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君と子孫を残したい  作者: 丸山ウサギ
第四章 バグザード(ナウム動乱:後編)
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閑話 第三回嫁会議(次の日の朝の大反省会編)

 神異騎士団の襲撃から私たちは事後処理に追われていたけど、なんとか仮眠という名目で懐かしの我が家に帰ってきていた。

 絶対に秘密だけど”私”はオーヴェズの中で実はぐっすり寝てたから、実はみんなみたいにそんなに眠くはないんだよね。

 あんな状況で寝れるなんて、私こういう事に慣れてきちゃったのかも。

 普段とは違う緊張の連続で、何度ももうダメだ! って思っていたけど、家でみんなの顔を見ていると自分の心にも落ち着きが戻ってきた。

 夜も白み始めている。もう疲れちゃったよ……。



 二階のオフスの部屋から、みなのワイワイとした声が聞こえてくる。

 他のみんなはオフスの部屋で昨日の反省会中だ。

 オフスがマナフォドリーから急いで帰ってきたことを喜んでるみたい。

 リノちゃんも一緒だ。どうやらリノちゃんの屋敷は壊れちゃったらしい。

 それと怪我をしてたみたいだけど、魔術ガルでほとんど治しちゃったみたい。すごいよね。

 私はみんなのために、お茶を入れようと一階の台所で奮闘中なのだ!



「アイリュさん~? ずいぶん経ちますけど。お茶の入れ方わかりますの~?」

「マイシャさん平気ですよ~。任せてください!」



 よし! まずお茶を入れるなら、お湯をちゃんと沸かさないね。

 オフスだって前に褒めてくれたんだから、きっとみんなもおいしいって言ってくれるはず!



 準備をしていると、なにやら二階から楽しそうな会話が聞こえてくる。



「ん。オフス起きないね」

「クエリさんのお話ですと、あと五時間くらいで目が覚めるのかしら?」

『はい、その通りとなります』

「まぁ急性ロウフォドリー中毒じゃからのう……」



 オフスったら、リノちゃんとキスして倒れちゃったらしいの。

 急性ロウフォドリー中毒ってなんだかちょっと怖そうな名前よね。

 ……お茶の葉はこんな感じかな? 少し多い気もするけどオフスに褒められた分量だから大丈夫のはず!

 そんな事をしていると二階からまたみんなの声が聞こえてくる。



「まぁ! オフスのオフスが凄いことになっていますわッ!」

「ん。ほんとだ」

「急性ロウフォドリー中毒じゃから仕方ないじゃろう……。わしらの毒はそう言う毒じゃからな」

「これって普通ですの?! ちょっと怖いのですけれど」

「まぁ、……ロウフォドリー的には普通じゃないかのぅ」

「ん。かわいい」

「ムリッ! ムリッ!!! 絶ッ対おかしいですわッ!」

「免疫なさすぎじゃのぅ」



 二階から聞こえてくる声は、わいわいしてて、なんだか楽しそうな会話よね。

 私も早く混ざりたいな~。

 ……あ、お湯が沸いたわ! 冷めないうちに熱湯を注がないと!



「ん。オフスの顔、真っ赤。大丈夫?」

『はい、死にはしません』

「クエリさんがおっしゃるなら、安心ですわね」

「顔が真っ赤で、爪から透ける肌が紫色じゃ、典型的なロウフォドリー中毒じゃな。クエリ殿。オフスは大丈夫だと言っておったが、何故中毒になるんじゃ?」

『はい、現在サンプルが未取得状態です。ロウフォドリーの女性が持つ特殊なナノマシンを、オフスの体に取り込む必要があります。今後中毒を起こさない為には何回かの粘膜的な接触が必要と試算されます』

「あッ! リノちゃんが、想像して倒れたよ」

「大丈夫ですの?! リノちゃん! 免疫なさすぎですわ!」

「ち、ちがうのじゃ。単に貧血なのじゃ……」



 何の事なのかな? でもリノちゃんが倒れたなら早くいかないと!

 リノちゃんはまだ怪我人だし、何かあったに違いない!

 ……お茶を蒸らす時間はこのくらいでいいのかな? ちゃんと熱湯がお茶の葉で真っ黒になってる。良く葉っぱから出汁が出てるみたい!



 私は出来上がったティーセットを持って、二階のオフスの部屋に入っていく。


 

「みんなおまたせー!」

「ん。オフスのオフスが元に戻った」

「流石ですわアイリュさん……」

「瞬間的じゃったのう……」



 皆は私じゃなくてオフスをじっと見ていた。オフスに変わった所は無いし、リノちゃんも顔がちょっと青いけど平気みたい。よかったー。

 私もなんか褒められていい気分!



「えへへ~。それほどでも? ないかな? それよりも反省会を先に進めましょ?」

「うむ、そうじゃな」

「ん」

「そうですわね」



 皆は私の為に場所をあけると、円陣になりリラックスした姿でカーペットに座る。

 オフスは眉間にシワを寄せ、汗を一杯かきながらスヤスヤ眠っている。

 うふふ。寝顔も全部素敵よね。

 私はティーカップにお茶を注ぎながらみんなに質問する。



「それにしても、大勢で攻めてくるなんて……。騎士リダリなら偶像騎士シエイゼで決着つければいいのに」

「どの国もヒューマンとの戦争を経験し、騎士団以外にも、大規模な軍組織を持つようになったのじゃよ。それにフォーナスタの偶像騎士シエイゼ偶像巨人スウィッグじゃった。嘆かわしい事じゃな」



 高潔な志を持たない人でも扱える偶像巨人スウィッグなら、そう言う事も出来るのかも。

 お兄ちゃんから聞いていたフォーナスタの騎士団て、もっと正々堂々としてたと思ったんだけどな。

 なんだかすごく悲しい。



「でもちゃんとした重偶像騎士シーエイゼも参戦していたんでしょう? 止められなかったのかな?」

「忠誠を誓った君主の命に従うのなら、それには重偶像騎士シーエイゼも順じますわ」

「神異騎士団はフォーナスタ王直轄じゃからなぁ。むしろ他の騎士団が出てこない所に裏があるのじゃろう」

「そっか……」



 みんなを巻き込む戦いは良くない事だと思う。

 その為に無名の騎士(オーフェント)とか騎士リダリが自分で戦わなくちゃいけないんだと思う。

 私ならみんなを止めていたと思う。こんな戦いは良くない事だよって。

 もしかしたら、私が魔法陣の破壊に行かなければ違う未来があったのかな……。

 でも、私はみんなを納得させられるほど強くないし……。

 いまさら考えてもダメダメ! 気持ちを切り替えていかないとね!



「あれから神異騎士団はどうなったの? マイシャさん」

「結構ややこしい状態ですわ。偶像騎士シエイゼ部隊は壊滅しましたが歩兵戦力は散り散り撤退いたしました。戦力を再編成してまた攻めてくる可能性もありますわね」

「追撃するにも、守るにも、まずナウムをまとめんといかんのじゃ。そこはどうするんじゃ?」

「今、生徒会が議事堂に立てこもった理事会メンバーを説得していますわ。応じなければ今日の正午には武装風紀を突入させる予定です……」



 皆にカップを渡しながら考えてみる。

 ネーマさんが理事会の議長なんだよね。

 ネーマさんは偉そうにしてたけど、リーヴィルちゃんは前に、『マイシャさんを誰よりも心配しているのはネーマさんだ』って言ってたような気がする。

 うーん、何事も無ければいいんだけど。



「そう言えばトートっていうあの変な男はいたの? あの人もたしか元神異騎士団なんだよね」

「いませんでしたわ。本国に戻っている様子もありません。思想はありませんが実力はある男です、警戒は必要ですわね」



 今回トートがいなくてホントに良かったと思う。

 あの人めちゃめちゃ怖いし強いからなー。

 リノちゃんがお茶菓子を口に運びながら尋ねる。



「ネーマ殿の飼ってる冒険者ギルドの連中はどうじゃ?」

「様子見しておりますわね。彼らは報酬以上の忠誠心は持っていませんし。一応彼らの印象操作や封じ込めの為、ネーマ姉さまにナウムに対する反逆行為の疑いを、……かけて、あります」



 マイシャさん辛そう。

 そうよね、こんな時こそ私も手伝わなきゃ!



「マイシャさん! 私もネーマさんを説得するわ、そしたら皆仲良くできるよね!」

「ええ、アイリュさんありがとう。お願いいたしますわ」



 配られたティーカップに皆揃って口を付ける。

 皆渋い顔。私の顔もそんな感じかも、ちょっとお茶が苦すぎたかな~。

 でも、マイシャさんは笑ってくれる。



「このくらいのお茶の方が、眠気が飛んでいい感じですわ。ありがとうアイリュさん。私ももう少し頑張りませんとね。早ければ明日にもヴァンシュレンの正規軍が来ますから準備を致しませんと」

「やはり、ヴァンシュレンとフォーナスタの問題じゃよなぁ。どの騎士団が来るんじゃ? やはり一番近い西方軍の暁の騎士団か?」

「暁の騎士団は国境付近で壊滅させられたらしいですわ、再編戦中らしいです。来るのは首都オールゲンを守る近衛ですわ。ガルラド将軍の赤竜騎士団ですわね」

「ガルラドさんが来るんですか?!」



 思わず大声をあげてしまった。慌てて口元を抑える。いけないオフスが起きちゃう!

 オフスを見るとまだすやすやと寝ている。

 前の時は大声出して皆に後で怒られちゃった。

 今回は反省したから、今度は静かにしないとね。私だって指摘されれば成長するんだから!



「アイリュさんはガルラド将軍を知っているんですの?」

「あ、あはは。私だけじゃなくオフスもリーヴィルも知ってるよ?」

「ん。しってる」

「おぉ、気難しい将軍じゃが。まぁオフスの知り合いなら問題ないじゃろう」



 うれしそうに尻尾をブンブンと振り回すリノちゃん。

 もうリノちゃんたら……。オフス大好き! って感じがにじみ出てて、私も恥ずかしくなっちゃいそう。

 ちょっと前までの理性的な様子のかけらもないよね!



「そう言えばリノちゃん、バグザードとグゥちゃんはどうしたの?」

「グゥちゃんは、リーヴィルの部屋でマルちゃんと一緒に寝ておるよ。バグザードは軍の駐騎場に運んだがしばらく使い物にならんじゃろうな」



 学生騎士が使う駐騎場は被害が大きいので、リノちゃんが軍の人に頼んでバグザードとヒェクナー、オーヴェズ、それにデュラハンは軍設備の方へ移動しておいたのだ。



「でも倒れる前のオフスの話だと『すぐに直せる』と言っておりませんでしたか?」

「うん! きっとオフスの言う事だから大丈夫にしちゃうよ!」

「うむ、そうじゃな!」



 ああ、腕組みをするリノちゃんの表情がダメな子の表情になってる。

 ああなっちゃうと、もう末期なのよね。私も気を付けなきゃ。

 でも、オフスの事だからしょうがないよね、えへへ。



 するとマイシャさんは何かに気が付いたようだ。



「あら、リーヴィルさん寝ちゃってるのかしら?」



 白目を剥いてうつらうつらとするリーヴィルちゃん。



「ん。起きてる」



 マイシャさんに声をかけられ、リーヴィルちゃんは少し復活したようだ。

 リーヴィルちゃんも空から皆に敵の状況を教えてくれたり、オーヴェズと一緒に魔法陣を壊すポイントを教えてくれたりして大活躍だったからね。

 まだ起きてなきゃダメだけど、もう少ししたらゆっくり休んでほしいな。



「ん。リノちゃん。その首輪、オフスから。もらったの?」

「首輪ではないわい、首飾りじゃよ。ようやく貰ったのじゃ!」



 首飾りを見えるように出すと自慢気に胸を張るリノちゃん。

 背はすごく小さいのに、胸だけは大きいよね。すごく揺れてるし……。

 しかも、五百歳なのに日焼してないぷにぷにのきれいな肌でフワフワな髪の毛とか、いろいろ武器を持ってる感じがしてなんだか悔しすぎるわ~。

 そんなリノちゃんは首飾りを外すと大きく手を広げ見せてくる。



「すごいのじゃ! 金剛石ダイヤモンドじゃぞ」

「まぁ。凄いですわね。でもこの金剛石ダイヤモンドどこで手に入れたのかしら」

「オフスは自分で作ったと言っておったぞ?」

「ちょっと待ってくださいません? 作れるんですの? オフスが? これ親指くらいの大きさがありますわよ? それに、これ魔化されていません?」

「うむ、霊化術師の神髄は”魔化”じゃ。これは首飾りも含め物質的、霊的に触れられる二面性を持っておる。流石に神の使者じゃな」

「国宝級ですわ……」



 マイシャさんはゴクリと生唾を呑む。

 リノちゃんの首飾りの宝石は透明ですっごくキラキラ輝いてる。

 河原遊びしていてもあんなに大きくて綺麗な石は拾ったことないな~。ちょっとうらやましい。

 


「オフスは、霊化術師なんじゃが『えーてるけいせいき』で『げんし』というのを組み替えられるんだそうじゃ、『ぶっしつ』があれば拳大くらいまでは何でもできると言っておったぞ?」

「それじゃあ、拳大の金剛石ダイヤモンドも作れると言う事なんですの……」

「そう言う事なんじゃろうなぁ、そうすれば金の心配をせんで済んだかもしれんのぅ」

「そうですわね……。でも、出所が怪しまれれば、私たちの立場が危うくなっていた可能性もありますわね」

「ネーマ殿に足元をすくわれたわしらには、オフスの力は過ぎたモノなのかもしれんな。それに不安が広がっている今、宝石市場から捻出できる金額などたかがしれておるじゃろう」



 じゃあオフスは私たちの身の安全も考えてくれてたのかも!



「そこまで考えていたのかしら?」

「ん。オフス。いつも女の子と偶像騎士シエイゼの事しか考えてないよ?」



 ん~、そうよね。リーヴィルちゃんの言う通り、それしか考えてなさそう。



「オフスらしいのじゃな。こ奴にとっては、庭石とこぶし大のダイヤは同じ価値なのかも知れん」



 そう言いながらも、両手で首飾りを抱きしめ身もだえするリノちゃん。



「しかし、この首飾りには、わしへの気持ちがこもっておるのじゃ~」



 そのセリフを聞いて私とマイシャさんはあきれ顔をする。

 リーヴィルちゃんはまた寝ちゃったみたい、可哀そうだから起こさないけど白目はやめた方がいいかな?

 そういえばみんな、オフスから何かしら貰ってるよね。私は”証”も貰ったしオーヴェズとも一緒にいられる。

 いい事ばっかり!

 でも、そんな幸せとは裏腹に何となく不安になった事を口に出してみる。



「ねぇ、今後って、どうすればいいのかな?」

「う~ん、周り中敵だらけじゃ、今日を生き抜いても、明日はわからんぞ?」

「敵? そうなのかなぁ、なんとなくネーマさんと仲良くなれば解決しそうなんだけど」



 マイシャさんは難しい顔をして考え込んでいる。

 ネーマさんは一応この街の一番偉い人で、責任ある立場で、マイシャさんのお姉さんで、それでもやっぱり今の状況を作り出しちゃったのはネーマさんなのだ。

 マイシャさんが難しい顔をするのも分かっちゃう気がするな。

 リノちゃんは隣にいるリーヴィルちゃんの背中をバシンと叩いて起こした。



「あん!」

「ほれリーヴィル寝とらんで何か言うてみるのじゃ!」


 

 あ、さっきの『あん!』可愛い声だった。

 リーヴィルちゃんの尻尾がピコピコと動く。



「こういう時こそ賢人の一族と言われたジケロスの出番じゃぞ?」



 リーヴィルちゃんは私たち一人一人の顔を見る。

 きっと凄い事を言うに違いない、リーヴィルちゃんは時々的を得たようなことを言うのだ。

 そして少し考えこむと、小さく呟いた。



「ん。……何かを待つより、行動しなきゃダメだよ。……与えられたものは、勝ち取った人のほんの少しの残り物なんだ」



 そう言うと、服をするりと脱いで下着姿になりオフスのベットに潜り込もうとする。ちょっと! リーヴィルちゃん!

 何それ! ちょっといい事言った気がしたんだけど、そういう行動なワケ?!

 皆で下着姿になると我先にとベッドに群がり、五人でベッドはぎゅうぎゅう詰めになってしまった。

 狭いけど、オフスの香りと自分の香りが混じってたまらない感覚が込み上げてくる。

 皆でぎゅうぎゅうの感触を楽しんでいると、ふと思い出したようにリノちゃんが私に質問してきた。 



「そういえばアイリュや、ウェブレイはどうしたのじゃ?」

「マナフォドリーへ帰ったわ、なんでも女王が呼んでるって言ってたよ?」

「ふむ、女王も息災であればよいのじゃがな、あとでオフスに聞いてみるかのぅ」



 ウェブレイで帰ってきた時、オーヴェズに熱狂している人たちを見ていて正直ちょっと怖くなっちゃた。みんな不安なんだと思う。



 オフスの寝顔を眺めてみる。

 きっと私は、マイシャさんの館で襲われた時の経験が無ければ、今でも震えていたのかもしれない。

 やっぱり少しだけ、こういう事に慣れちゃって来ているのかもしれないな……。

 オーヴェズも世の中にはもっと理不尽なことがあるって、教えてくれている。

 でもそんな怖がりな私をオーヴェズは励ましてくれるし、オフスも側にいて気にかけてくれる。

 そう思うと勇気が湧いてくるな。うん、何でもできちゃうようになっちゃったのかもしれない。

 よし! 勇気いっぱいだよ!

 だから見守っていてね、オフス。


2022/6/13 誤字報告をいただき、修正させていただきました。ありがとうございます。

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