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僕は考えた 1話
さて質問をしようか…
きみはいつ死ぬ?
1分後もしくは、1時間後もしくは、1日後、1年後、10年後、100年後
どの時死んでしまうんだい。
僕は君を未来永劫ずっとずーっと見ていたい…そう…だから…
死んでしまうところも見てみたい。だけど生きていて欲しい。
こんな歪んだ欲望を唯の願いと感じてしまうことはあるだろうか。これは運命と呼ぶのではないか?
死を好むものは人によってはネクロフィリアと呼び歪んでいると軽蔑するものもいるだろう、だが生を好むものもまた、歪んでいると呼ばれる。
どちらにしろ近くで見れるよう受け入れて貰えなければそれは、ただの自己満足な妄想だ。
だが私は自己満足な妄想を満たす為だけに現実にしたい
そして、願わくはひとつになりたい。
たったそれだけのちっぽけで壮大な願いだ