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第6話 目覚める転生能力

俺がトクタースへ来て5日目。

徐々に生活も安定していき、生きていくのには十分だ。

だが、ギルドで成り上がるにはこの程度で満足していてはいけない。

しっかりと金を稼いで装備なんかも整えないとな。

昨日と一昨日も薬草集めの仕事をこなした。

3日目はトニラ草127束で銀貨4枚と銅貨2枚。

4日目はトニラ草51束で銀貨1枚と銅貨7枚。

別に昨日は薬草集めをサボり気味にやったのではない。

初日から、えらい勢いで集めすぎたせいか町に一番近い群生地ではなかなか採集できなかったのだ。

そろそろ別の群生地で採集する頃合だろう。

支出としては二日分の宿舎代の銀貨1枚と、飯代の銅貨4枚。

飯はもちろん昼食弁当サービス付のギルドキッチンだ。

それからギルドで貰った支援装備の代えも購入した。

厚手の服が上下と手袋のセットで銀貨4枚だ。

結構いい値段だが、やむを得ない出費か。

孤児院から着てきた布の服じゃ薬草集めもできないし、厚手の服を洗濯して干している間にギルドの仕事を休む訳にもいかないしね。

初日から仕事を続けてきたんだから、ここで日数リセットはかけたくない。

それから革のベルトと、それに括りつける財布用の革製の小物入れを購入した。

これなら破ける事もなさそうだし、ベルトへも革紐で括り付けているためスリに遭うこともないだろう。

二つ合わせて銀貨2枚と銅貨2枚したけどな。

おかげで現在の所持金は銅貨7枚だけだ。

完全に財布の中身負けしているが……うん、これからまた稼ぐさ……うん……。

それに今日仕事をこなせば晴れてギルドランクEだ。

すぐに、財布に入りきれないよ、ってくらい稼いでやるさ!

そう意気込んで、俺はギルドキッチンへと向かい朝食をとる。

もちろん昼食の弁当を包んでもらうことは忘れない。

普段ならこれから直接薬草集めに向かうところだが、今日はギルドへと立ち寄った。

朝食を終えた頃になると、朝からギルドは結構な数の冒険者で賑わい始める。

「あら、ケイルさんおはようございます」

「おはよう」

声をかけてくれたのはアリア、俺が初日からギルド登録に薬草集めの仕事納品にとお世話になっているギルド職員だ。

さすがに連日顔を合わせるもんだから、すっかり顔馴染みになってしまった。

「ねえ、アリアさん、今日でFランクの仕事5日目だったよね?」

「そうですね、ケイルさんは本日のお仕事でEランクに昇格できます。

 今日のお仕事完了時にお手続きしますよ」

俺が薬草集めの前にギルドに立ち寄ったのも、これを聞いてモチベーションを上げるためだけだったりする。

やはり目標を持っていると気持ちも違うものだ。

「よっし、それじゃあ……」

「あ、ケイルじゃん、おはよー」

「ん? あ、おはよう」

早速薬草集めに向かおうとカウンターの席を立とうとした時、フィニアから声がかかる。

彼女とは初日以来会っていない。何気に4日ぶりか。

「少しは冒険者らしくもなってきたねぇ」

フィニアはにやにやと笑みを浮かべながら俺の姿を見ている。

彼女が主に見ているのは俺の腰周りだ。

いや決していやらしい意味じゃないぞ。絶対だぞ。

「いや~……二日目にスリに遭っちゃってね……」

「ありゃ、大変だったねぇ。それじゃあ、盗られた分もしっかり稼ごー」

「まあ、取り返しはしたんだけど……」

と俺が言う前に、フィニアは一枚の依頼書を俺の目の前に突き出した。

依頼書には大きくEと書かれている。

「ね、この仕事一緒にやろう」

「え?」

唐突の申し入れに俺は驚くが、ひとまずは依頼書を読んでみる。

『バウスイモムシ退治 一匹/銅貨5枚』

「でもこれってEランクの仕事だろ?」

「あたしとパーティ組めば大丈夫だよ」

「え、パーティって?」

「アリアさん説明よろしくぅ」

フィニアはカウンターの前に依頼書を置くと、俺の隣の椅子に腰掛けた。

「ケイルさんにはまだパーティについて説明していませんでしたね。

 パーティとはギルドのお仕事を協力して行う冒険者の集団ということになります。

 組む事ができる人数に上限はありませんが、報酬の支払いはパーティ単位になります。

 報酬の割り振りは各パーティで行って下さい」

俺は慌てていつものメモ紙にメモをとる。

報酬の支払いがパーティ単位ってことは大人数のパーティになればなるほど、一人頭の儲けは当然少なくなるな。

そう考えると、何十人単位でパーティを組む事はないだろうな。

ギルドランクが上がればそういった事態に直面する事もあるかもしれないが、現状で銅貨5枚を十数人で取り合うなんて御免だ。

「また、その際のランクに関してですが、基本的にパーティのリーダーの方のギルドランクが適応されます。

 パーティのメンバーの方のギルドランクは問いません」

「今回みたいに、リーダーのギルドランクがDで、Eランクの仕事をする時にパーティにギルドランクFの俺が居ても問題ないのか」

「はい、その通りです。

 ですが、依頼の中には例えばDランクのお仕事で『パーティにギルドランクDの冒険者が3人以上』などの条件がある、パーティ推奨の依頼もありますのでご注意下さいね」

なるほど……だが、そんな事よりも先に一番気がかりな事がある。

「これって、俺がフィニアのパーティとしてこのEランクの仕事をしたとして、ギルドランクEになるための日数ってカウントされるの?」

今の俺にとって一番大事な事だ。

せっかく4日続けてギルドの仕事をやったのだから、ここでそれをリセットするのは余りにもったいない。

「大丈夫だよー、適当にパーティに潜り込んで、何もしなくても仕事日数はカウントされるから」

なるほど、そういう手もあったのか。

「フィニアさん」

アリアはいつぞや見せた、この上ない笑顔でフィニアを見つめた。

「ごめんなさい」

オーケー、把握……。

「まあ……方法論については、あまり口出しはしません。

 心配されなくても、フィニアさんのパーティとして今回のEランクのお仕事をされても、ケイルさんのお仕事日数はカウントされますので安心して下さい」

とりあえず一つ目の心配事はクリアできたとして……。

俺は腰に差している支援装備で貰ったナイフを取り出す。

「俺、まともな装備もないけど大丈夫かな?」

「あたしがついてるから大丈夫だよ」

「フィニアさんとでしたら、このバウスイモムシ退治のお仕事も問題ありません。

 詳細については、現地でフィニアさんに教わった方が分かりやすいと思います」

フィニアは随分とギルドに信頼されているんだな。

もしかしてギルドの案内役とか世話役とかだったりするのかな。

それとも、単に彼女の世話焼き好きな性格が功を奏してギルドの信頼を得たのか。

「よーっし、それじゃあ行こっかー」

威勢のいいフィリアの声と共に、俺はギルドを後にした。



今日も天気が良く、暖かい日差しがカナロス平原に降り注いでいる。

さすがに毎日ここへは薬草集めに来ているので、だいぶ見慣れた風景だ。

「バウスイモムシってのはどこにいるの?」

地図も見ずに平原を歩くフィニアに、俺はカナロス平原の地図を広げて問う。

「あたしがよく狩りをしてたのはこの辺りかな」

そう言ってフィニアが指差したのは平原の隅、森の境目の辺りだった。

「名前からして近くにはバウス草も多そうだけど」

「そうだねー、バウスイモムシはバウス草をよく食べるんだよ。

 バウス草も薬草だから、それを食い荒らすバウスイモムシの退治も常時依頼の仕事に入るね」

「でも、イモムシ……だよなあ。なんでFランクの仕事じゃないんだろ。

 それに一匹銅貨5枚って結構な額だよな」

「バウスイモムシ見た事ないの?」

「え? ないよ」

「そっか、じゃあ見てのお楽しみだね」

フィニアにしては珍しく、意地悪そうな笑みを浮かべている。

なんとなく嫌な予感もするが、イモムシはイモムシだろう。

退治というよりは、駆除になるんじゃないだろうか。

俺はここがファンタジーの世界であるということをすっかり忘れていた。

現場に着いてターゲットの姿を見ると、俺のイモムシという常識はあっさりと打ち崩される。

「……ま、まさかとは思うけど、あれ……」

「うん、あれがバウスイモムシだよ」

無邪気な笑顔で見つめるフィニアの視線の先には、遠目でもその大きさが分かる緑色の巨大なイモムシの姿があった。

全長3メートルはありそうな、にわかには信じられない大きさのイモムシだ。

日本で……いや、アマゾンの奥地ででもこんな巨体イモムシが発見されていれば、世界中の話題になっていたに違いない。

「そんなに獰猛じゃないし、ナイフでも大丈夫だと思うよ」

俺は腰のナイフを抜いてみる。

どう見ても小さい。

あのイモムシに足が生えているとしたら、このナイフ程はあるんじゃなかろうか。

「それじゃ、行くよ~っ」

俺の心の準備が整う前に、フィニアは腰の片手剣を抜いてバウスイモムシに向かって走り出した。

慌てて俺はその後を追う。

「てえいっ!」

躊躇無くフィニアはバウスイモムシの間合いに入り込み、片手剣で斬り込む。

フィニアの斬撃を受けたバウスイモムシの体は濃緑の体液を噴出して大きく裂ける。

それと共に体をくの字に曲げて防御体制をとる緑色の巨大な体。

フィニアはその体を足で押し込むように蹴り上げると、黒い筋の入ったイモムシの胴体が上向きになる。

そして、触覚の生えた頭側の首元付近に片手剣を振り下ろす。

一撃目よりも大量の体液を噴出して、バウスイモムシは動かなくなる。

「ふぅ、いっちょ上がりい」

動かなくなったバウスイモムシの頭部を片足で踏みつけて、フィニアは剣についた濃緑の体液を振り払った。

彼女の体も濃緑の体液に塗れている。

「バウスイモムシの討伐証明は触覚だから、忘れずに回収しといてね」

そう言ってフィニアは踏みつけている頭部から触覚を片手剣で切り取った。

「二本で一匹分だから、ちゃんと二本ともね」

無邪気な笑顔で濃緑の体液に塗れた触覚を左手に握って突き出すフィニア。

俺は呆然としたままその様子を眺めていた。

「あはは、初めてにしてはちょっと刺激が強すぎたかな。

 でもすぐに慣れるから大丈夫だよ」

な……慣れる……のか……?

濃緑の体液にまみれたバウスイモムシとフィニアの姿を見て、俺は完全に怖気づいていた。

目の前に広がるなんともスプラッターな光景。

怖いもの知らずの子供の頃ならいざ知らず、これを俺に真似することなどできようはずが……。

……いや、ここはファンタジーの世界だ。

これくらい出来なくては冒険者としてやっていけるはずがない。

毎日薬草集めをやっていても生きてはいける。

しかし、それでは生まれ変わると決心した意味がない。

どうせこの世界にはネットもフィギュアも無いんだ。

俺は冒険者として、これから生きていくんだ……!

俺が夢見ているのは魔物と戦いに明け暮れる日々、冒険者の毎日だ……!

首にかけているペンダントの勾玉を握り締めた。

握り締める力を強くする程に、勇気と決意が沸き上がってくる。

「……よし……」

俺は大きく息を吐くと、覚悟を決めてナイフを構える。

その様子を見てフィニアがくすりと笑う。

「じゃあ、次の獲物行ってみようか。

 最初はケイルからやってみて。ちゃんとサポートするから安心してね」

俺は森の方へと視線を移す。

バウスイモムシは森の手前の草むらで悠々と横たわっている。

危機意識や集団意識というのはあまり無いのだろう。

仲間が一匹やられたというのに、反撃もしてこなければ警戒もしていない。

図体が大きくても知能はイモムシのままか。

だが、あの巨体だ。

体当たりを食らったり、下敷きにされたりしようものなら致命傷に繋がる。

俺は視界の中の一匹のバウスイモムシに狙いを定めた。

作戦は無い。

だが、俺には秘策がある。

あのスリに遭った時に垣間見えた人並み外れた能力だ。

基礎的な部分はここ数日で試してみている。

相手は人間じゃない。思い切りやれる。

まずはこの常人外れの脚力だ。

俺は目標に向かって走り出し、バウスイモムシとの距離を一気に詰める。

周りの景色が流れるように過ぎていく。

近寄ると、思ったよりも大きい。

太さは膝ぐらいまでありそうだ。

俺は走り込む勢いのまま、バウスイモムシの胴体目掛けて思い切り蹴飛ばす。

思わずシューート!と叫びたくなるような、サッカーボールを蹴る要領だ。

俺の勢いのつけた蹴りは緑の体を貫き、バウスイモムシを真っ二つに両断する。

両断されたバウスイモムシは、黒い筋の入った腹を上に向けて動かなくなった。

脚力が尋常じゃなければ、蹴りの威力も尋常ではない。

……思った通りだ……!

やっと目覚めた俺のチート能力……!

ナイフは飾りだ! とりあえず構えてみただけだ!

いや、飾りでもないか。

俺はフィニアがやっていたように、バウスイモムシの触覚をナイフで切り取る。

今の俺になら引き千切ることもできるだろうが、討伐証明になるので極力きれいな形で持ち帰った方がいいだろう。

触覚を手にして後ろを振り返ると、思っていたよりも随分遠くの方からフィニアがこちらに走ってきていた。

チートな脚力で一瞬にして過ぎ去った距離も、普通の人間にしてみれば結構な距離だ。

「すっごーい、ケイル! どうやったの?」

「思いっきり蹴飛ばしてみただけだよ」

「えぇ~っ、ケイルって戦闘経験無いんじゃなかったの?」

「うん、戦闘経験は無いんだけど……筋力は人並み以上の自信があるよ」

「すごいねぇ、こんなに細身なのに」

俺の服についた濃緑のイモムシの体液を気にするでもなく、フィニアは俺の体をぺたぺたと触る。

もっとも、彼女の手の方がよっぽど濃緑の体液に塗れているのだが。

最初はバウスイモムシ退治には物凄い抵抗があったのだが、いざやってみると大した事はない。

自分がやる前に、フィニアが平然とやってのけたという事も大きい。

冒険者として魔物と戦うという事はこういう事だと示してくれた。

「こうやってバウスイモムシを退治していけばいいんだな」

「うん、そうだよ。一段落ついたらバウス草も集めようね」

こうして俺とフィニアは森の手前に群れているバウスイモムシを狩っていった。

お互いにパーティとは思えないような各個撃破な形ではあったが。

二人とも一撃や二撃で仕留めるのだから仕方がない。

元々がパーティでやる仕事でもないのだろう。

それとも、本来であればもっと苦戦する相手なのだろうか。

確かに3メートルもの長さで、丸太程もある太さのイモムシだ。

その分、体重もそれ相応だろうから、下敷きにされようものなら骨の一本や二本は軽く持っていかれそうだ。

だが好戦的でもなく、中途半端に攻撃して敵意を向けさせることさえしなければ問題はない。

問題があるとしたら、返り血である濃緑の体液を大量に浴びてしまうことだ。

完膚なきまでに俺の弁当は緑色に染められてしまった。

とてもじゃないが食えそうにもない……。

「あはは、もったいなーい」

「だって俺は今日も薬草集めの予定だったんだよ」

「そっか、あたしが誘ったんだもんね、めんごめんご」

フィニアはそうなることが当然というように弁当は持ってきてはいなかった。

バウスイモムシを狩る時は、基本的に午前中のうちに済ませてしまうらしい。

もしくは午後から開始、と食事休憩することは無いとのこと。

まあ確かに、これは食欲も失くすわな……。

地図にも描かれていたが、森の手前の所から歩いて5分程度の所に川が流れている。

「わっふー」

水飛沫を上げてフィニアは川へ飛び込んだ。

彼女は頭まで水に浸かり、バウスイモムシの濃緑の体液を洗い流していた。

「ケイルも洗いなよー、べとべと気持ち悪いでしょ」

正直言うと、水浴びイベントなんて期待していたのだが……残念。

フィニアは軽装鎧を身に纏ったまま川に入っている。

きらきらと陽の光を反射する水面に立つフィニアの姿が眩しい。

髪を濡らして前髪をかき上げているだけで別人のようにも見える。

びしょ濡れの女の子はなぜにこうも……いや、やめておこう。

ここでざっくりと洗って、町に戻ってから風呂などに入るのだろう。

さすがに緑の液体をひたひた落としながら町中を歩くのは嫌だもんな。

特に町の人が。

俺もフィニアにならって川へと入る。

水は冷たいが、暖かいこの季節ならこれくらいがちょうどいい。

「触覚もきちんと洗っておいてね。

 汚れたまんまだと、土のついた薬草の時以上に嫌な顔されるから」

見ると、フィニアは触覚を水に浸して濃緑の体液を洗い流していた。

濃緑の体液に塗れた触覚をどしゃあとカウンターの上に置こうものなら追い出されても仕方がない。

「ま、適当でいいよ。素材として買い取ってはもらえないし」

「これ、ギルドに持っていった後どうなるんだ?」

「さあ? 別に毒があるって訳じゃないし、畑の肥やしにでもなるんじゃない?」

あくまで討伐証明としか利用価値は無いのか。

それでも、俺にとっては初めての魔物討伐証明だ、しっかりと念入りに洗う。

魔物……魔物に入るのか? さっきのイモムシも。

「バウスイモムシも魔物になるのか?」

「そうだよ。ケイルも簡単に倒しちゃったから魔物とは思えなかったかもだけど。

 獰猛な魔物じゃないけど、手負いのバウスイモムシは結構危ないんだから」

「じゃあ、ナイフなんかでちまちまやってたら逆に危ないと」

「うん、敵と見なしたら尻尾を振り回すわ、転がってきて踏み潰そうとするわで大変なんだよ」

「……俺はナイフしか武器は持ってなかったんだけど」

「だ、だから、あたしがサポートするって言ったでしょー?」

「先に教えてくれても良かったんじゃないかなぁ?」

「いいじゃん、ケイル一人ででも倒せたんだからぁ」

「わぶっ!?」

フィニアは照れ隠しのように俺に水をかける。

それから俺達は子供のように……実際に俺は15歳の子供なんだが、水をかけあって遊び始める。

若いって素晴らしい。

女の子とこうしてキャッキャウフフできるなんて、人生をやり直した甲斐があったってもんですよ。

【繰越】銀貨2枚、銅貨4枚

【収入】銀貨4枚と銅貨2枚:3日目薬草集め

    銀貨1枚と銅貨7枚:4日目薬草集め


【支出】銀貨1枚     :ギルド宿舎費(二日分)

         銅貨5枚:飯代(二日分+5日目朝食)

    銀貨4枚     :支援装備の予備

    銀貨2枚と銅貨2枚:ベルトと財布


【合計】     銅貨6枚

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