【プロットタイプ】修羅に落ちた渡り鳥
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。
注意事項2
頭戦闘民族だから、適応障害になったんかなって。
なんか留まれないんだよね。
不思議なことに。
人間というのは、ホルモンの奴隷である事を気付かさせる本日。あれ程まで昂っていた希死念慮も、パワハラをしてきた上司への殺意も今は薄れている。
あるのは、『ま、何とかなるでしょー?』という雑な意気込みである。
「もしかしたら異動があるかも知れんくて」
帰ってきた鏡花はパチパチと二回ほど瞬きをした後、ただぼんやりとした目のままにそう言った。昨日までの獰猛な波は一度引いた様で、気配は極めて穏やかであった。
鏡花の持つ面は様々である。一枚や二枚の仮面ではなく、数多の面を使いこなして生きている。そうしなければ行けないほど切羽詰まった生き方をしている。
いつかその面のひとつである、悪性ではない狂気が、此奴の善性を食い破りそうで、それでも。
「殺意は?」
「うーん今は……」
「そうではなく、その殺意を抱かせる程の人間と距離を取れれば、お前はそんな修羅に落ちることもないのだろうか」
必死に生きている人間は好ましい。善性が悪性に打ち勝つ姿が見たい。其れは俺を指す鏡花の言葉であるが、その戦いの最果てにあるのが此奴の亡骸であったのなら、俺はなんと声を掛けらば良いのだろう。
「……どうだろ。私、あんまり同じところにずっと居ないんだよね。高校からそうなの。皆が居ない私立高校受けて、皆が居ない大学受けて、それで職場先を転々とするの。長くても三年くらいしか居たがらない。……瑠衣や諭羅は例外だけど。
そうなのは、私が何も頭戦闘民族だからって訳じゃなくて、そう言う天命なんだと思う。飽き性だし、気まぐれだし、それで良いって思ってる。
だからまた、修羅に落ちるんじゃないかなって、思ってるよ」
目を見た。驚く程澄んでいた。澄み過ぎていると言っても良い。なんの生き物も殺し尽くす様な無垢さがあった。
「嬉しい?」
高校時代からそうなんですが、縁を切りたがる癖があって。
だから高校は中学の知り合いがいないところ。
大学も知り合いがいないところ。
大学以降はみんな気遣って呼んでくれるけど、其れがないなら多分また、知り合いゼロな気がする。
大体、三年周期で職を転々としている……。
無期派遣だから、転職はしてないんですけど、転職的な事は三年ごとにしてる。
そして大体、 此処の職場限界かもなー って時に転機がくる。
一度目は頑張っても報われなかった。
二度目は頑張りが足りなかった。
三度目は頑張り過ぎて壊れた。
ある程度の修羅を求めているし、修羅が足りないと飽きるし、修羅が過ぎて燃え尽きてそうなってるこの感じ。
仕事の難問を欲しがっている。
そして難問が解き尽くされると飽きる。
無理難題は体を壊す。
難題と無理難題って違うからね。
数万文字を一時間でミスなく見ろって無理よ。
そう言う生き方してます。




