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ルート確認

「よし……とりあえず今思いつく事はやりきったかな…うん、大丈夫なはず。そっちは?」

「ん……問題ない……」


あれから数日たち、二人で確認作業をして大丈夫だと確かめあうと日本地図を手に持ち机に広げるとこれからの行動を伝える。


「行動を始めるのは俺が起きてからだが、それだとそのときに説明する数分の時間すら惜しい」

「時間?…」

「ああ、その事も含めて説明をする」


赤色のペンを持ち地図に書かれたマークを指しながら説明を始める。


「俺達が今いるのはここだ」

「…真ん中…」

「ああ、だから折り返しも考えると一つの場所にそこまでの時間はかけられない」

「……手分けするのは?…あの方法なら離れてても貴方は弾を使わずに戦える…」

「確かにそうだが、あれは練習したとはいえまだ最大でも数分しか持たないしその場合お前の体力がかなりけずられてしまう。だからまずここにいく」


地図の左斜め下にある青マークを指す。


「…ここは?」

「補給地点の一つでここに拾っておきたいものがある。だからルートとしてはこんな感じだな」


別の地図に線を引いていき、線が地図を一周するとペンを収める。


「……この別れてる所は?」

「これはここで一旦、二手に別れるんだ。理由はこの黒の小さい点…発電所を効率よく破壊するためだ」

「…発電所?」

「ああ、そうしないと本命の施設を破壊しても自動で修復してあいつらを作り始める」


それからも聞かれた事に対して答えながら当日の動きを教える。


「……とこんな感じだな」

「…ん」

「よし、動き始めるのは俺が起きてからだ」

「……分かった」


俺達は部屋をでて自分達の部屋に向かう。


「…どこで寝る?」

「ん?ああ、大丈夫ちゃんと場所はある」


その会話を後に俺達は別れた。

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