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??世界 3

「(……ありえない…彼が焦っていたのはこう言う事だったんだ)」


あっさりと世界に干渉できた事に困惑しながら世界構造を変えていく。


「(わからない……ここまで深く見ているのに…この世界が今でも存在出来ている理由がわからない)」


構造を変えた後、エネルギーと道の改変を始める。


「(……?…彼の世界とは別にもう一つ繋がっている?……本当にこの世界は何のために……)」


世界の記憶を覗こうにも、時間がわからないのと世界改変をすることにリソースをさいているため、その余裕はない。


「(よし……ギリギリできた)」


道の改変を終えると魂の限界を感じ取り、一息ついてから意識を身体に移す。


「………?……!?何が……」

「戻ってきたか!なら掴まってくれ!」


意識を移すと銃の撃つ音が響いており急いで眼を開けその状況に驚く。


僕のすぐそばにある肉塊が触手の様に伸びて攻撃してきていた。それを彼は刀で防ぎながら根本を銃で撃ち抜き僕を守っていた。


彼は僕の意識が戻ったとわかると銃をしまい僕を片腕で抱えて入ってきた扉に向かって走った。



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