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一滴の波紋【原文】・1巻の1  作者: 藤田幸人(ペンネーム)
23/41

ある日の日記・23

23



僕の前に姿を現すことが出来ないというのだったら、それも仕方のないことである。


しかし、もうとても離ればなれに暮らせはしない。


もし本当に、ここに来ているのだったら、ここに居ても良いような許可でももらってしているのだろうか?。


それならかまわないと思うが‥


しかし、このように君達がそばに居てくれているという思いがあるだけでも、前のような一人ぼっちでの寂しさが癒される。


出来ることなら、このままづっとこのような生活を続けていくことが出来たら、幸せなことだと思うが‥


しかし、自分の方の一方的な思いだけなので、時には本当に妄想ではないのか?気が狂っているのではないかと疑う時がある。


前に、高瀬さんに言伝(ことづて)したように、君も住所を知っているのだから、手紙にでも書いてその事の少しでもハッキリさせてもらいたいと思う。


そして、これが本当に妄想ではなく、現実の事であるとすれば、もう何もあえて自分の前に姿を現さなくともこれで結構楽しいし


気が狂っていないということが証明されたら、何も今までやってきたことを、今やっていることを、やめる必要はないと思う。


これからも、このように文面で君達と語り合っていくのも楽しみの一つになって、この空しさも和らいでくれるものと思う。


しかし、こうしていて心苦しいことは、何でもかんでもみさかいなく人に言いふらして、自分の方が人前に出るのが恥ずかしくなるようなことはしてもらいたくないということだ!。


これまでのことは仕方のないことだと思っている。


しかし、これからはそのようなことを少しでも気遣って、出来るだけ僕の立場を悪くするようなことはしないでほしい。


本当にもう俺の苦しみ、悲しみは構わなくていい。


そうなっても、俺にはそれを克服するだけの抵抗力というものを持ち合わせているから。


とにかくダメであっても、前述のような関係に発展していくことになろうとも、事をハッキリさせたい。


それだけ済めば、本当に自分の心は晴れ晴れとなる!。


だからもうじかにあって話す気がなければ、手紙ででも良い


事のしだいを伝えてくれ!!。


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

君は、また言わないと言う。何にもしないで、このままにしておくという。


しかし確かにこのような生活をしていることは楽しいし張り合いがある。


しかしこれも、このことがすべて妄想ではなく、現実のことだという事を肯定していればこそであって


もしこれがまったくのウソで、またそのように迷って、これを続けていくことには耐えられない。


君の口から、このことが本当だということを聞けば、何もこのようなことをしていくことには苦しくはない。


それがハッキリしない間は、やはり君が望んでいるように、このように(ふみ)を書いていかなければならないと思う。


これをすることは、別に苦にはならないことであるが、やはり……


やはり!! これが本当だということだけでも知らせて欲しい!。


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

ママさんとこでは、金がないので今月だけはつけにしてもらうことにした。


といって、あまりつけを大きくしたんでは、また来月苦しくなるので、今月だけは控えめに飲もうと思っている。


ママさんとこに行くことは止められないことだから……。


・ ・ ・ ・ ・ ・


せっかく車を持てたとゆうのに、今の自分ではとても一人でドライブする気にもなれない。


本当に車を遊ばせておくのはもったいないと思う。


出来ることなら早くつれでも乗せて、あちこちにドライブをして行けるようになりたいものと思う。


・ ・ ・ ・ ・ ・


タバコのことであるが、今は、どうしても誓いを守る気になれない。


色々とイライラすることばかりであるから。


しかしそれでも出来るだけ気をつけて、吸っていこうと思っている。


・ ・ ・ ・ ・ ・


子種云々の事であるが。

明日出来たら病院へ行って治療を受けようと思っている。


やはり、自分の子供が持てないということほど寂しいことはないと思うからネッ!。



声→『藤田さん、彼女の居場所を知ってるくせに、もう言わないんだって』


『藤田さん、気が変わってきたって。 何だかんだ言ってたって、やっぱり気が小さいんだよ』



‥本当に俺は、居場所を知らないし、この事を確信できていない。


今まで色々とごたくを並べてきたけど、やはりこのままこれで済ましている訳にはいかない。


そのように思われたくもないし、このようなことを書いていても、やはり俺にも彼女と一所になることを迷ったり、どうしていいか分からなくなる時がある。


今のように疲れている時には、弱気にもなる。


しかし、言わなければならない。


誰か、その事の少しでも言ってくれれば良いものを、誰も何も言わない。


だから、その事に少しでも関係している高瀬さんに、一度相談してみようと思う。


そして事をハッキリと知ってから、それが本当だったら君の所に行く!。


やっぱり君と一所になるしかないんだから!。


もうあれやこれや迷っていても、らちがあかないことだし


思い切ってぶつかっいくしかないんだ!。


・ ・ ・ ・ ・ ・


君の居る所は三階だろうか? そして僕の上の部屋あたりか?……


ハッキリしない!?



僕が行って何の応答もなければ、また考えが変わりそうな気がする。

もう本当に何もかもブチまけた、そして時は熟したものと思う!。


だから君も逃げないで、あらいざらいブチまけてくれ!


・ ・ ・ ・ ・ ・


やはり分からない!



君が本当に居るのかどうか?………


もう高瀬氏は居ないから、今度会った時に相談して、それから行くしかない。


明日になるか、明後日になるかは分からないが………。



居場所がハッキリ分かってでもいたら、行かないことはないさ!



三階も皆あたってみた‥

開いている所、開いてない所‥


四階も全部当たってみた‥


もし居るとしたら、開いていない部屋だと思うが


俺が行くといって、何の応答もなかったが、君にその気がないからだろうか!?


それとも今までのことが全てウソだったのだろうか!?。



もう自分の方からは、やるだけのことはやった‥


後、もうどうしても君の方から来なければ、その存在を示してくれなければならない。


自分に出来ることで、後、残っていることは、高瀬氏に相談することしかない。


とわいえ、こんなにしていることが全て妄想だったとしたら、本当にえらいことになる。


病院行きは免れないだろう!。



俺はもう本当に覚悟が出来ているというのに、君はいったいどうしたとゆうのか!?


最初、君達の声が聴こえる時があったから、すぐ近くの隣の部屋かと思った。


それを当たってみて、居なかったので、その後、三階じゃないかという言葉を感じて、今日、三階、四階を全て当たってみた。


しかしなんの応答もなかった。


もうこれで……


望みが半ば薄らいできた。


実に悲しいことであるが……


本当に居るのだったら、その存在の少しでも示して欲しい。


これからしばらく、また、ママさんの所へ行ってこようと思う。


あまり無理をしないように気をつける。


・ ・ ・ ・ ・ ・


声→『ウチ達の居場所、知ってるくせに! もう俺は、やるだけのことはやった!と言いたいために、芝居をしたのよ、うまいわねぇ 』



‥知らないものは知らないんだから、どうしようもないじゃないか!。


俺の部屋を見渡しても、隠しカメラなどありそうもないし、いったい……


やはり全て妄想なのだろうか!?……。


どのようにしてこのことが分かるんだろうか!?…

不思議でならない。



今日は芝居などではなかった。


本当に飲みに行こうと思って、店の前まで行ったが、しばらく考えめぐらしている内に入るのが億劫おっくうになり、そのまま帰ってきた。


・ ・ ・ ・ ・ ・


高瀬氏は、俺が相談に行っても、この事は言わないというし。


俺はこれからどうしたら良いとゆうのか!?


もう本当になすすべはないんだぞ!


もう勝手にしてくれ!。

土曜日、あれほど人が騒いでいたとゆうのに


これで火曜日、また何もなかったとゆうことで、会社に行ったら、また俺は皆から笑い者にされてしまう……とゆうのに。


彼女は俺の気持ちはチッともくんではくれない!


何も欲望を満たさせてくれといっているのでわない。 事の白黒をハッキリさせてくれと言っているんだ。


それだけしてくれたら、もう君がイヤだということは何もやりわしないし


君のやりたいように任せているとゆうのに……。


本当に誤解と、芝居事だとゆうふうにばかり受け止められて、もう処置なしである!。


しかしこれが全て妄想だったとしても


こうして真剣に考え苦しんでいることによって、またこのように文を書いていることによって、自分の考えも段々とまとまってきつつある。


今度の行動で収穫があったとゆうのは、ただのこれだけしかない。


本当に憎むべきだ! 君を……!


‥と言っても、やはり君の為に、その憎しみさえも捨て去らなければならない……。


悲しいことだが!


悔しいことだが!




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