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授業編

前回無事入学したセオリじゃが、今日は初めての授業で、ワクワクドキドキしているみたいなのだ!

大丈夫じゃろうか・・・

授業が、始まる

「貴方達にはこれから、執事の作法を心得て貰います」

「執事には、お仕えするご主人様への忠誠心、責任感、プロフェッショナリズムを持ち、人生をかけ誠心誠意お仕えし、ご主人様がのびのびと快適に生活できるよう、サポートすることが必要です」

「科目は五つ」

「一、話術」

「二、料理」

「三、掃除」

「四、文化、芸術」

「五、教養」

「この五つの科目を受けて貰います。主な一日のダイヤは、朝にSHRを行い一限六十分の授業を六コマ受け最後にSHRをして終わりです」


「月末にはテストを行ない合格できなかった者はこのライオンに食べて貰います」

先生は自慢げにライオンを出して見せた。

「グァオオオオオオオ」

こっわ、殺すきか!


ツンツン


「セオリ君はすぐ食べられそうだね」

「うるさい!」

「ロイこそ、すぐにガァブってなりそうだよな」


「ゴホン」

ヤッベェ怒られる・・・


「最初の授業は、料理です。調理室に集まってください」


急いで行かないと、でも走ったらあの怖い先生と生徒指導室行きだからな!


授業が・・・


「授業を始めす、礼!」

「今日、皆さんには紅茶を入れて貰います」


「ポイントは、ゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョ・・・」

先生がポイントを話し出したのだが・・・何を言ってるのか全く分からなかった・・・


「なぁロイ、わかったか?」

「全然分からなかった!」

元気よく言うなよ

「どうするんだよ、最初の一ヶ月でライオンに食べられて時の歩みを止められるのはゴメンだぞ!」

「でもまぁ紅茶はお湯注ぐだけだもんな」

気合いを入れてお湯を注いだ


ジャバジャバジャバジャバ


「セオリ君、話を聞いていましたか?勢い良く注ぐのは良いですがそれでは回るに飛び散ってしまうでしょう」

勢い良く飛び散らないようにってなんだよ・・・


「ロイ、やってみてよ」

「いいよ!」

コトコト・・・カタカタ・・・ジャー・・・スー


「ロイさん完璧です!素晴らしい」

・・・

「なんで出来るんだよ!毎日優雅にティータイムでもしてるのか!」

僕もティータイムしとけば良かった・・・

「早くやらないと」


「そうじゃ無いです、セオリ君」

「はい、」

「セオリ君」

「はい・・・」

「セオリ!」

「はい!」

キーンコーンカーンコーン


やっと終わった、最初の授業でそんな怒るなよ〜

「セオリ、お疲れコテンパンにされてたね」

「あんなに怒らなくても良いのにな!」

「はぁ疲れた、そういえば!隠してお菓子待って来たんだったよ、早く戻って食べよう!」

「いいね!」

お菓子!お菓子!

ルンルンで部屋に戻ると

「アミコスただいま〜」


アミコスのカゴが開いている探し辺りを見回す

「アミコスがいない!」

・・・・・・・・・・・



「僕は、アミコス!あの何もできないセオリの飼い主である!そのペットによってこの学校に連れてこられてしまったのだ。僕とセオリは心の音を互いに出すことで、どこにいても話ができる、セオリはそれを良いことに、アレをやれだの、買ってこいだの命令ばかりする困ったペットだ・・・今日はお菓子を買って来いって!」

「仕方ない買いにいってやるか」

お金が入ったがま口ポシェットを腰に巻きめんどくさそうに準備をする

「外に出る時は人間になって出るようにって言われてるけど、めんどくさい!外に出てから人間になろう」

ガチャ


「うわあああああああああさ、サル?」

「あっやべぇ」

怖そうな先生に見つかってしまった・・・

「そんなこんなで、今は頭にインコを乗せた人がいる部屋に連れてこられてしまった次第なのです」

「あとでセオリに怒られそうだな・・・」


アミコス、どこに行ったんだ!少しでいい音を聴かせてくれ・・・なんで何も反応しない。探しに行くか!

「ちょっと、探してくる!」

ここは2階だから大丈夫でしょう1玄関から出るとバレるここから出よう。窓から出て探しに行った

「えっ!飛び降りた!」

「見回りの時間までには戻るから〜」


校庭まで駆け出たセオリ

「アミコス、どこに行ったんだ」

全然居ない、もっと奥を探しにいこう

・・・・・・・・・・・・


もうすぐ見回りが来る、一回戻ろう


確かこの辺だったはず

ロイにハシゴを降ろして貰い、部屋に戻る。その頃、丁度見回りの先生がやって来た。

「このサルはどちらのだい?」

先生の手にはアミコスが、二人声を揃えて

「アミコスだ!」

なんで先生が・・・

「このサルが廊下を歩いていたぞ」


アミコス・・・何やってるんだよ!

「校長先生からは、部屋から出さなければ良いとお許しが出た、今後見つけたら罰を下す!

先生はアミコスを返し戻って行った


アミコスと睨み合い喧嘩になりそうだ・・・

「アミコスと少し話してくる。先寝てて」

「うん、わかった」


廊下に出て話すことに

「アニコスお前何やってくれてるんだよ!次出たら罰を下すって言われちゃっただろ」

「ウキッウキウキウキーーーー!」

「うるさい!みんな寝てるんだから」

「ウキウキー」


部屋に戻る

「アミコス次は無いからな分かったか!」

「面倒ごとばかり頼むからだろ!学校で人間に化けるとバレる・・・だからそのまま出たら捕まっただけだ!」

「その捕まったのがまずいんだーーーー!」


「でもセオリ!」

「なんだ!?」

「校長室とやらに連れて行かれる途中、変な部屋を見つけた子供の楽しげな気がする部屋だ」

「子供の気・・・」


もしそれが叔父様の言っていた場所だったら・・・

「アミコス、今日は遅い、落ち着いたらその部屋に行くわかってるな」

「あぁ」


あれから二週間、アミコスが見つけた部屋に行くことに・・・

その部屋はボロボロのドアに立ち入り禁止の看板が立っていた。

この場所がもし悪いところだったら・・・ロイにはどんな関係が・・・そう考えれいるとアミコスが

「セオリ」

「あぁ行こう」


ドアが少し開いているから中には入れる・・・気を引き締めて中に入った

そこは薄暗く、蝋燭の光だけが輝いている・・・何か書いてあるでも読めない

それをじっと見ていたアミコスが話し出した。

「これ、」

「アミコス読めるのか!」

「その場所というのは、テーマパークのようだよ」

「テーマパーク!?」

「殺人のな」

「殺人!?」


メモの横に写真が置いてあった。そこにはテーマパークらしき物その従業員、校長、それに知らない男の人、誰だろう。

目を凝らしてみていると、そこには助けてくれた先輩が写っていた

「あの時の先輩だ」

「先輩?」

「あぁ入学式の時に助けてくれた先輩」

「こいつ、何か知ってるかもな」

「そうだな、先輩と関われる行事は年に四回、最初の行事は二ヶ月後の執事会だ」


この学校は同学年以外の生徒との関わりは基本的に禁止、年に四回の行事で先輩に気に入られ先生からの許可があれば関わる事ができる。

先輩に何か聞けばわかるかも知れない、執事会絶対先輩を取る!


でもダンスなんて踊った事ない・・・

次回・・・

二ヶ月後の執事会のためにダンスのレッスンをすることに。

僕!アミコスがね!

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