第1話 君の瞳。
何気ない気持ちから生まれたお話です。
少しでも心に残ったら嬉しいです。
※こちらの作品は、別の小説投稿アプリにも掲載しています。
すべて作者本人による投稿です。
あなたはいつも笑ってる。輪の中心で。
でもね、なにかある気がするんだ。
ふとした瞬間に見せる寂しそうな目。
そんなあなたを今日も話しかけられないまま私は見ている。
「おーい由梨?大丈夫?」
私の幼馴染、麻里絵が私の頬を続く。
「あっごめんごめん」
「今日も今日とて恋する乙女は忙しいですな…」
いつもお決まりのセリフを麻里絵は言う。
「そうじゃないの。」
「え?」
「私は海斗くんを見てるのはそうだけど、その目が気になるんだよね…」
「目?どういうこと?」
麻里絵は不思議そうに私に顔を近づける。
「…いやなんか少しの間だけど寂しそうな目っていうか笑顔が消える瞬間…?」
「なるほどねぇ…やっぱ好きの歴が長いとそういう所まで気づけちゃうんだね」
「……」
私は黙って前を向く。
そんな私を麻里絵は放って自分の席に戻る。
それから私はますます海斗くんのことを気になった。
授業中や休み時間に見せる笑顔。
その瞬間に落ちる目、寂しそうな目。
私はその理由を知りたいと思ってしまった。
気のせいじゃないならますます知りたい。
______好きで好きで仕方がないだもん。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
恋愛ってビターチョコみたいですよね…




