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僕と使い編

叔父様に話を聞くため、お屋敷の仮面武道会に参加したセオリ、そこで変な執事に捕まり叔母様の所に連れて来られたしまった。

叔母様は何がしたいか分からない。この動物達・・・

「こんなにも動物を拘束し、術を入れ、何がしたい?」

「貴方何も知らないのね、そんなサルなんか使えて生きていけると?使いは分身。自分の心、気を分け合い使いを育てていく使いが死ねば貴方も死ぬのよ」

「アミコスが欲しいのか!」

「欲しい!?あのサルは元から私のよ」

元から私の・・・どう言う事だアミコスはお父様から貰った、なぜだ!

「僕がここで使いを選んだら・・・」

「アミコスを返してもらうわ!」

返す・・・

「アミコスは渡さない!!」

「あら、やる気なの?」

あの、あざ笑う目。何匹も使いとし、何もかも分かっているようだ。こんな奴にアミコスを渡してしまったらきっと、実験に使われてしまう!ここは早く退散して叔父様に話を聞きに行こう。セオリの呼び出しによりアミコスがやって来た。

「セオリ、これは!」

「お前を狙ってる早く逃げたいが、縛られて動けない」

「わかった」

紐を解く

「アミコス貸せ」

「ウキッ」

アミコスの心臓を取り出し、力を呼び戻す。

「これを使いと気に熱し、己となることを。使いの証ここに来たり!」

「うわあああああああああああああ」

普段は、アミコスの心臓に収めている力を使い、ドアを壊して逃げる。

「アミコス、助かった大丈夫か?」

「あぁ、そんな事より叔父様の所に行こう」

「そんな事って・・・」


叔父様の所に向かい話を聞く

「セオリよ、手紙を読んだ様じゃね」

「はい、詳しく教えて頂きたく参りました」

「あれは、ワシが三年の時の話じゃ今とは変わり果てた姿の学校、生徒は家畜、金ズルだ。裏にその金で作ったとされるテーマパークがあったそこには成績の良い者しか入れないと思われていた。だがその夏、学年成績最下位の者が招待され、そのまま退学となった。それからは魔の招待状と呼ばれる様になったのじゃ、そこでワシはその場所で何が行われているかを知るために観に行こうとし、退学となったのじゃ。セオリにはその場所の正体を見つけ出して欲しいのじゃ。あまり良い噂は聞かないから気おつけるんじゃぞ」

「その場所に伝わるかは分からないですが、授業中にアミコスが子供達の不思議な気を感じる部屋を見つけ、そこにテーマパークの写真があったのです。そこに、僕の一つ上の先輩が写っていました」

「それはまさか!」

「はい・・・行事で先輩と関わり、話を聞こうと思います」

「それと、叔母様のこと・・・」

叔父様は何も言わずに去っていった・・・とりあえず手紙の話が聞けて良かった学校に戻ろう。


学校に戻ると、校長室に呼び出された。きっと立ち入り禁止の場所に入ったのがバレたのだろう。だがあの写真には、校長も写っていた、あの場所で何をしていたのか、魔の招待状は成績の悪い者と、良い者に、どっちを取るか・・・まぁ何もしてなくても成績は悪いが・・・行事の功績、未来を消し去っているのか。校長室に何かあるかもしれない。

「アミコス!」

校長室・・・学校案内で見た時と随分雰囲気が違うな、んっ?叔父様の手紙が置いてある、なぜここに・・・これは僕に送られてきた手紙とは違う。叔父様と何か関係があるのか・・・でも、そんな話聞いた事がない。ここまで交流があるのになぜ退学に・・・調べれば調べるほど謎が増えていく、どうすればいいんだ。

「アミコス何か分かったか?」

「机の右下に不思議な空間がありその中は図書館の様になっていてそこにはたくさんの名簿が並んでいた」

「名簿・・・」

「その中には、叔父様の名前もあった」

叔父様の名前・・・週末の執事会で功績を上げ、先輩に近づきお墨付きを貰う、話を聞き校長に近付く。先輩はまだしも、あの校長に話を聞くのは至難の業だ。まずは先輩から落とそう!寮に戻るとロイが待っていた

「セオリ〜おかえり!」

「抱きつくな!もう、ただいま」

「休み何してたの?」

「いろいろ・・・」

「それじゃ何もわかんないよ〜」

「風呂に入ってくるから先に寝てていいぞ」

ロイは社交的で甘えん坊な印象だが、あの手紙を見た時の反応から何かをしっているのだろう。それが悪い方向じゃないと良いけど、そんなことは分からない。アミコスのこともある、あまり無理はさせたくない。今僕にできる事をするまでだ!

「アミコス、執事会で僕は先輩からのお誘いを貰いダンスの後の食事会をゲットする。そのため他の者が先輩に近づかぬよう見張っていてくれ」

「分かった、誘われたら僕も食事しても良いかい?」

「そこ?まぁいいよ」

「ウキウキッ」

「それよりアミコス、叔母様の事何か知ってるか?」

「・・・・・・」

「言いたくなければ良い、僕が解決する」

あの魔が魔がしい部屋。僕のところに来る前、アミコスがそこに居たのならどんな事をさせられていたのか・・・あぁもうこんな時間だ。


・・・今日は執事会・・・おめかし完了!!相変わらず似合わないな・・・

「アミコス行くぞ!」

「ウキッ」

「あっと、その前にこれ着て」

「ウキッキキキッキキ」

「拒否るな!そのままだとバレて、僕が罰を受ける事になる、着ろ!」

「分かったよ・・・だいたい、こんな物を着てもバレるぞ」

「僕の体の一部を入れて置いたからバレやしないよ」

「なんでこんなに早く行くんだ?」

「会場を見ておかないとだろう」

結構広い所だな、先輩方の席は・・・ここか・・・

「セオリ君?」

・・・ふげっ、気まずい

「なんだ、ロイか!びっくりした・・・」

「もうすぐ始まるね」

「あぁ、いよいよだ」



次回・・・執事会開幕、先輩を落とす!!

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