設定集
世界
ほぼ地球といっていいほど似た成長、文化を持つ惑星。
その中でアリスト族、ビークル族、カルム族の三つの種族が暮らしている。
先ほど並べた順で身分のようなものがあり、カルム族は迫害こそされぬものの差別、いじめは日常茶飯事であり、だれもそれに違和感を覚えない。
その中でも仲良く暮らしてきたが、指導者が二人現れてしまい、大陸がイースティア共和国と、ガルセリオス帝国の二つの国に分かれてしまった。今もまだ戦争は続いている。
主人公たちはイースティア側である。
ルクソール士官養成学校
イースティア共和国にある初等部、中等部、高等部の3つに分かれた士官養成学校。
守るために生き、生きるために守れ』の教訓を胸に日々多くの学生たちが訓練にいそしんでいる訓練のみでなく、それぞれの年齢に合った教育も施されており、高等部を卒業する頃には士官のみでなく大学にも進学できるようになっている。実はこれも多くの生徒を抱える要因のひとつで、医師衛生看護の免許も学科によっては得ることができ、さらに優秀な成績であれば特待生として学費が免除されるようになっている。
これを目指し訓練に耐えながらも勉学に励む者もいる。
学科
学科は戦闘科、医療科、情報科、車輌科などが主である。これによって放課後の訓練内容が変わるようになっている。
戦闘科はバリバリ兵士向きの訓練。
医療科は体力をつけるための訓練はあるが、戦闘訓練は少なめ。人体の構造、戦場での負傷に対する対応、医療キットの説明などを短期間で叩き込まれる。一番きついのは案外ここかも?
情報科は戦闘訓練は最低限、味方の情報支援、または敵コンピュータのハッキングの基礎技術などを学習する。
車輌科は戦闘訓練はそこそこする。車両が使えなくなった時は戦わなければならないからだ。戦車、戦闘機から輸送機、ヘリまでメーターの見方やミサイルに対するフレアのタイミング、車両同士の戦闘になったときの戦略などをゆっくり丁寧に教え込まれる。すべてを覚えるまで戦場には出れない。車両が破壊されればそれによって戦線が崩壊するなど一人のひとつのミスで最も死者が出やすい学科だからだ。ちなみにこれは初等部卒業時に選んでいる。
学部?の説明と扱える武器の種類
初等部…7歳から13歳まで。12歳から拳銃、それも反動の軽いオートマチックのみ扱うことができる。
中等部…14歳から16歳まで。DEなどの特別反動の大きいもの以外の拳銃、サブマシンガン、M4A1などの扱いやすい突撃小銃。
高等部…16歳から18歳まで。アンチマテリアルライフルなどの危険な武器以外の大半の武器を扱える。そのほかは卒業後、正式に入隊してからになる。
登場人物
主人公 アルフレッド(アルフ)
…14歳。男。カルム族。シスコン。戦闘科突撃班。カルム族の為、周りに対して警戒していたようだが、Eクラスに入ってから気にしている人が少なく、少し戸惑いつつも嬉しく思っている。人とあまり話したことがなく、特に女子に対しては仲良くなるまでさん付けで呼んでしまう初心な少年。
妹
…無気力兄貴に対する最も有効な特効薬。最近やる気に満ち始めてきた兄を見て若干引きつつも、少し嬉しく思っている。
父
…そこらへんにいそうな、普通の顔で普通のサラリーマン。しかし、息子のためなら命を投げ捨てるのも厭わぬほどの覚悟と信念を持っている。
さあ、その信念が描かれる日はくるのか!?多分無理!
奥さんの尻にしかれている。皆でザー○の『負けないで』を歌ってあげよう!!
母
…優しげな顔をしながら精神に悪魔を飼っているような人間。にこにこしながら普通になじる事ができる人間。しかし怒らせなければ優しいいいお母さん。
ある事件によって無気力になった息子を心配しながらも、陰ながら復活することを期待してドアの前にご飯を置き続けた。
気力が戻って一番喜んだのはこの人だろう。思わずハンバーグをつくりそうになってしまうくらい喜んだのだから。そして実際作った。
リィナ・エスグランド
…「赤髪」という二つ名をすでに持つ程のエリート。しかしそれによって傲慢になるわけでもないその態度によって校内で凄まじい人気を誇っている。軽く信仰の対象になっている。アリスト族。アルフにべったりなのは過去になにかがあったからだろうか……?所属はAクラス戦闘科突撃班。
クーリエ・ロングベルズ
…白髪の謎少女。ビークル族。射撃の腕が変態的にうまい。そりゃもううまい。
無言無表情無感情を兼ね備えた生粋のクールキャラだが、赤面からの気絶によってよくわからない奴だなとアルフに思われている。所属はEクラス戦闘科狙撃班。
ラング・グランマーグ
…茶髪の青年。ビークル族。誰に対しても分け隔てなく砕けた態度で接する。車輌科車輌班。
リオルグ・シードルフ
…1-E担任の熱血先生。すごく声がでかい。偉そうではあるが、先生としての責務はしっかり果たそうとするいい先生。
アリエル・エルトリア
…エルトリア家次女。やたらと高圧的な態度を取るいわゆるタカビー。科目は不明。
バーニィ・アロウズ
…ギブアンドテイクをモットーに行動する少年。戦うことは嫌いだが、ロマンな事なら結構好きなようだ。ちなみに、作者的には主人公よりコイツの方が正義感が強いように書いているつもり。ギブアンドテイクという言葉の裏で、俺が生き残る為という謂わば免罪符のような物を使って皆を助けるツンデレさんにしていく予定だ。関西弁にしたい。アリスト族戦闘科突撃班。
ラン・ユーネル・クラサワ
…背が低い、童顔というおよそ戦場に出てきてはいけない類の外見を持つ少女。怖がりなのに、やたらと戦場に出ようとする。何が彼女を突き動かすのだろうか……?アリスト族戦闘科突撃班。
シェパード・スールード
…必要な事以外は喋らない寡黙な青年。同級生なのに少年ではなく青年と表記すべきと判断するくらい大人びているし、背も高い。アリスト族戦闘科突撃班。
金髪ヤンキー
…銃を真っ先に投げ捨てた男。しかし、なにやら行動を開始したようだ……。後々、名前でます。
金髪ヤンキーの彼女
…口の悪い女の人。同じように金髪。こっちはモブなので名前はでません。
地球
俺
…謎の少年。とあるゲームで優勝する程の廃人ゲーマー。
幼馴染
…謎の少女。ぱりっとした性格、小麦色の肌、アウトドア派というまさにスポーツ少女。太陽の申し子とはまさにこの人。
のちのち更新していきます。
その更新ごとに日にちを書いていく予定です。
10月15日 更新 文字数の加減がわからないので見にくくなっているようです。申し訳ありません。しかし訂正もできないのでご了承ください……(´;ω;`)
2012/11/05 更新しました。意外と訂正できた感じがします。見やすくなったでしょうか?