表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3/45

第3話 精霊王アクアとウンディーネ

初めてステータス書いたのですが、何か足りない気がするのです…誰か、教えてください

※ステータス変更しました

「うっさいわね!!!さっきから人ん家の前でグルグル言いながらクネクネと気持ち悪い動きして!」

そう言いながら出てきたのは体が半透明の青い髪を持った美女。

「ったく!こっちは最近忙しくて今からゆっくり寝ようとしてたところなのに!寝ようとした瞬間になんか外から音聞こえるし見てみたらなんかすごいキモい動きしてるやついるし!」

そう言いながらその美女は半透明な体から湯気をあげて怒っている。怒られている側の一馬は、

(や、ヤバそうなのきたんですけどぉぉぉぉ!!)

とものすごい焦っていた。

それから約2時間一馬は美女からお叱りの言葉と愚痴を頂いた。




「ふぅっ…で、あんたなにしてんの?」

冷たい眼差しで睨まれながら美女は一馬に尋ねる。

「グルルル……」

「ああ、それじゃ喋らんないわね。ちょっとこっち来なさい」

そう言われた一馬は大人しく美女の近くによる。すると彼女の掌から淡い光が発せられ一馬の体に触れる。

「『変化(メタモルフォーゼ)』」

美女がそう呟いた瞬間、一馬の体を光が覆い、徐々に縮んで行き、やがて人型になっていく。

光が消えたそこには12歳位の男の子が立っていた。

髪の色は黒、髪の毛の先が金髪で目の色は金。そして、顔はこの世のものとは思えない程の端正な顔立ち。その男の子は手をワナワナと震わせると

「お、おおおおおお……」

と感動していた。

「さてと、話せる体にもなったことだし説明してもらいましょうか」

そういうアクアの顔は極上の笑みだった。



「で、貴方はなにをしていたのかしら?」

そう問われた一馬は

「いや、その、のどがとても渇いていたので水場探してました…」

一馬は最初しゃべる時、なんで日本語?と思ったがすぐに考えるのを止めた。

そして、一馬は説教を受けたあとから何故か美女に対して敬語である。

「で、この湖を見つけて水を飲もうとしたのね」

「はい…その通りでございます…はい」

美女は、はぁ…と息を吐きながら

「じゃあなんであんたさっきあんなキモい動きしてたのよ」

そう尋ねられた一馬は一瞬ビクッと反応した後に、

「その、大変申し上げにくいのですが………自分の姿に見惚れてました」


それを聞いた途端、美女はあからさまに顔を顰め

「うっわっ!ないわー流石にないわー。自分の姿に見惚れてましたとかいうやつがホントに居るとは。とんだナルシスト君だねぇー君」

一馬は思う。ルーフィスといいこの美女といい、なんで俺が合う女性は(2人だけだが)こう毒舌なのだろうかと。

「いや、それにはその色々と事情がありまして…」

「はいはい。今更誤魔化さなくたっていいのよ?別に。何をしようがその人の勝手だし。ただ女性に引かれるだけだしね。ププッ」

そう言いながら美女は笑い始める。

(う、ウゼェ……こいつ超ウゼェ…)

一馬がイライラしていると湖の方からたくさんの女の子が出てきて

「ねっ、ねっ、アクア。この子困ってるよ…程々にしないと」

「あまりやりすぎると可哀想だよ」

「ごめんねぇ、ウチのアクアが」

などと喋り出した。

いきなりの光景に一馬が驚いていると、

「分かってるわよ、そんくらい。悪かったわね、からかって」

そう言いながら美女がこちらに向き直る。

「さてと…では自己紹介をしなきゃね、ここで会ったのも何かの縁でしょうし。

私の名前はアクア、そしてこのちっちゃい子達はウンディーネ、水の精霊よ」

こんにちはーっと挨拶をする水の精霊達。

「え!?水の精霊!?初めて見たなぁ〜」

一馬はまじまじと女の子達を見る。

(あれ?でも水の精霊達と仲良くしてるアクアって人何者なんだろ?)

そんな風に考えていると

「貴方が何を考えているか大体予想はつくわ。私が何者なのかとか考えてるでしょ?」

心を読まれた!?と驚いていると、

「貴方の表情とても分かりやすいわよ。まあいいわ。私はね、彼女達の親・水の精霊王よ」

その衝撃の告白に一馬はまたもや驚愕

(精霊王!?マジで!?なんか今回色々と驚きが多いな…)

その様子を愉快そうに見ているアクアが

「じゃあ今度は貴方のことをおしえてくれるかしら」

と言ってきた。

それに対し一馬は

「俺か?俺は根室 一馬 龍神だ」

その言葉を聞いた途端にアクアの笑顔が固まった。手を振っても反応ない。それは周りの精霊達も同じだ。

「おーい、どうしたんですか?あれ、俺なんか変なこと言ったか…?」




それから数十分後、やっと元に戻ったアウアは青い顔をしながらこちらを見て、

「ほ、ほ、ほほほほ本当に龍神様?」

と言ってきた。それに対し一馬は

「ほんとだよ」

それを聞いたアクアは、(冷静に考えれば確かに金の鱗の龍なんて龍神様以外にありえないし瞳も金色……いや、でもまさか…)とかいっている。

「なぁーどーしたんだよー?」

一馬はちょっとイライラしながら聞く。それにビクッと反応したアクアが、

「あ、あのぉ、一応ステータス見してもらえませんかね?」

と言ってきた。

ステータス?と頭に疑問符を浮かべる一馬に対し

「ステータスと念じれば出現するので…」

といってきた。ので一馬は ステータス と念じる。すると



名前 カズマ・ネムロ(人化状態)


性別 男


年齢 1歳


種族 龍神


Lv.1


体力 : 99999/99999

魔力 : 測定不能


筋力 : 104


防御 : 108


俊敏 : 224


運 : 測定不能


属性 : 火 水 風 土 光 闇


特殊魔法 : 時空魔法 光速魔法


スキル : 異世界補正 高速演算 龍化 人化

鑑定 偽証


称号 : 龍の神 正真正銘の天然

魔力バカ 全男性の敵 異世界式アイドル


と出てきた。ステータスは他人が見ることが出来るのかと思ったが、アクアは精霊王なので問題ないらしい。

そして、ステータスを見た瞬間アクアの動きが固まり、ギ、ギ、ギ、と音を立てながら首をこちらに向ける。更に次の瞬間

「スイマセンッッッッシタァァァァァァァ!!!!」

と見事なジャンピング土下座をしたのであった。

誤字・脱字、アドバイス、感想等おまちしております!

次も早く更新出来るように頑張ります!

あと、ステータスに一歳と書いていて本文では主人公見た目が12歳くらいと書いてあります

これは龍神特有の体質というか、年をほとんど取らないので一歳の時からすでに少年ぐらいの体になってしまうのです。

あと主人公はまだスキル龍化・人化の存在に気付いてないので使えません

説明下手ですみませんm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ