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終末黙示録のディストピア  作者: 綾埼空
Märchen Liebe
4/12

荒廃模索、あるいは穢れた翼の天使

 かつん、と靴の踏む音が廊下に鋭く反響する。

 明滅を始めた電灯が、歩むオプファの眼鏡に反射した。

 視界を染める明暗。その交差は、男の思考に混沌を生んだ。

 耳にささやく怨嗟の歌。閉ざした鉄扉の感触が後ろ手を引く。

 笑みが自嘲に翳る。

「未練がましいな、私は」

 暗澹たる意識を振り払うように上を向き、目を細める。脳裏にこの箱庭世界を存続させるために消費され続けている同胞の存在が浮かんだ。

「こっちへの電力の供給は切らないとな」

「手配しておきます」

 知見の外から発せられた声に視線を戻せば、道の終わりに白色の光を背負う人影が。

 秘書の女がタオルを抱えて佇んでいた。

 オプファは進む足を止めることなく歩き続ける。

「見送りかい」

「お戯れを」

 根腐れた心根を射すくめる視線が刺さる。

 オプファは肩をすくめ「確かに」と応じた。

 男は女の横を通り過ぎた。秘書は楚々として追従する。

「それで、何かあったのか?」

「ユウマ氏が再生しました」

 オプファは驚きに目を見開いた。

「鞘ごと砕かれただろうに……世界の免疫機構は、つくづく奇跡を体現してくれる」

「〈主人公〉も介入させますか?」

「……彼の適性を見てからにしよう。検査が終わり次第、最奥部へ案内させてくれ」

「承知しました」

 秘書の言葉を受け、改めてその意味に頭が巡り嘆息をこぼす。

「ままならないな、まったく――」

 賽はその手を離れた。状況はもはや自らの予測を超えて進行している。

「もはや終わりを迎える『物語』。招かれるかな、〈主人公〉?」

 言葉を転がす男の顔には、笑みの一つも浮かんではいなかった。

 二人の去るその背後で、何重にも鍵のかかる重々しい音が響いた。





 はじめ、それが雨だとリヒトはわからなかった。

 箱庭から離れ少し経った頃。

 頬をしずくが撫ぜ、リヒトは足を止めた。

 ぽつぽつと雲の中からこぼれる水滴は、すぐに激しさを増し白砂の上で炸裂した。雲間からは雷鳴が轟く。

 全身を叩く感覚に『雨ざらし』の能力が連想され、これが雨なのだと思い至った。

 『揺り籠』――いや、箱庭は常に薄もやがかった擬似天体に覆われているため、気候というものは遠いお伽噺の産物だった。

「見て、ユー。これが雨だよ。すごいね」

 腕の中に抱えられたユーべルも揺らがぬ瞳で、それでも雨粒を掴もうと両手を遊ばせていた。

 だがユーベルが手に入れるよりも前に、雨はやんでしまった。綺麗なものは手のひらを流れるばかりで掴めはしなかった。

「行こうか」

 リヒトはまた、走り始めた。行く当てなどない。それでも進むことが最善とするように。

 また雨が降って、すぐにやんだ。

 断続的に繰り返すそれは、まるで地上にあまねくすべてを洗い流す慈悲なき洗礼のようであった。

 そうして彼らが外の世界へ旅立ってからおおよそ半日が経過した。

 いくら行けども、生命の営みを思わせるものは見当たらなかった。あるのは白砂と繰り返す雨のみ。

 腕の中で寝かせるように抱きかかえたユーベルも重い瞼を擦っている。とっくに雨には飽いてしまっていた。

 ふたりへ干渉するものは存在せず、だからこそ、与えられた自由はちっぽけな箱庭しか知らぬ少年少女には広すぎた。

 立ち止まり、雨に晒された少年は勘案する。

(食べ物……どうするかなあ)

 チート能力者と言えど構成は人間と変わりない。食べて飲んで寝て、体を労わらなければ燃え尽きる。

 飲み水は雨水で構わないと判断した。

 箱庭で流通する飲食類は人肉を基礎とした粗雑な品の混ぜ物で嵩増しされている。その環境が何代にも渡ることで適応をした。

 余程のものが含まれていない限り、雨水を飲んだところで身体の調子を崩したりはしない。

 寝床については、自らが警戒していれば問題ないだろうと、このまっさらな大地を床にすると考えていた。

「あいつら……また降りてこないかなあ」

 魔物。そうオプファに呼ばれた化け物は、あれ以降姿を見せない。雲間から迸る稲光に影を浮かび上がらせ、その巨躯を誇示するのみ。

「そもそも食べられるものなのかな。感触は良かったけど」

 ひとりごちるも、実際にもう一度襲いかかってこなければ仕留めようがない。

「終末黙示録のディストピア……このディストピアを終わらせてくれ、ね」

 荒廃した世界。蠢く魔物。

 それらを解決しろ、とオプファは言う。

「……けど、あの戦いだってなんかすごく前から行われてるし、多少は情報あるだろうに」

 成果が出なければ無駄な資源と時間の浪費。

 人間のガス抜きにはちょうどいい|興行(サーカス)だが、それならばあんなに大掛かりにする必要はない。

 いくつもの疑問を並行させ過ぎて思考の糸が絡まり合っている、とリヒトは頭を振る。

 彼はまず、目の前の現実として広がる場景を紐解くことに専心しようと順番決めをした。

 雲の中でばちばちとはじける稲妻を光源にそれを視認する。

 空間そのものに走る紫色のひび。それがいくつも、時には部分部分が重なり合って辺り一面にびっしりと点在していた。

 この場所に辿り着くまでにもまばらにはあった。だが、これは異常としか言えない数だ。

 今までは観察するだけだったが、特に変化は見られず優先度を下げてきた。

「これがオプファの言っていた『次元の裂け目』ってやつなのか?」

 魔物が出てきた穴。どこへ通じているのか。

「ユー、ちょっと揺れるよ」

 左腕だけで抱えるように持ち替えて、そのひびへ右手を伸ばした。

 果たしてその手は――ひびを透過してそのまま伸びきった。砕くこともその向こうの空間に入ることもなく、空を切る。

 感触も得られず違和はない。

 その場所だけが紫色でべったりと色付けされているかのようであった。

 右手を引き、開閉する。やはり調子に変わりはない。ユーベルを支えなおす。

 旅立ち以降、唯一見つけられた異常。少年の意識は内面へと落ちて行った。

 関連性を接合し、共通点から形を縁取って全体像を浮き彫りにする。

 点と点が線で繋がれて、しかしその像が歪む――砂を擦る足音が、疑問を広げる思考の水面に波紋を生み出した。

 クリーム色の外套で全身を包んだ人影。正面から見てもわかるほど肩甲骨の辺りが大きく膨らんでいた。

「……人間」

 外套の内から聞こえてきた声音は女性のものだった。認識し――その姿が視界から消える。

 リヒトはとっさにユーベルを頭上へ放り投げた。

 懐に影。空いた顎に肘の打ち上げが刺さる。

 衝撃が頭蓋を貫き、脳を揺らす。

 仰け反る上体に歪む視界。その中で、左耳朶を狙う熊手を捉える。

 少年は、左半身を後方へと滑らせながら上げた左腕を軌道上に降ろす。

 構えた腕に斜めから打ち付けられ、尺骨が軋みを上げた。さらに体重が加わり体がはじかれる。

 流す体に勢いが乗り、腕が左半身を巻き込みながら後方へ。

 開く体は腰を回し、右を前に。空いた右手が中空にて握られ、女の顔を打ち飛ばそうと振るわれる。

 寸でのところで首を逸らすが、僅かに拳速が勝る。頬を抉り、鮮血が舞った。風圧が目深にかぶったフードを押しのける。

 砂のかかった金色の髪。右側頭から後ろへ弧を描いて編まれた髪が特徴的だった。

 女の息が乱れ、大きく後方へ跳ぶ。

 ちょうどリヒトの腕の中にもユーベルが落ち、二人の間に膠着が生まれた。

「あなたは……」

 白磁の頬を伝う血を指先で拭う。

「あなたは……強いわね」

「なんだ、それ」

 女の纏う空気が弛緩した。だが、警戒を解くことはできなかった。

 互角以上に殺り合える自信はある。それでも今は、ユーベルを抱えていた。

「頼みたいことがある」 

 意志という光が宿る翡翠の瞳がリヒトを射抜く。

「わたしはイリス。いきなり襲って悪かったわね。どうしても強い人に、頼みたいことがあったの」

「嫌だ。いきなり襲っておいて……しかも、こんな世界で生き延びている女を信用なんてできるか」

 あの箱庭の中で女性が全員『胎』としての運命を辿るわけではない。その能力が有用であればあるほど消費ではなく、使用を図る。だが、あの戦場に立つことができたのは『雨ざらし』が最初の例であった。どんな計略と条件を秤に乗せればよいのか。通常であれば、表の世界に立つことすら叶わない。

 リヒトの冷淡な言葉に、しかし女は核心へ踏み込む。

「けどあなたたち、このまま目的に辿り着くことなくさまよっているのは嫌でしょ?」

「お前……」

「知ってるわよ、あなたみたいなチート能力者が外に出てくる理由は」

 リヒトの脳内で疑念が渦巻く。言葉の端々からこぼれ落ちた欠片を組み合わせても、答えを得ることができない。

「この必滅の世界を覆す、でしたっけ? 意味のないこと(、、、、、、、)を……と、昔だったら思ったけど、今はその理想に賛同したいわね」

 イリスは外套に手をかけた。上体を前に傾け、おもむろに脱ぎ去る。

 顕わになる衣服。黒のタイトパンツにくすんだ白のヴェールがかかっており、視線を上げればそれはワンピースのスカート部であるとわかる。

 腰まで伸びる後ろ髪が滑らかに波打った。

 だが、それよりも。

 ふわり。視界に広がる黒。

 どす黒く汚れきった羽毛が重なり合う対の翼が、女の背から伸びていた。飛ぶためというより神聖さを象徴するかのような構造だ。

「その翼……お前、何者だ?」

「わたしは天使。喇叭吹きの天使よ。まあ、堕天しちゃったから元、だけどね」

「天使……魔物か?」

「獣と同一視はしてほしくはないんだけど……まあ、うん。今の私はそれ以下の存在ね」

 言いつつ、脱いだばかりの衣服をリヒトへ投げた。

 直線軌道で迫る外套。後方へ距離を取った。初速こそ速いが、空気に絡みつかれすぐに地面へ落ちる。

 少年のそんな行動を気に留めた様子もなく、女は外套を指差す。

「それ、翼を隠してた分だけ大きいし、ぎりぎりふたりで入れるでしょう。着なさい。〈死〉の雨に殺されるわよ」

 聞き慣れない言葉に、単語を読み取って上空をあおぐ。今は小雨だ。しばらくすれば本降りになるだろう。

「別に細かいことはいいのよ。雨を直に浴び続けたらみんな死ぬ。それだけ理解してればいいわ」

 初めから細かいところを説明するつもりはないようだ。

 リヒトも込み入った理由に興味はなかった。

 そうか、と首肯しユーベルを降ろす。手に取った外套の砂を払い。彼女ひとりに着つけた。

「ちょっと! わたしの話、理解できてなかったの!?」

「変わらない」

 かぶせられる外套の感触に身動ぎするユーベルに微笑みかけながら、

「ユーが死んだら俺も死ぬ。だから、変わらない」

 当たり前のことを告げるかの軽い声に、羽根の女は息を飲んだ。

 異なる者を見る目線を向けつつ、彼女も腰に巻いている同質の外套を着込む。リヒトへ投げかけられたのより大きく肩甲骨の辺りが目立ちにくいが、それでも厚みが生まれてしまい痩躯な面持ちとの調和がとれていない。

「お前のにしては大きいな」

「これは……相方ので……」

「ふうん」

 奥歯に物が挟まったような言い方であったが、リヒトは興味なさげな呟きを返した。

 だが女は意を決した表情で、詰まらせていた言葉を加えた。

「わたしの頼みは、その相方を救うのに協力してほしいということなの」

 気の抜けた返事をする少年に女は神妙な面持ちで、

「もちろん、簡単な話ではないわ。人を罰するため、地獄から這い出てきた獣に、浄化を見届けるため受肉した天使たち。ほかにも――」

 そこまで話を聞き、指を一本突き立てた。言葉を止める楔となる。

「長い。おれが聞きたいのはひとつだ。お前は、この黙示録の正体を知ってるんだな」

「え……ええ」

「だったら、協力する。こんなくそったれな世界、たとえあいつの笑みを深める結果になろうが、ぶち壊してやらねえと気が済まねえ」

 駄々をこねる子供のような感情論が吐き出される。

「おれはユーと静かに暮らせればそれでいいんだ。だから、魔物も、こんな世界も、あの男の笑みも全部邪魔なんだ」

「わたしも、一応は魔物よ」

「お前はおれたちの邪魔はしないんだろ? なら、いい」

 先ほどから何度も覗く少年の考え方にイリスは眉間を揉む。表情一つ変えず、瞳を一切揺るがせずに言い切った。あまりに盲目で、強固すぎる。

「じゃあ、入りましょうか。スラムにあるぼろ宿ならわたしも面が割れてないし、人間を見分けるなんて上等な知能を持った奴らもいないから」

「入るって……そんな大それた建物、どこまで行けばあるんだよ」

「どこにでもあるわよ。この世界そのものが、滅びの規定された大きな箱庭なのよ。その上に覆いかぶさるようにわたしたちは居を構えたの」

「よくわからないけど、どうやって入ればいいんだ?」

「血印を押すわ。それで通行証代わりになる」

 乾き始めた頬の傷を裂き、親指ににじませる。二人の目の下に捺印した。

 瞬き一つ、認識に変化が生まれた。空間の上にゆらりとはためく透明な何か。レースのカーテンがそよ風に揺れるのに似ている。

 それをイリスは指先で捲り上げた。

「さあ、行くわよ」

 招かれるままにくぐり抜ける。

 醜悪な臭いが鼻を突いた。吐瀉物と汚物を混ぜて乾かした、スラム独特の腐乱臭。

「……懐かしいな」

 ぽつり。こぼした声の意味は誰に読み解かれることなく虚空に溶けた。

 ユーベルを片手で抱え、外套の襟を持ち上げて鼻を塞いでやる。

「相変わらずひどい臭いね、ここは」

 後から入ってきたイリスの所感に頷く。

 崩落した廃墟や隙間風の叫ぶ長屋が連なり、根を張るモノたちの居住区となっている。地面にはガラスや鉄の破片が散乱しており、ところどころには泡立つ黄色い溜まりがあった。

 そして――異形のモノらが闊歩していた。

 あるいはそれは、揺れる尾までひしめく竜の鱗に蜥蜴の眼をしたリザード。

 あるいはそれは、単眼の上に白の角を生やし猛る骨肉を昂らせるオーガ。

 あるいはそれは、死してなお個体ごとに異なる欠損部位から紫色のねっとりとした液をまき散らし徘徊するグール。

 あるいはそれは、骸骨となりながら動き回るスケルトン。

 他にも、路地で緑の矮躯を寄せるゴブリンやグールの分泌液から湧き出る毒々しい色をしたスライムなど、人の空想にのみ住まうはずの魑魅魍魎でごった返していた。

 それらは突如現れた三人に関心を示すことなく、ただ縦横無尽に彷徨っていた。

「言ったでしょう。個を判別するなんて高尚な頭は持っていない。あいつらにとっては天秤が傾くか否か。それだけよ」

 言いながら女はある一点を見つめていた。その視線を追うと、高さの違う二重の巨大な外壁が窺えた。彼女が見つめているのは、ひときわ背の高い二枚目の壁。

 たゆたう黄金色の空にリヒトは今更気付き、この空間が地続きでない異常な空間だと実感を覚える。

 オーガの巨体が視界を覆って横切る頃には、女の視線は正面を向いていた。

「今日は適当な場所で宿をとりましょう」

 見繕う視線を走らせ、三軒先の長屋を顎で指した。

「あそこがいいわね」

 扉も暖簾もないが、他のぼろ屋より欠けた箇所が少ない。

 針金のような毛を逆立てるワーウルフが受付を務めていた。左右に長屋の奥へ進む廊下がある。

「個室を一つお願い」

 眼前を通り過ぎた角の化け物からすった銅の銭を幾つか落とす。

 銭を数えた獣は左の廊下を指差しながら番号を口にした。

 向かいながら、リヒトは自然な疑問を口にした。

「金銭のやり取りとかあるんだな」

「ええ、『純化』を待つ期間が不透明だったから。擬似的とはいえ社会形態が生まれたわ」

 襖に荒々しく刻まれた番号を確認し、引く。立てつけが悪くつんざく音を響かせながら開いた。靴のまま(かまち)を跨ぐ。

 軋みを上げる木床の上に穴だらけのござが敷いてあるだけの部屋だった。敷居の板が天井まで伸びて個室ごとに分かれているだけ上等と考えるべきだろう。

 腕の中のユーベルがこっくりこっくりと舟をこいでいる。

 イリスが外套を床に敷いてその上に座り込むのに倣い、少女を寝かせる。少年はその横に着いた。

 嘆息一つ、女が口を開く。

「じゃあちょっと、こちらの身の上話をさせてもらうわね」

「別にいいよ、めんどうくさい」

「頼む身の上で恐縮だけど……ある程度の事情を知ってもらわないとわたしは疑念を抱えてしまうわ。窮地の時、背を預ける者まで疑うのは避けたいのよ」

「まあ、それなら。おれも後ろから切られるのはごめんだし」

 意識はあくまでユーベルを寝かしつけることに向いている少年に苦笑しつつ、語り始める。

 一年前に出逢った、男との話を。

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