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一滴の波紋【原文】・1巻の1  作者: 藤田幸人(ペンネーム)
14/41

ある日の日記・14

14


【8月31日】



もう八月も終わりですね。


アッとゆうまに夏も過ぎてしまいました。


これでまた、今年の夏も空しく彼女の一人もつくれずに終わってしまいます。


早く彼女をもって楽しい夏を過ごせるようになりたいものだと思いますが、なかなかその望みは叶えられません。


寂しいことです。


しかし長い人生、いつかはその日も訪れることだろうと、その日が来るのを待ち望んでいます。


しかし、それでも今年の夏は、君とのことで例年になく色々楽しい思い出を残すことが出来ましたことを感謝します。


これからも良い思い出を残していくために、色々やっていきたいと思っています。


出来たら君と(君達と)過ごす思い出を作ることが出来るなら、これほどの嬉しいことはないと思いますが、ダメであったら仕方がありません。


また一人寂しい秋の郷愁でも味わっていこうと思います。


イヤッ!違いました。

同棲という、まったく新しい色彩を残りのキャンバスに塗りつけていくことになるかもしれません。


もう遅いのでこの辺で切り上げます。


後は寝る前に(この言葉をだすことは、勇気のいることですが)、たぶんアレして寝ると思います。


自慰やセックスなどは見て良い感じを受けるものではありません。


やって初めて素晴らしいものだと思います。


イヤ! 後者の方はそうですが、前者の方は実に空しいものです。


しかし公的に定められた相手がいないのでは、それもやむを得ません。


それは男も女も本能的に欲するもので、押さえつけることのできないものですから……。


本当はこのようなことを覗き見することは、プライバシーの侵害で罪に値することなんですが


僕はそのようなことに縛りつけられるような心の狭い人間でわありませんから、好きにするのが良いのです。


もっとも、これも君達がいる(見ている)ってゆう妄想を肯定してのことですが。


そうでなくとも、おおまか大抵の男女が自然におこなっていることで、それを拒む必要わないのです。



しかし今は早く事の真相をハッキリさせたい。


その気持ちで一杯です。


どこまでが本当で、どこまでがウソなのかハッキリさせたい。



声→『ウチの来ることなんかチッとも考えてないわ!もういかない』


『かわいそうに』



‥僕はズッと来てくれるのを待ち望んでいたんですが、貴女がその気持ちしか持ち合わせていないのでしたら仕方がありません。


今日、飲みに行くまでにあなたと会えなければ


もう今までの事、君の思いなど


全て自分の妄想からきた空想の産物だったとして捨て去らざるをえなくなります。


そして君の事は、あきらめて田舎へ帰るなり、あの娘と同棲でもすることの相談をもちかけることになるかもしれません。


実に悲しいことですが……。


・・・・・・・・・

独り言!


僕も、やはり高い理想と夢を持っています(捨て去ることが出来ません)ので、世間体が良く、軽蔑されず、見下されない家庭を持ちたいとも思っています。


あなたなら、その素性を充分に持っているものと思います。


きっとそのようなほほえましい幸せな家庭を築いていけることと思います。


出来るなら僕もそのような家庭を持ってみたい!



あなた達は、人が(男においても女においても)足を踏み外した苦しみと、いったんその中に染まってしまったら、それからどうしようもなくぬけだせない人生の難しさを知りません。


だからあなた達が人の道から踏み外した人の姿を見て軽蔑したり、さげすんだ目で見るのも仕方のないことです。


しかし僕はその真実を物心がついた時からまざまざと見せつけられてきたのです。


人の道から踏み外した人間の哀れな姿を…。


そしてそのような人達の苦しみを目の当たりに見てきました。


だから僕にはそのような人達を軽蔑することも見下げることも、のけ者にすることも出来ません。


返って僕が水商売の女達(ひとたち)が好きとゆうのも、そういった生い立ち(おいたち)から来ているのかもしれません。

(※ここは、皆さんに誤解をまねく恐れを感じますので、一言謝っておきます!若気の至りです。 本当は何にも知りませんでした。 お許し下さい!)



自分の本当の夢は、あなた達のように、そのような苦しみを知らず


ただ幸福な家庭を築くことしか知らない女性をめとって、僕もそのような家庭を持ちたいとも思います。


しかし悲しいことですが、あなたは僕についてこないみたいです。


あなたの気持ちがいつまでも変わらないような安定した性格であったなら、僕はいつまでも待っていても良いと思っていますが


今までのことからして、どうやらあなたの気持ちはコロッコロッと変わり、いつまた気が変わるかも分からない、あてにならない存在ですので


僕にはいつまでも待っているとゆうことが出来ません!



実に悲しいことですが


僕にはどのようなことをしても、あなたをものにしようとゆう欲がわいてきません。


悲しいことです。



あなたがダメでも、また、恵まれた他の娘でも見つけてそのような家庭を築いていったらいいだろうと思いますが


もう僕には、その根気がありません、消え失せています


今のところは…。


水商売の娘といえば、世間体も気にせず、何しろキチンとした家庭を築いていこうという気持ちに欠けている点があるような気がします。※(ここの所は、若気のいたりの発言であり、誤っていますね。お詫びを一言申し上げときます。失礼しました。)


だからもし僕がそのような娘と一緒にでもなることになったら、僕のこれからの人生は、家庭はどのように落ちていくかもしれません。


または、さほどあなた達と一緒になっても、変わらないまっとうな道を歩んでいけるのかもしれません。


要はそれを築いていく男である僕のやり方いかんにあると思いますが…


どうも僕にはいつも言っているように、我欲とゆうものがありませんので


ややもすると、相手の娘の気持ちをくみすぎて、そのようになるかもしれません。


だから僕にとっては、その相手いかんで、どうにでも変わってしまうのです。


もしあなたであれば世間体も気にし、夢も大きいだろうし、キチンとしなければ気がすまない性分だろうから、僕もそのような人間になるかもしれません。


しかしあの娘とだったら、そのようなことまったく気にもとめない性分ですから、しまりのないダラケタ自分になるかもしれません。


僕はもうすでに自分の夢も人生への希望も半ばあきらめている心境ですから、どのようになっても構わないのです。


しかしそれも完全ということではありませんので、出来たらあなたとの前者のような人生を送ってみたいという夢も捨て去ることが出来ません。




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