表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
妹萌えへのアンチテーゼ4  作者: メカマニ
4/4

ダイアローグ編1

「士郎さん、もう一回聞くよ? 私たち付き合っているであってるんだよね」

「ああ」

「じゃあラブラブしよ」 

「ラブラブって具体的には何するんだよ」

「んー? わかんない」

「なんだお子さまだな、優希ちゃんは」

「士郎さんはどんな事したらラブラブだと思ってるの?」

「言いたくない」

「えーなんで」

「言ったらやらなくちゃならなくなるだろ」

「……なんか恥ずかしい事想像してない?」 

「……まあな」

「私たちまだ未成年だよ。恥ずかしい事やる訳ないじゃん」

「そうなのか?」

「とりあえずハグしよっか」

「嫌だ」

「えーラブラブしたいよー」

「R18指定のラブラブは心臓に悪いから勘弁してくれよ」

「R18って何?」

「……それもわかんないか。やっぱ優希はお子さまだな」

「むぅ。士郎さんばかり分かってずるいよ。私もR18したいよー」

「だから女の子がそんなはしたない事言っちゃ駄目だろ」

「……はしたないの?」

「ああ、まあな」

「うー。お兄ちゃん訳わかんないよ」

「お兄ちゃん呼び止めるんじゃないのか」

「あ、忘れてたよ。ごめんごめん」

「謝る事じゃないけどな」

「士郎さんと結婚したいよー」

「だから優希ちゃんが十八歳になったらしていいって言ってるだろ」

「本当に? 信じていいの?」

「ああ」

「そっか。士郎さんも私と結婚したいのか。うふふ」 

「はあ……疲れた」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ