導入
ここは東京、警視庁捜査部第1課。
非現実的な現象を起こす能力、異能を使ったあの大事件は君たち探索者の活躍により無事に(?)解決と至ったのはまだまだ記憶に新しいことだろう。
君たちが浅倉班として再結成してから早3ヶ月。非公式ながら今でも"DAP"と呼ばれており、その敏腕を奮っていた。
あの事件からお偉方の評価は一変し「いやぁ、私は信じてたよ、君たちならやってくれるだろうとね」などと華麗な手のひら返しをされ、最原が拳を握りしめたり。
東とメメが甘いもの論争で白熱し、スイパラにて決着をつけようとして何故かついでと拉致られた炎夏が死んだ顔をして真っ白に燃え尽きていたり。
伊織が脱走した双葉を想い、遠い目をしていたり。
そんなこんなで季節は移り変わり、4月2日。
新年度の始まりである。
最原の30歳の、三十路の誕生日を祝った翌日。
いつもの様にDAP一同は班に割り当てられた部屋にて集合する。今は手前の事件が片付き待機状態です。
RP(浅倉を除く)
そんなこんなでしばらくすると我らがチーフ、浅倉正義が入ってくる。
情報
京都府警からの捜査協力依頼
「人の域を超えた力を手に入れる薬」が蔓延しているらしい
行方不明者が100人を超えた
知識ロール
最近ニュースでもやっていた事を覚えている。
なんでも暴徒化した薬物依存者が暴れ回り数人を殺傷したらしい。関連があると見ていいだろう。
明らかに聞いたことのある、あり過ぎる薬。皆に過ぎるある人の存在。
DAPはこの捜査協力依頼を即受諾することになる。
京都へ向かうのは明日になる。とりあえず身支度を整えよう。
京都へ。