表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/30

出発前

「とりあえず回復は最低限より出来たから一回だけなら二発同時が出来るけどそれ以降は撃ち込めないから気をつけてね」

「緑を使ったら?」

「……出来ない事もないけど緑が切れた瞬間本当に死ぬことになるからやめておいた方がいい」

「そうか…まぁ今までなら分からなかったが今はリオナがいるから大丈夫だろう」

「…………」

「そんな顔しなくても大丈夫だ、俺は帰ってくる」

「うん…」


俺が頭を撫でると年相応の泣き顔をしながら頷いた。


「じゃあ、いってくる」


俺は意識を落としこの空間から消える。そして再び目を開けると天井が見えた。


「よし、頑張るかぁ……ん?これは……なるほど」


机にあった紙を手に取り文字が書かれているのが分かるとそれを読み俺は頷く。そして紙を置くとそのまま部屋を出てロビーに歩いていく。


「おはよう、準備出来てるか?」

「ん……ばっちり…」


ドヤ顔でグッドポーズをして返事が返ってきた。ここまで感情を顔に出す子だったか?と思いながら装備のある所まで歩き。


「突然一ヶ月も起きないって言ってすまん」


装備をつけながら突然の事について謝る。


「問題ない…ちゃんと教えてくれたから…それにその時間があったから僕はこの世界の地形を覚えた」

「そう言ってくれて助かる。よし……黄色を入れておこう」


拳銃に黄色の弾倉を入れると懐にしまう。


「……行く?…」

「ああ、行こう」


扉を開け外に出る。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ