架空のタイトルあそび
本の魅力ってどこから感じますか?
内容はそうなんですけど、でも説明読む前にみるところってありますよね。例えば表紙のイラスト、装丁——そしてタイトル。
この力を借りて説明するようになったのがなろうのような小説ではあるのですが、本屋さんに並ぶ文学のタイトルもなんとなく非日常的に感じるものが多い気がします。綺麗で、コンパクトで、印象的というか。
それを逆手に取ったのがこの遊びです。
てってれてってってー!
「架空のタイトルあそび」ー!
ルールは簡単。なんかそれっぽいタイトルを考えるというもの。例えばこんな感じです~!
逆凪の翼
眠るアカシア
まどろみコンフィチュール
奈落の底のアトランティア
夕闇は唄う
夢見草にさよならを
夜霧
白銀
追憶の万華鏡
新緑に熔ける
青春ダイヤモンド
これは今テキトーに考えました!
内容皆無でタイトルしか考えてない!
綺麗っぽい言葉ならべただけ!(言い方)
これ個人的に思うのですが、なんとなく法則があります。
夜や夢っぽい言葉とか、難しそうな言い回しとか、せつなそうなものとか、普段使わない漢字二文字とか、漢字×カタカナ(逆も可)とか使うとそれっぽくなります。
でもなんとなく内容考えちゃいません?
連想ゲームできちゃいますね。
いい内容思いつくタイトルは『強い』!
きっと逆凪の翼は失敗した人間がそれでもあらがっていく話だし、奈落の底のアトランティアは絶望の底で優しさをみた話だし(アトランティアはお花)、追憶の万華鏡は怪しい骨董屋万華鏡を買って使ってみたら誰かの過去に飛んじゃう話です。しらんけど。
しらんけどテキトーに話せますね。
たぶん話作る側の人はできますね。
そういうの慣れてるので~!
しかし自分は作ったことないからと恐れることはありません! 想像力を鍛えるのにもいいし、仲いい人とやってみてもいいかも!
大人数でもできそう。誰がいいか投票制にしてもいいし、逆にそれっぽい単語カード作ったら簡単にボードゲームにもできそう。
逆に誰が一番なろうっぽいタイトルつけられるかとかやっても盛り上がりそうではありますけどね。これはバージョン2でリリースしましょうか。(※でません)
そうですね、勝ちの名前は『書籍化』で。勝ちが3貯まったら『大御所』になってゲーム終わりかな。他に良い案あれば教えてください。
けどちょっと面白そうでしょう?
1人から大人数までプレイ可能です。
みなさんも架空のタイトル作りませんか?
ぶっちゃけ創作ってイメージを話したり書き出してる時が一番楽しいまであると思うのですよね。いや、いざ形にしようとすると飽きたり、面倒になったり、うまくいかなかったりはザラなので……この遊びはそんな創作のいいとこだけ抽出したものです。