階へと移動する。

 ここは密林塔とよく似た造りをした塔であるということは、ヤマタノオロチにちょっかいかけに出て行った時に知った。けれど、ここは密林塔よりもずっと大きい。なかなかに探索し甲斐のありそうな巨大な塔だけれど、ちらっと委員長に聞いた限りでは、空き部屋ばかりで特にこれといったモノは見つからなかったと言う。

 そして出入り口となっている、この一階エントランスとでも言うべき広間も、当然ながら何もない。

 ないのだが、この床に描かれている円形の模様が、どうやら小鳥遊さんの言う転移魔法陣となっているらしい。

「……なるほど、古代文字で書かれているのか」

 やや薄暗いエントランスの中、じっくり観察してみれば、無数の模様の中に、僕でも読める見覚えのある文字が幾つか見つけることができた。

 これを読んで、転移魔法陣の存在と効果を知ったといったところか。

「流石は『賢者』だな。こういう時は、小鳥遊さんは凄く頼りになるよ」

「えへへ、私も蒼真君の役に立ててうれしいよ!」

「小鳥遊さんってどこまで古代語解読できてるの? スキル名は?」

 僕の後ろで呑気にラブコメ空間を形成している蒼真君と小鳥遊さんに、空気を読まずに質問をぶつけてやった。

 あからさまに嫌そうな顔をした小鳥遊さんだったけど、ここで無視すると蒼真君への心象が悪くなることを避けたのか、渋々といった様子で応えた。

「小鳥のは『古代語解読・熟』だよ……まだ、全部が読めるようになったワケじゃないから、分からないことも沢山あるの」

 ヤマジュンのは『古代語解読・序』だったから、それの一つ上と考えるべきか。破、ではなく、熟、なのか。

「も、もしかして、桃川君も古代語が読めるの?」

「ううん、全然、僕は古代語解読のスキル持ってないし、授かりそうもないから」

 嘘は言ってない。

 でも、ヤマジュンに教わってほんの少しだけ読める。

 そこまで言わないのは、僕が小鳥遊小鳥を信用していないからに他ならない。いや、別にポーンアントに挟撃された時に、錯乱して僕を盾にしようとして邪魔したことを根に持っているワケではない。

 小鳥遊さんは剣崎や桜のように、直接的な戦闘能力、つまり暴力によって僕を害することができない、珍しくか弱い少女のままである。しかし、彼女もまた蒼真君に思いを寄せる恋する乙女の一人であることに変わりはない。

 つまり、いざという時は必ず蒼真君の味方となり、そして、そのいざって時は絶対に僕が敵に回っていることだろう。

 小鳥遊小鳥、蒼真ハーレムの一員である彼女は、僕にとっては潜在的な敵も同然。そんな相手に、自分の手の内を僅かでも、馬鹿正直に明かしてやる理由はない。

 とはいえ、僕が古代語解読のスキルがないのは事実だし、読めるのもヤマジュンが残してくれたノートに記された、一部に過ぎない。隠せているのは大した情報ではないのだけれど、こういうのは念を入れた方がいいし、嘘をつくのにも慣れたほうが良さそうだしね。

「それで、どうなの小鳥? 転移はできそう?」

「うーん、えっとねぇ……飛べる先は全部で3つ……ううん、4つかな。それと、動かすのにコアが必要みたい」

 委員長が、古代魔法で記された床の転移魔法陣を読み解いている小鳥遊さんへ色々と聞いている。僕もずけずけと聞きたいところだけど、ここは委員長に任せておこう。

「飛べるのはいいけど、飛んだ先からちゃんと戻って来られるのかしら」

「うん、大丈夫。この転移魔法陣が動いている間は、向こう側も一緒に動いてるみたいだから、好きなだけ行き来できるみたいだよ」

 そりゃあ、送り出すだけで戻って来れない一方通行だったら、それは転移じゃなくてただの追放だからね。僕、そういうのは二度と御免だよ。

「それで、誰か試しに飛んでみたい人いる?」

 安定の沈黙である。

 そうだよね、幾ら転移魔法に慣れたといっても、今まで僕らが使ってきたのは、ボスのコアを持っていればオートで発動してくれるボス部屋の転移魔法陣のみだ。小鳥遊さんを信じて、何でもない場所で転移を使ってみるってのは、ちょっと不安だよね。

 しかしながら、あの樋口が捧げられた生贄型の転移魔法陣なんかもあるので、このダンジョンにはボス部屋以外の転移があるのはすでに判明している。小鳥遊さんも、ここで誰かを盛大に追放処分させる陰謀のために、法螺を吹いているとも思えない。

 だが、本当に飛べるのか、戻って来れるのか、心配になる気持ちは拭いきれないのが人情ってものだ。

「それじゃあ、蒼真君お願いね」

「桃川、お前……」

「小鳥遊さんのこと、信じてるんでしょ?」

「勿論、彼女のことは信じているが、お前に進められると嫌な予感しかしない」

「蒼真君、この転移魔法陣を使ったら絶対にダメだよ!」

「ふざけているのか」

 ちっ、逆のこと言えばまんまと乗せられるほど単細胞でもツンデレでもないってことか。男にはちょっと冷たいんじゃないのかな、蒼真君。僕だけか。

「はい、じゃあみんな聞いてー、勇者の蒼真君がビビって小鳥遊さんの転移は死んでも御免だって駄々をこねるので、僕が行きまーす」

「そ、蒼真くん、小鳥のこと、信じてくれないのぉ……」

「小太郎くん、危ないからやめて!」

 僕の言い方に蒼真君が睨み、小鳥遊さんがグズっては蒼真君が焦り、そして僕の宣言にメイちゃんが反対しつつ、小鳥遊さんをいっそ排除してやろうかみたいな剣呑な目をしていたり、それに気づいた委員長が慌てて取り成そうとしたり……いやぁ、人数が多いと、ちょっとした一言であっという間にカオスになるなぁ。

「桃川君、遠い目をしてないで収拾してちょうだい!」

「僕が行くと言ったけど、行くのは分身だから安心してよメイちゃん」

「そっか、なるほど、それなら大丈夫だね」

 まさか本当に小鳥遊転移の被験者になるつもりなんかないよ。

 こういう時に捨て駒でありながら、自分の目と耳で確かめられる『双影ふたつかげ』は便利だ。

「じゃあ、ビビって転移しなかった蒼真君、起動用のコアはお願いねー」

「……小鳥遊さん、コアはどれくらい必要なんだ」

 わざとらしく僕を無視して、小鳥遊さんに必要経費を聞きに行く勇者様であった。支払いは任せたよ!

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― 新着の感想 ―
小太郎君がヤマタノオロチに殺されたらヤマタノオロチは死んでくれるのだろうか? 攻略が行き詰まって人心が荒れるとそういうこと考える奴が出てきそうかな。 そうなるまえに生活を安定させて小太郎の重要性を上げ…
[良い点] 桃川、煽りよる。 [一言] 外伝でも思いましたが、桃川はある程度の人数が周りに居るとものすごく魅力を発揮すると言うか、輝いて見えます。
[一言] …やっべ、タイトルなんっだっけ。   なったよ、勇者にwwwww
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