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君と子孫を残したい  作者: 丸山ウサギ
一章 シエリーゼ (帰還編)
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一話 クエリ

≪霊子誘因装置起動完了≫

 


≪生命維持装置異常ナシ≫

 


≪素体基礎学習機能に異常アリ、カットオフ≫

 


≪実体化開始。霊子供給源の再起動を実施します≫



 俺は気が付くと、視界のはっきりしない状況でそんな女性の言葉を聞かされていた。

 耳障りがいい柔らかな声だなぁ。

 あれ? 俺は横に寝ていない、座っているのか?

 ここは……。



「ここはどこだッ!」



 座席から飛び起きる。

 しばらくすると視界がはっきりしてきた。

 コックピットシートに座っている自分、目の前には見慣れないスクリーン。

 コックピットと言っても、操作レバーなんかは何もない。

 ひじ掛けに動かない大きな取手が付いているだけだ

 ここはさっき横になった霊子スキャンの装置の中じゃないぞ?

 いったいここは? でも、どこかで見た光景だな……。

 


「ここは、夢の中で見たコックピットの中に似ている気がする……。うわっ、俺、裸だし?!」

 


 俺は一人で喚くが、先の程の声が俺の独り言に答えた。



≪はい、ここは第十五世代型機械生命体”シエリーゼ”の内部にある動力ブロックになります≫

「第十五世代型機械生命体? 動力ブロック?」

 


 やわらかい女性の声に思わず前を手で隠すと、前方の空間に人型の機械が投影され回転を始めた。

 そこにはアニメなどでよく見るロボットのような鋼の巨体が映しだされている。

 機体の色は白を基調に青地が所々ありエメラルドグリーンの輝きが所々に見える。

 スラリとした結構かっこいい機体だ。



 周りには数値やデータが同時に表示されている。知らない文字、知らない数字、知らない表記。

 しかしこれらは俺に様々な情報を与えてくれている。

 どうやらラピスを通して情報が得られているようだ、全然違和感が感じられない。

 知りたいと思う情報は全てすんなり頭の中に入ってくる。

 成人登録をすると、こんなに入力情報がクリアになるのか? ていうかなんで俺ロボの中なんだ?



 頭に入ってくる情報によれば、ここは確かに全長三十メートルの機体”シエリーゼ”の胸部にある動力ブロックのようだ。

 霊子パイロットと呼ばれる俺の存在が、このシエリーゼの動力制御と動作補助、あと外部の索敵などを担うための操縦席だ。

 霊子パイロットは霊子の供給、つまりエネルギープラントの役割も果たしているらしい。

 ふむ、霊子ってそんなことできるのか?

 またシエリーゼはメインパイロットと霊子パイロットの二人一組で操作するらしい。



≪投影されているのがシエリーゼとなります。現在シエリーゼは、自立活動を喪失しており予備動力にて起動しています≫



 音声と共に、目の前のホログラフの人型は左腕、左足、頭部が惨く損傷した状態となっていく。

 胴体もあちこち歪んでいる状態だ。



≪現在、霊子パイロットの再起動により次元寄生体の出現予兆が発生しました≫

「いや、ちょっとまだ全然理解が追い付いてないんだ。待ってくれないか……」



 当たり前だ、俺はさっきまで霊子スキャニングを受けていたはず。

 それが今は夢の中で見たコックピットの中だ。

 霊子スキャニングの後は、胸のラピスの調整が行わるはずなんだけど……。

 ふと、自分の胸のラピスを見てみると、ラピスがやたらデカイ。

 見覚えのある小指の先ほどの大きさではなく、色は青色でそのままだが長さ五センチ幅三センチ程の円形で平べったい形状のラピスが胸骨付近に張り付いている。

 ついでにその下に見える俺のナニもかなりデカイ。

 


「これ俺の体じゃないよな?」



 ラピスはともかく見慣れない立派な息子を見て、これは自分ではない事を直感的に確信する。

 顔をなでてみると、手の感覚からはいつもの自分の顔ではないように感じられた。

 自分の顔が見てみたいと心の中で思うと、目の前に別のホログラフが映し出される。

 顔と顔を触っている手の映像だ。

 手を動かすとホログラフの手も動く。こいつはいったいどうなっているんだ?

 俺の顔が映し出されているんだよな……。

 顔は、同年代かちょっと上くらいだな。結構二枚目なのか?

 う~ん、でもどこか俺の面影がある。



≪警告、霊子パイロットの意識、及び記憶に異常を確認≫

「今度は何事だよ!」



 ラピスを中心に全身に軽いしびれを感じた。



「ひぇっ!」



 音声が再度流れる。



≪調査終了。現在の霊子パイロットは、同一の霊子情報領域を持つ異性体である可能性あり≫

「え、俺やばいのか? 声の主に何かされる事は無いと思うけど。ちゃんと説明してもらえるのかな? あと俺デリケートだから着るものが貰えると嬉しいんだけど」

≪異性体の為、パイロットの適正に問題ナシ。回答可能な質問に関して返答します≫



 軽口で話しかけてみると意外に素直な返答が帰ってきてホッとする。



「とりあえずありがとう。それで……、ええとまずは……」



『キィーン』



 耳鳴りか? とりあえず今の場所だよな。



「この場所はどこかな?」

≪視覚情報に外部モニターの画像を接続します。これが外部の状況となります≫



 周囲が暗くなり、宇宙空間が見える。まるで座席に座った自分が宇宙に浮いているかのようだ。


 

「こりゃいったい、ここは宇宙なのか? それに、あれは太陽? 違うな太陽が三つもある」

≪ここは、エネシアス星系です。見えるのはK型主系列星エネシアス、二つの赤色矮星は衛星のヒュアキアとダーネーです≫

「太陽系じゃない?! 今俺は、俺の乗ってるシエリーゼっていうのはどうなってるんだ?」

≪はい、現在は予備動力にて起動中です。また機能をほぼ喪失しています。現在はハピタブルゾーン外周をアステロイド群と共に漂流してる状態となります≫

「俺泳ぎとか得意じゃないんだよ。宇宙とかマジ泳げないって、え~と、それで助けは来るの?」

 


 軽口をたたいてみるが、ツッコミとかはしてくれるのかね。



≪はい、信号は定期的に発信しています。現在の状況になってから八千年は応答がありません≫

「まじかよ! 八千年! 今西暦いくつなんだよ?」

≪はい、現在は西暦換算で二万三千五百七十一年となります≫

「逆に俺がどっから突っ込んでいいか分からないな……はぁ、次の質問だ」


 

 要するに救援が来れないってことだよな。シエリーゼが大破(こんな姿)なら事故か戦闘とかが原因なんだろう。

 う~ん。聞きたい事は山ほどあるが一つ一つ追及していてはキリがないような気がしてきた……

 もう少し整理して、本題に近い部分を聞かねば。



『キィーン』

 


 なんだ? また耳鳴りか?

 とりあえず今の情報源はこの女性の声だ、相手の事を知らないといけないよな。



「よ~し、次に君の素敵な名前と職業を教えてくれないかな? あと、顔とか見せてもらえるとうれしいな~?」

≪はい、私の名は”クエリ偏向型共有存在”です。担当は霊子パイロット”オフス”のサポートとなります。現在はメインサーバにアクセスできない為、クラシックモードで起動しています。顔は情報存在の為、私自身では設定および公開はできません≫



 俺はおどけて、身振り手振りを交えて話してみる。



「顔が非公開とか! すごいやる気が出てきたよ! 俺、秘密のベールを解くの大好き!」

≪質問の意図が不明です。容姿に関する定義は存在しません≫



 う~ん、ノリが悪いな~。



「ま~、言ってみただけだよ。もしかしてはぐらかされた? 結構かわいい声だからさ。ま~、とりあえずクエリちゃんでいいのかな? 偏向型共有存在? よくわからないけど、アシストAIみたいなものかな? 俺、第二世代型量子コンピュターくらいしか触ったことなんだよね。とりあえずオフスっていうのはこの体の持ち主の名前なの?」

≪はい、過去にオフスであった肉体となります。ただし現在はミクニハジメにて登録されています。≫

「俺がわかるのか!?」

≪はい、先ほどの霊子スキャンの結果から霊子の情報領域に記録が残っています。次に先の残りの質問の回答ですが、量子コンピュタに例えるなら第十八世代型相当となります。またクラシックモードで動作している関係上、アシストAIの認識で問題ありません≫

「というか十八世代とか? ここ未来なのかよ! う~ん、いろいろごちゃごちゃしてきたな」



 霊子スキャンてあんなに簡単にできるものなのか?

 いろいろと問題が複雑になってきたな。こういう時よく父さんによく言われたな、一つの質問に一つで答えろって。

 混乱してるのは俺なんだから、少し自分の頭の中をまとめてみるか。



「あ~俺の質問の仕方が悪かった、面倒だけど質問を一つづつにするよ」



「さっき出てきた、霊子の情報領域って? なに?」

≪はい、”霊子の塊”である”魂”は多元的にかつ普遍に存在し、その一角を生命体の意識として発現します。今回はミクニハジメの意識から霊子をスキャニングで追跡しそれがオフスの魂とつながっていることを確認しました。確認できた情報の集合体を霊子の情報領域と呼びます≫



 簡単に考えていたけどこれはかなり難しそうだ、避けて通れないなら理解するしかないんだけども。さっきの説明だと何が何だか分からん。



「ごめん! 全然さっぱりわからない! もっと簡単に、すごく簡単に! もう一度説明お願い!」

≪はい、魂は多面体サイコロの形をしていると理解してください。また、一つの面がミクニハジメの存在、一つの面がオフスの存在とお考え下さい≫

「サイコロが魂で、どこかの面に俺とオフスの顔が描かれている、と」

≪はい、イメージは一致しています。どの様なサイコロも中心は微小な”点”となります。その”点”がすべての面を兼ね備えている場所と仮定した場合、私は”点”に触れることですべての面に触れ、どの面に何が書かれているかその情報を引き出すことができます。その”点”は魂に関して多くの情報が得られる領域と考えて下さい≫

「なんとなくわかった、特に最後の部分だけは良くわかったよ」



 よし、それじゃ一番聞きたかった質問だ。



『キィーン』



 あ~、また耳鳴りだ。何か定期的に起こってるよな。



「それじゃあ、今ここに、俺。ミクニハジメが存在している理由わけは?」



 これが重要だ、この回答にこれからの全部がかかってる。



≪はい、パイロット両名の喪失によりシエリーゼはすべてのシステムがダウンしていました。この救援が望めない現状に対して、安全圏までを自力で航行する必要が発生しています≫

「ふむ俺がエネルギー源で移動に必要だったってわけか」

≪はい、霊子パイロットは霊子の供給を担当する存在であり、これを蘇生させることが航行に向けての第一の目的でありました≫

「でも、元のパイロットのオフスではなく、俺として蘇生された?」

≪はい、それに関しては一つの要因と二つの仮定が想定されます≫

「要因ってのはなんなんだい?」

≪要因は蘇生段階です。死亡の際、蘇生がメインサーバを経由しない簡易的な物だったため、魂の誘因時に問題があったと考えられます≫

「それじゃ俺は、オフスの蘇生に失敗して呼び出されたの? えっと、さっきのサイコロ理論でオフスではなく俺が出たって事?」

≪はい、イメージとしては一致しています。本来はメインサーバと同期する事により極わずかな誤差を修正し、蘇生する意識は固定化される予定でした≫

「そして、俺が出てきてしまったって事か。というかそれが原因じゃない?」

≪はい、結果だけ見ればそのようになります≫

「よく言うね。まぁ、とりあえず残りの二つの仮定を聞かせてもらえる?」

≪仮定の一つ目ですがミクニハジメの魂が何らかの霊子的な衝撃を受け、肉体から乖離したと考えられます≫

「乖離? それじゃ俺死んでるの? なぜだ……?」



 考えられるのは霊子スキャンだ。事前に飲んだ薬の可能性もあるかもしれないな。



≪仮定の二つ目ですがミクニハジメの魂、もしくはその情報領域が、何らかの目的を強くイメージしていた可能性があります。それが現状にマッチングしていたと推測されます≫

「ん~? あ~、それはなんとなく思い出せる。何か目的は強く思い描いていた」



 あの時はハーレムだ、女の子だ! とか思い描いていたような? でも、なんか恥ずかしくてそれは言えないぞ。



≪それは、ミクニハジメ自身が今この現在に存在したいと願ったとも言えます≫

「マジで?! 俺のせいなの?」



 まさかハーレムが待っているのか? まぁ、あとで聞いてみるか。

 とりあえずだ、定番を聞いてみよう。



『キィーン』



 うっ、耳鳴りだ。これも何かオフスの体の特徴なのかもしれない。後で聞いてみるとして、まずは……。



「俺って元の……というか過去の俺がいた世界に帰れるの?」

≪いいえ、難しいと推測されます。”現在”のミクニハジメを現在より消去することは可能です。ですが”過去”の世界のミクニハジメは既に死亡もしくはそれに近い状態であると推定されます。繰り返しになりますが元の世界にて覚醒する可能性は限りなく低いと推測されます≫



 俺は苛立っていた、自分でもそれが分かるほど震えていた。



「だけどさ~、それ、どうやってそれを推定とか推測できるの? 例えばさっきの説明にあったサイコロの目のように元の俺は生きていて普通に生活していて、それで俺の意識もこっちに存在するとか、そんな可能性はないのかよ!?」

≪魂が保有する記憶は、時系列にて保有されます。過去の世界での記憶が途切れた段階で、その”世界”の肉体には魂は存在しておりません。また、サイコロの目理論にて、他の面の違う同位存在のミクニハジメがこの場所に誘因される可能性もありますが、その確率は霊子誘因定数である五十五万分の一となります≫



「なんてことだよ。元に戻れる確率が五十五万分の一だと……」



 マジかよ、今朝笑顔で送り出してくれた家族。母さんに台風が来るから早く帰って来いって言われてたのに……。



≪霊子誘因定数から導き出される定数です。実際には他の要因も重なるのでさらに低くなる見通……≫

「うるさいな! 元の俺はもう死んでいて、俺の望む現状がここにあるってことか? こんな宇宙で? ふざけるなよ!」

≪はい、望む現状がマッチングしていたと仮定しますと……≫

「なんだよ! 仮定ってさ!」



 さっきから聞いていれば、無い可能性ばっかり。もう少しできることがあってもいいじゃないか。

 成人前日の夜と同じだよな、思うようにならない。



≪仮定や推測は行動の指針となります。仮定や推測ができない場合、暫定的な対策もまた不可能となります≫

  


 蘇生に失敗したお前がそれを言うのかよ!

 だけどくそ、正論だよな。それだけに尚更イライラしてくる。

 あーちきしょう、アシストAIに何イライラしてるんだよ俺。



「それはプログラムとかされた誰かとかの言葉なのか?」

≪はい、それは前パイロット、オフスの言葉です。オフスはこうも言っていました≫

「なんだよ」

≪それは”俺”の自己満足なのだと、困難の中にこそチャンスはあるのだと、それが出来ないクエリは悲惨であると≫



 オフス……か、この体の前パイロット。俺がここにいるってことは、こいつは死んじまったって事なんだよな。

 はぁ、こいつにもやりたい事とかあったんだろうな。”仮定や推測は行動の指針となる”、”困難の中にこそチャンスはある”か。

 考えながら、自分オフスの顔を撫でてみる。

 はぁ~、まだまだ問題は山積みだし、イライラしていても始まらないか。しゃ~ない、気持ちを切り替えよう。

 こういう時は父さん言ってたよな、いつでも強い意志を持てって。



「クエリ、俺、前のパイロットオフスの事とか考えていなかったよ。悪かったな」

≪はい、クエリに感情はありません≫



 くっ、なんかホントに気に障ってなさそうだな。なんかむかつく、いやまて俺、冷静になれよ?

 仕方ない、ハーレムの件でも聞いてみるか、何か分かるかもしれない。

 恥ずかしがっても、俺は宇宙空間に一人きりなんだ。



「よし、できれば話の途中だった”望む現状のマッチング”について確認したいんだけど、……いいか?」

≪はい、質問をどうぞ≫

「俺、恥ずかしい話なんだけど、意識を手放す前には女の子に囲まれていちゃいちゃしたり、ウハウハな光景を想像していたんだぜ? ほんとにこんな現状で実現できそうなの?」

≪微小な可能性として存在し得ます。クエリ偏向型共有存在は、担当霊子パイロットの健全な生殖活動をサポート致します≫

「マジかよ! そんな直球で大丈夫なの? いろいろとヤバくない? それってHエッチな事し放題だって事だよな? よし決定! 俺、霊子パイロットとかよくわからないけどやるよ?! 頑張っちゃうよ!?」


 

 ちょっとだけ、今自分が置かれている現状に対して希望が見えた気がするな。

 ただクエリのサポートは何だかわからないんだけど。


 

「でも、どうしてそんなサポート……」



 俺が言い終わる前にコックピット内に警報が鳴り響く。



≪警告、次元寄生体の出現ポイントが確定しました。約百三十秒後に具現化します≫




 え、何? 敵? あ、シエリーゼが壊れてるのは何かと戦ったからか。事故じゃなくて?

 こんな壊れてて大丈夫なのか? 考えがまとまらん! マジかよ。せっかくハーレムの予定の前段階の空想まで準備できてるのにさっ!



「何それ、敵?!」

≪はい、次元間に寄生する敵性存在です。純粋な霊子エネルギーに過度に反応する性質を持っています≫

「クエリ、何とかなるのか?!」

 

 

 シエリーゼのすぐ側の空間がぐにゃりと歪む光景を見て、俺は恐ろしさのあまりシートに身を沈めたのだった。


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