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不老不死ロリの国  作者: 木mori
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【第二章】第四十七部分

「よし。では、鷲掴みと。ポヨン、ぴょん。」


「「きゃあああ~!ドH!」」


昆太は白昼堂々とふたりの巨乳と貧乳を蹂躙したのであった。揉み音の前者は吝奈、後者は木憂華である。


「これぞ、同時多発エロ、セクハラだ!」


昆太はセクハラの手を緩めない。被害者のふたりもなぜか、その場に立ち尽くしている。顔を真っ赤に染めて腰をひねっている。おそらく苦しんでるのであろう?


「こ、こんな激しい公然セクハラ、みたことないよん。すぐにやめるよん。・・・。も、もえもし、して、ほしいとか、ぜったいにいわないんだからねっ。」


校長はツンデレモードにシフトした。


「へへん。やってほしいのか、ほしいのんか。でもやってやらないぞ。ガハハハ。」


吝奈たちを攻撃しながらもその手を萌絵の方に方向転換する素振りをみせない昆太。


「も、もえにもしてほしい!」


ついにガマンの防波堤が決壊した萌絵。


しかし昆太はダブルセクハラ状態をキープして、萌絵には全く手を出さない。


「校長なんかにセクハラするものか!」


一言で萌絵を突き放す昆太。


(ふたりにセクハラしといてあたしにしないとか、ひとりのけ者にされるのは、寂しいよ、お兄ちゃん。)


「箱子なのか?」


(そうだよ。今は校長と一心同体なんだから。あたし、昔から友達がいなくて、やっと仲良くっていうか、話ができるようになったのがこのふたりなんだよ。)


「そのあとは、もえが続けるよん。もえは重歳のうら若い美幼女。でもその短い生涯は天涯孤独だったんだよん。今、こうして、一心同体の仲間ができた。初めて人に頼ることで、自分がひとりじゃないと実感できたんだよん。今ふたりが楽しんでる、いや嫌がってるセクハラも一緒に受けたいんだよん。オニイチャン、どうか、もえをひとりにしないでよん。」


「うん、ダメ。」


「ガーン!オニイチャンは乙女の『敵』!あっ、言ってしまったよん。」


「こちらの罠に見事にハマってくれたな。ゲームオーバーならぬ、ゲーム開始だ。吝奈、木憂華。自慢の道具を試してみるか。」


「わかりましたわ。」「わかったじゃん。」


牙が振られ、注射器から液体が発射され、萌絵の体に当たった。


『グサッ、ジュワ~。』


肩肉が裂かれ、さらに薬物で焼きただれるような音がした。


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