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第2話 少しの勇気。

※本作は作者本人による多サイト投稿作品です


「ねぇ麻里絵は海斗くんのこと気にならない?」


絵を描いている麻里絵に私は話しかける。


「んー?気になるって言ったら由梨悲しむでしょう。てかほんとに気になってないし興味ないよ」


「そうじゃなくて海斗くんのあの寂しそうな目、なにかありそうなの。」


「あれね。私はそこまでていうか全く気にならないけど?」


麻里絵は絵を描きつづけている。

そのペンが止まった。


「由梨がそこまで気になるなら本人に聞けばいいんじゃん?」


「いや無理無理無理。急に聞いたらなんか変じゃない…?」


「急に聞いたらそりゃびっくりするよ。日常会話からさりげなくその話に持っていくの。」


恋愛上級者の麻里絵はこういうことササッと済ませれるんだろうな。


でも私には無理。!!!!!!!!

…とは言ったけど、気になって仕方がない。






大好きな英語の授業は全く集中できなかったしお弁当も半分以上残してしまった。


そんな私を麻里絵は心配してくれたみたいで放課後、麻里絵の家にお邪魔させてもらった。



バンッッッッッ!!!!

私は机を叩いて麻里絵の前に立った。


「えっちょっ由梨…?」


「私決めた…海斗くんと話してみる。

こんな気持ちもどかしい!!。」


こんな自分の姿に私は少し照れくさくなって静かに腰を下ろす。


「やっとかあ〜笑

由梨のこんな姿久しぶり見た。そこまで気になるくらい好きなら聞くしかないよ。」


「…うん。!」



「よし。!今日の英語で見逃したところ私が教えてあげる!」


「お願いします!麻里絵師匠…!!」


「ちょっとなにそれ笑」





まだ海斗くんには聞けてないけど心が少し軽くなった気がした。




私から海斗くんへの少しの勇気。

受け取ってくれるかな。


恋って金平糖みたい…

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