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forever in love

作者: RARA

初めて書く小説ですが、読んでいただければ幸いです(^^)

彼女が亡くなって、五年が経ちます。

彼女は陸上部に所属していました。

勉強はあまり得意としていませんでしたが、明るくて、かわいくて、それなりに男の子にも人気がありました。 

私が困った時はいつも助けてくれる、優しい子でした。


私と彼女は中学三年生でした。 

彼女の両親が離婚してから数日後のことです。彼女の母親は家を出てしまい、父親と二人暮らしでした。

その日私は、雨の中、彼女の家へ走っていました。つい二十分前まで私の家で、受験にむけて勉強会をしていたのですが、彼女が帰った後、私の部屋に彼女の携帯電話が忘れられていることに気付いたのです。

彼女は家に帰ったはずにもかかわらず、ベルを押しても返事がありませんでした。心配した私は、失礼かと思いながらも、玄関から中へ入りました。鍵は開いていました。

リビングに、白いA4の紙が置いてありました。上の方に、鉛筆で、「ごめん。父さんは、君の面倒はもう見れない」と。


まさかと思った私は、彼女の部屋に駆け込みました。彼女はそこにいました。自殺でした。


すぐに救急車を呼びましたが、手遅れでした。警察は、両親に逃げられたことによる自殺だと判断しました。

私はとても悲しみました。   


数日後、悲しみから立ち直れないものの、落ち着いてきた私は、まだ彼女の携帯電話を持っていることに気づきました。ふと、何かメッセージが遺されているのではないかと思った私は、それを開きました。そして、彼女が亡くなったもう一つの理由を知ることになったのです。


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