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どうにかして。
貴方との恋を終わらせよう。
諦めよう。
そう思った瞬間切なげな声が聞こえる。
あんないい人もう出会えないかもしれないんだよ。
私たちは結局なんだったの。
恋愛ごっこ?
私の自己満だったの?
この恋愛全てが切なくなる。
嫌いになりたかった。
貴方が私のことを嫌ってるとしか感じられなくて。
そう思い始めたら、胸がひりひりして。
こんな苦しい恋なんて終わらせたかった。
大嫌い。
何十回も心で唱えた。
でも顔見たらそんな努力もむなしくて、
好きっていう気持ちが咲いてしまう。
「どうやったら諦めれるの。」
作り笑いでふざけて聞いてみる。
少し戸惑う貴方。
「なんだか知らないけど、諦めたら試合終了だ!笑笑」
やっぱり悪魔な貴方の答え。
諦めることも許してくれないんだから
嫌いになることもできないんだから
私のこと好きになってよ。
もう私はこの恋をコントロールできない。
片思いのレールを突っ走ってるこの電車を止めることなんてできない。
悪魔な貴方へ。




