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続きです。
「うぇぇぇぇ、吐くぅぅぅぅ。」
「おい、エマっ!ちょい待て!!リリアーナ、バケツか何かもってこいっ!ええっと、ウィルは氷だ!!俺は………ええっと、、、隣で寄り添ってればいいのか?看病ってそうだよな???」
「ハリー、それはただの邪魔と言うのですよ。少し声をかけて、部屋から出てください。」
邪魔でしかない発言したハリトンにウィリアムの一撃。でも、最初の言葉は聞こえてなかったようだ。
「よしっ、声をかければいいのだな!任せろ。」
倒れてるエマに近づく。
「おい、エマ。何、熱なんて出しているんだ。そんなにお前は軟弱なのか。早く治せ。はぁ、迷惑をかけるんじゃない。
(迷惑じゃないのに口がぁぁぁぁぁ)」
エマからの返事がない…。
倒れてそのまま意識を失ってしまったようだ。
「エマっ?えっ?エマ?エマ、エマ、エマ、エマ、
エマァァァァァァァァア!!!!」
慌てまくるハリトン。
「ウィルゥゥ!エマが死ぬぅぅぅぅ!!!
死んじゃうぅぅぅぅぅ!!エマが死ぬなら俺も死ぬぅぅぅぅぅ!」
「お医者様を連れてまいります。ウィル、ハリトン様にもお医者様を連れてきますか?精神科ですかね。」
読んでいただきありがとうございまっす!
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