表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
狐猫と旅する  作者: 風緑
156/166

第156話 聖女の技能取得と狐猫第八の試練?

誤字脱字報告いつも感謝です。

大変、助かっております。


「………」


 最後の言葉に返事を返す事も忘れて私はその場に立ち尽くした。心身に負担が掛かる程度ではない、私の【恩恵ギフト】である【神眼】【光輝】【月光】は兎も角として【神哭眼】【冥光輝】【月光蛾】にはもっと危険な秘密がある。試練の神もホウお姉さまもハクアもきっと真実を知っている。でも教えてはくれない。声を揃えて『使うな』というだけだ。そこにどんな恐ろしい真実があるのか分からない。


 でも――と思った所でピコーン、ピコーンと音が鳴り響き出した。ああ、最後の【技能】習得かと私は目を向ける。何時までもハクアを待たせてはいられない。気持ちを切り替えて【技能】を選ばなければと考える。


『試練の突破おめでとうございます。報酬が授与されます。【位階】が捌になります。【気力】【理力】【霊力】【魔力】【SP】にボーナスが入ります。また以下の中から十六の【技能】をお選びください。【技能】が付与されます』


【状態異常効果上昇】【火炎属性纏】【水流属性纏】【氷雪属性纏】【暴風属性纏】【大地属性纏】【雷鳴属性纏】【深淵属性纏】【神聖属性纏】【超収納】【妨害念波】【念話傍受】【薬合成】【毒合成】【勇気】【浄化】【契約】【遠話】【逃走】【魔力全解放】【潜在能力解放】【空間把握】【高速演算】【連携】【投擲】【狙撃】【号令】【領域】【増幅】【早口】【念動】【無音】【無臭】【操毛】【遊泳】【魔眼】【威圧】【小物狩り】【竜狩り】【龍狩り】【読唇】【影踏】【操心】【炎血眼】【冷哭眼】【身体変化】【精神汚染】【万物結界】【封魔結界】【反射結界】【賽ノ目】【死呼】【反撃】【呼応】【模倣】【再生】【音々】【識者】【錬金】【合成】【織物】【鍛冶】【料理】【地図】【騎乗】【掌握】【穴掘】【解体】【解析】【創造】【融合】【物語】【識別】【過食】【吸収】【消化】【底力】【変換】【富籤】【風水】【式紙】【使役】【軍師】【日輪】【月齢】


 あ、前の【技能】習得時より増えてない。減ってる。この中から十六個…さて、どれを選ぼう?【状態異常効果上昇】はいらないかな?私はその手の攻撃を持ってないから…【属性纏】も〘魔導〙で代用できる。でも【神聖属性纏】だけは取っておこう。これは私の〘魔導〙には無いから必要だと思う。【超収納】はいい加減に取っておこう手持ちの〘魔導袋〙を【神授】で上書きして強化したい。


 【妨害念波】と【念話傍受】ちょっとだけ気になるけど他にもっと必要なモノがある。諦めよう。【薬合成】【毒合成】も同じく。【勇気】と【浄化】⦅死体王花タイタンアルム⦆の一件があるから【浄化】は覚えておこう。あの時もこれがあればもしかしたらメンディー大森林を犠牲にせずに済んだかもしれない。ううん、その時には凄く時間がかかった可能性が高いから結局はダメだったかも知れないけど…。


 【契約】【遠話】【逃走】うん、【遠話】は確定、今まで取らなかったのが問題なくらい。必須な【技能】。【契約】【逃走】はいらない…かな?【魔力全解放】と【潜在能力解放】は最後の機会だ獲得しよう。【空間把握】【高速演算】これも今更ではあるけど必要と思う。続けて【連携】【投擲】【狙撃】【号令】【領域】【増幅】【早口】【念動】【無音】【無臭】【操毛】【遊泳】…うん、中から【無音】【無臭】【念動】を選択する。


 その後も考えに考えて十六個を選び抜いた。私が獲得したのは最終的に――。


 【神聖属性纏】【超収納】【浄化】【遠話】【魔力全解放】【潜在能力解放】【空間把握】【高速演算】【無音】【無臭】【念動】【威圧】【小物狩り】【竜狩り】【龍狩り】【創造】


 ――にした。正直、かなり迷って悩んでしまったけれどこれでいいかな?と思う。


『確認しました。では【神聖属性纏LV1】【超収納LV1】【浄化LV1】【遠話LV1】【魔力全解放LV1】【潜在能力解放LV1】【空間把握LV1】【高速演算LV1】【無音LV1】【無臭LV1】【念動LV1】【威圧LV1】【小物狩りLV1】【竜狩りLV1】【龍狩りLV1】【創造LV1】をお授けします。ご利用ありがとうございました』


 うん、大丈夫。正しいかどうか分からないけれど私の【技能】はこれで全部。同時にステータスを確認した。


【名前】セアラ・シャリス


【種族】帰還死人イーヴィルス・聖女


【年齢】12歳


【位階】捌


【LV】78 → 80


【気力】83714 → 140306


【理力】83714 → 140306


【霊力】119073 → 178711


【魔力】119074 → 178712


【SP】14782 → 32116


【技能】【神杖術】【神杖技】【物理攻撃完全無効】【魔導攻撃完全無効】【状態異常完全無効】【属性完全無効】【真打撃威力最大上昇】【負傷回復速度極限上昇】【体力回復速度極限上昇】【神聖属性纏LV1】【因果律演算】【瞬間完全記憶】【四力限界上昇】【超収納LV1】【遠話LV1】【神隠】【力場操作極】【力場探知極】【一霊四魂】【限界究極突破】【魔力全解放LV1】【潜在能力解放LV1】【五感覚醒】【真勘】【閃光】【無音LV1】【無臭LV1】【念動LV1】【威圧LV1】【一心同体】【不撓不屈】【天翔】【並列存在】【混声合唱】【怒髪衝天】【魔物ノ絶望】【人類ノ絶望】【小物狩りLV1】【大物ノ絶望】【竜狩りLV1】【龍狩りLV1】【思考跳躍】【魂魄分裂】【超反射反応】【空間把握LV1】【高速演算LV1】【因果律補正】【四聖神法】【四界竜力】【神龍力】【神龍結界】【真眼】【視覚領域覚醒】【万寿里眼】【精霊真視】【心理不壊】【絶界】【魔装硬堅】【暗黒神子】【獲得経験値倍化】【獲得SP倍化】【上昇気力倍化】【上昇理力倍化】【上昇霊力倍化】【上昇魔力倍化】【魔導秘奥本】(【無詠唱】【多重詠唱】【魔導究極増幅】【魔導力回復速度極限上昇】【魔力究極集束】【魔導精密操作極】【四大属性威力最大上昇】【複合魔導威力最大上昇】【三重魔導威力最大上昇】【魔導容量増幅】)【星魔】(【火魔導LV10】【火炎魔導LV10】【光魔導LV10】【聖光魔導LV10】【風魔導LV10】【暴風魔導LV10】【空魔導LV10】【次元魔導LV10】【水魔導LV10】【水流魔導LV10】【刻魔導LV10】【時空魔導LV10】【土魔導LV10】【大地魔導LV10】【闇魔導LV10】【深淵魔導LV10】【生命魔導LV10】【雷鳴魔導LV10】【爆裂魔導LV10】【氷雪魔導LV10】【砂塵魔導LV10】【治癒魔導LV10】【白魔導LV10】【黒魔導LV10】【無魔導LV10】【重魔導LV10】【精霊魔導LV10】【召喚魔導LV10】)【魔極】(【降臨】【神癒】【神浄】【神威】【神域】【神授】【神舞】【神罰】【神子】)【杖神】【英雄王】【魔神】【天魔】【鑑定LV10】【看破LV10】【検索LV10】【探知LV10】【創造LV1】【魔性LV4】【精霊融合】【誓ノ紲】


【恩恵】【神哭眼】【冥光輝】【月光蛾】【埋葬】


【装備】【アストラーデの聖杖】(不壊)【天鱗毛のローブ】(自己変化、自己再生、自己進化の能力を持つ)【旅人のマント】【遠話の円環】(遠話LV8)【魔導袋】(収納LV4)【傭兵証ギルドカード】(二級)


 また跳ね上がった。【浄化】は聖女の技能だったらしく【神浄】へ【勇者】と【魔王】はここ暫くの功績か条件を満たして最終進化の【英雄王】と【魔神】へと変わっていた。私を待っている間にハクアが上げたのだろう。これで終わり後は転送されるのを待つだけだ。【埋葬】で色々と隠してから現実世界に戻るのを待った。


『堕ちた【恩恵ギフト】の代償は生易しくない。心せよ、決して使うな忌み子よ』


 もう一度だけ試練の神に言われた言葉が脳内に響く。本当に使うのは許されないんだろう。絶対にダメって分かってる。だけど、そうであったとしても、どうしようもない時には…と考えながら私は試練の間から消え去っていった。


「ミ、ミィミィミミィ、ミィミ」(あ、お帰りなさい、セアラ)

「ワフーン」


 帰ると何故かハクアとナハトが毛玉になって戯れて遊んでいた。何してるんだろう?この子達?そう思いながらもコロコロと転がるその様子があまりに可笑しくて私はそれまでの悩みが吹き飛び、クスクスと笑ってしまう。私を見て不思議そうにキョトンとした表情をさせて顔を見合わせる二匹。それが余計に笑いを誘うけど深夜なので声を上げずに我慢して口を押えて微笑むに留めた。それから――。


「ただいま戻りました。ハクア、ナハト」


 私は笑顔で二匹に挨拶を返す。会ったばかりの時は脅えてばかりだったが、今のハクアは何時も私を笑わせてくれる。この子が一緒に居てくれる限り私の顔から楽しいと嬉しいと微笑みが消える日はないだろう。必ず全て乗り越える。そして目指す目的を果たすのだ。







「ミィミィミィミィミ?」(試練はどうだった?)

「結局、使ってしまいました。やっぱり純粋な実力では勝てなかったです」


 そっかー、やっぱりステータスと技能が無くては私やセアラの実力なんてそんな程度か…。そもそも筋肉とかが全然だからなー。それなりの技術はあっても力が圧倒的に足りないか。セアラがダメだった以上は私も大差なかろう。よっぽど上手く立ち回らないと瞬殺も有り得るな。心して挑むとしよう。取り合えず、続けて私が挑戦する準備だ。セアラが手に入れた【技能】を強化する。


『【神聖属性纏極】になりました。【無限収納】になりました。【神言通】になりました。【魔力極点解放】になりました。【潜在能力解放終極】になりました。【超空間掌握】になりました。【超量子演算】になりました。【無々音殺】になりました。【無零臭烕】になりました。【念心動破】になりました。【神帝覇気】になりました。【小物ノ絶望】になりました。【竜ノ絶望】になりました。【龍ノ絶望】になりました。【小物ノ絶望】【大物ノ絶望】【竜ノ絶望】【龍ノ絶望】が進化、統合【生者ノ絶望】になりました。【万物創造】になりました。』


 取り合えず、一通り終わった。元々、持っていた〘魔導袋〙と〖遠話の円環〗もセアラが【神授】で上書きして強化【無限収納】と【神言通】になった。これで一先ずは何とかなる筈だ。【SP】はお互いに使いあったのでそれ程、消耗していない。疲れているセアラに飲み物を出してゆっくり休ませる。


「ミィミミィミミィミィミィミ?」(相手はどんな感じだった?)

「強かったです。私では攻撃力が足りませんでした。力、技、速度、総合すると全部が負けてしまってました。防御だけがどうにかなってもっていただけです。ホウお姉さまの秘策が無ければ勝てませんでした」

「ミィミミィ」(そうなんだ)


 うーん、想像以上に厳しそう。ずっとステータスと【技能】に頼りきりだったからなー。封印されるとそこまで落ちるか、私もホウ様の秘策頼みになりそうだ。もしかしたらもう使用不能にされてるかもしれないけれどその時はその時だ。だからこそセアラに先を譲った。私は私で何とか突破する方法を考えようと思う。さてどうするか?ま、やってみないと分からないか、もう行動に移るべき時だ。


「ミィミ。ミィミィミィミミミィ」(じゃあ、私も行って来るね)

「はい、気を付けて行ってきてください。ハクア」

「クゥン」


 セアラとナハトに見送られて私も第八の試練を攻略する為にその場を消えていった。


『八度目の試練に挑む者よ。良くぞ来た』


 よう、またちょっとだけ久々だな、自称:神様(仮)よ。数ヶ月ぶりになるのか…いや、本来なら年を跨いでも不思議でないのにたったの三ヶ月前後で上げてきてるからとんでもない速度になるかな?うん、でも目指すのはまだまだ先だからこんな所で足踏みは出来ないぞ。私の目標はあくまでセアラの神化――『亜神デミ・ゴッド』なのだから。


『この間にLVを上げ良くぞ。八度目の試練に挑む決断をした。汝の決意に改めて敬意を表する』


 うん、この辺りの台詞は毎度、同じだな。そろそろ少しは変化をつけようとは思わないんだろうか?しかし、場所は広い闘技場って雰囲気の所か、そういえば私の相手ってどうなるんだろ?魔物って普通は試練を受けられないんだよね?また闇の試練と一緒で私のそっくりさんでも出現させてくるんだろうか?疑問である。まぁ、何が来ても倒すだけだ。奥の手がまだ許されるかどうかが唯一の問題。


『第八の試練、これは汝が真なる純粋な実力、力を計る物である。全てのステータスと【技能】を封印させて貰う。その上で汝と近しいと思われる実力の者を相手として出現させる。それを打ち破って見せるのがこの試練である。我等の授けた力に頼らぬ己の身一つでこの困難を乗り越えて見せるが良い』


 お?言われると同時に力が消えた。自分で封印するのは良くあるが強制的にステータスと【技能】を閉ざされるのはやっぱり上手く言葉に出来ない不安があるな。何時も身を護ってくれてる力が無いというのは恐い。目の前に影が集まっていく。出来上がったのは1メートルと10センチくらいかと思える人型だ。身長から見て5歳児くらいだ。手には刀を握ってる。


 人間基準だと今の私はこの年代なのか、そういえば【擬人化】した際の大きさが同じくらいだったかと思い出す。さて〘魔導袋〙の使用はどうだ?と〖黒牙〗を取り出そうとしてみる。問題なく鞘から抜いて柄を口に出来た。あれ?使えるって事は例の策を行える訳だが…良いのか?と考えるが自称:神様(仮)からは何も言われない。圧し潰してしまって構わない様だ。


『期限は三時間。汝の力が何処まで通じるか見せて貰おう。では試練を乗り越えてみせよ。さすれば汝には更なる力と技能が授けられるであろう。汝に再び光と闇の導きが在らんことを―』


 おっしゃ!やってやるかと〖黒牙〗の刀身を閃かせる。数メートル離れた位置に立っていた影が走り出し私も負けじと駆け出す。そして刃と刃がぶつかった。

狐猫の小話

ステータスの上昇がかなりトンデモナイことに、スキルもこれで覚える物はほぼ終わりです。

まだあんなのやこんなのを習得させたかったと考えながら次は狐猫の順番になります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 位階上げも佳境に迫ってきてる感じですね。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ