表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/30

世界

「……どう言う事?」


階段を降りて座っている彼の隣に座り話を聞く。


「その様子だと勘づいていると思うが……あの世界は平和になって人類がくらしている」

「……人はあなた以外いないはず……」

「ああこの世界にはいない」

「……と言う事はあの世界はもう一つの世界?…」

「合っているがもう少し詳しく言うと"この世界がもう一つの世界と統合した"のがあの世界だ」

「……ここが変わっていないのは?」

「多分、研究室と直接繋がっていて俺達が覚えているのとリオナの力が関係しているんだろう」

「………何でここに止まったの?」

「今の状態で移動するのが不安なんだ」

「でも…研究室も別の世界だった」

「あそこはまだ道の途中だから良かったんだと思う」

「……回復は出来ない?」

「ああ緑はもうないからな。延命の可能性としては青があるが撃たれた衝撃に身体が耐えられないだろう」


だんだんと弱くなっていく彼の魂を見ながら必死に何か出来ないか頭を回す。


「……!……誰?…」

「色々、ややこしい事になっておるようじゃな」


僕と同じ衣装を着た、黄色の髪をした少女がいつのまにかそこにいた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ