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人外戦記  作者: 市原要
序章
2/10

エレアンと言う世界の話

説明回みたいな。短いです。

『エレアン』と言う名のこの世界には、大きく分けて3つの種族があった。


1つは『人間』。

1つは『獣族』。

そして、『魔族』。


人間は高い知能と繊細な技術、様々な道具を創り出して生活していた。

獣族は様々な獣と人間が融合した存在で、人間とはまた別の暮らしをしていた。道具に頼らず己の力のみで狩りをしたりなど、最も原始的な種族である。

そして魔族は見た目は人間とそっくりだが人間との決定的な違いは、『魔法』が使えると言う事。


獣族は人間や魔族とは離れた環境で、『樹海』と呼ばれる森の奥で暮らしており、人間は都市を創って王や奴隷などの階級制度を定め、3つの種族の中でも最先端の暮らしをしていた。

しかし、魔族は別だった。

人間はいつしか魔族を忌み嫌うようになった。何故なら姿は似ているのに魔法と言う未知なる力を使い、人間を見下すようになったからだ。

ある日遂に人間の王と魔族の王……『魔王』が対立した。



そして、戦争が始まった。



魔族は魔法と『魔物』と呼ばれる動物に魔族の血を融合させた生物を従えて人間国に攻めて来た。

対して人間は鉄の鎧に身を包んだ『王国兵士団』と『騎士団』を中心として魔王国に攻めて行った。


そんな中、人間国では『王都』と呼ばれる城下町ばかりが栄えており、裕福な者と身寄りの無い者に分かれた。


そして良からぬ事を考える者も現れた。

身寄りの無い子供を誘拐し、奴隷として売り飛ばすのだ。当然これはかなりの罪だが、戦争に気を取られている王国は手を回さなかった。












――――今日も、たくさんの子供達が戦争の犠牲となった。



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