公然〇〇物な僕たち
「突然だけど子供が食べたい!女の子を食べたい!」
「……おかーさん、人間だったらその発言色々問題あるよ」
娘(笑)に突っ込まれた!!のっけから下ネタっぽいものから入ったなぁ……とは思ったけど僕人間じゃないし問題無いかなぁと思ったけどやっぱり駄目だったようです。
さて、今僕等が何をしているのかと言うと……盗賊や山賊などを襲ってます。
国中の人間食べるとか言ってなかったっけ、山賊とかも確かに国にいる人間だけど何か違うよね?と思ってたりするのかな~……まぁ出来るなら国の首都に攻め込んで人間貪り食いたかったけど流石に無理があるのだよ。
数千人の戦闘集団たちと正面衝突は流石に無茶がある……幾らヒューマンイーターの体といえど倒されるのが目に見えているので~……倒されないようにレベルアップしてから行く事にしました。僕脳筋だから物理で殴って蹂躙できる位強くなってから突っ込むことにするよ♪
で、だ……一般市民とか襲いすぎると討伐隊組まれる可能性があるのでそれが無い盗賊とか~山賊とかを襲っていけばいいんじゃね?と思ったのですよ~
そして襲いやすくするためにヒューマンイーターとばれない格好をして娘(笑)との二人旅と言う演出を繰り返している最中です!!これで通算8回目の盗賊達討伐になるかなぁ~それで何で冒頭の台詞になるのかと言うとー……
「だって……ムサイおっさんばかり食い飽きた!!僕はまだ女の子や子供を一度も食べてないのだよ!!何で娘カッコ笑いカコットジのがおかーさんと呼ばれる僕より先に初体験してるのさ!?」
「……おかーさん……私の事娘カッコ笑いカッコ閉じってカッコを口に出す必要ないよ……何から突っ込めばいいのか……もう分からないよ~」
「うん、そんな風にモジモジしながら言ってるメイリーも大概だと思うよ……むしろその見た目でそういう風にやられると流石に問題だと思うよ?」
「この手の話題でまさかのおかーさんの駄目出しを貰った!?」
「ついでに言うとメイリーの食べ方何で食べるときわざわざ対象を裸にしてから食べるのさ……しかも文字通りの面食いだし、食に偏りが見られるぞ?」
そう、メイリーの食事は何処か見てておかしい……まず見た目イケメンを気絶させてから衣服、鎧、武器を剥ぎ取った後自分の中に蓄えてる水で綺麗に洗って自分の中に取り込んでから対象の意識を戻してから断末魔を聞きながら食べるという非効率極まりない食べ方なのである。
メイリーと行動しだして僕は百人以上食べているのだけどメイリーは最初の侍女たちを含めても二十人に満た無いのだ……これは親としてビシッと言わ無いといけないのかもしれない!
「メイリー……好き嫌いせずにオッサンもちゃんと食べなさい!!」
「おかーさん!その発言はヤバすぎるからやめて!!」
あれ、怒られた……何故に!?
……うーん、この話題は娘にとってタブーの様だ……ならば違う話でしなければならない話をしようじゃないか!!
「じゃあイケメンばかりを捕まえて裸にひん剥いて洗うのやめなさい!!」
「おかーさん!!その会話はもっと駄目!!」
……あれれ、また怒られた……何故に!?
「僕の一体何が駄目なのさ!?」
「普段からの公然猥褻な会話が駄目なのです!!」
僕の存在を公然猥褻にされた!!?馬鹿な!!今までの会話なんてヒューマンイーターとしては普通な会話な筈なのに娘(笑)から公然猥褻認定されるなんて!!
「は!?いやいやいや僕が公然猥褻ならメイリーは行動そのものが痴女じゃないか!!」
「仕方ないじゃない!!人間以外食べれたものじゃない不味さなんだから!!皮をむくなんて当たり前の行為じゃない!!」
「外しちゃいけない主語を外すメイリーも大概公然猥褻だと思うけど!?」
「フシャアアァァァァ!!」
「キシャアァァァァァ!!」
「「…………」」
「やめよっかこの会話……何言ってもブーメランにしかならないよ」
「私もおかーさんとの言い合いでワーストスリーに入るダメージを負うから賛成かな……」
「何にしろ次に女の子か子供見つけたら僕が貰うからね!!」
「おかーさん話がループしてるよ!!」
お馬鹿な会話をそんな風にしていると辺りに人間の匂いと血の臭いが漂ってきた……何故血の方を臭いと証したのか、それはその血の臭いは獣臭かったから、明らかに純正の人間の物では無い臭いがしたから。
「僕が何かする時は必ず血のにおいから始まる何かがあるのだろうか?」
「おかーさん何言ってるの?それよりも焦げ臭くもなってきてるんだけどこれって……」
うーん……どうやらこの森の中で火を使う大馬鹿者の様だね、誰が使ったのかわからないけど取り敢えず人間の匂いが離れていく事はわかるね……何時もなら人間を追うところだけどちょっと火事の規模が結構な勢いで広がってる感じ……このまま放置は後々面倒くさそうだ、しょうがない消すか。
「メイリー、この火事規模が大きくなりそうだから消しに行……く……何やってんの?」
其処には頭を抱えて丸くなて「火怖い、火は嫌……」とガタガタ震えてるメイリーがいた。もしかしなくても火の魔法で自爆して腕が失くなったことトラウマになってない?
「……火消しにいくんだけ「ヤダアァァァァ!!」
駄目だこりゃ、連れてっても役に立ちそうに無いや。
「じゃあ逃げてった人間全部食べてきなさいな……オッサンばっかりだろうけど残しちゃ駄目だよ、もし残したら……僕がメイリーを食べるからね?」
僕がそう言うと更に怯えてその後勢いよく首を上下させていた、その後は飛んでいくように人間を追っていった……これももしかして家庭内暴力になるのだろうか?
気分がダークじゃない時ヒューマンイーター書くとこっち方面に進むのか……と気づくポンコツ作者。
ポンコツ作者は自爆して瀕死のダメージを負った!!




