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いろどりの追憶の世界  作者: 裕邑月紫
魔術設定集

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いろどりの追憶・魔術設定(一)走れ新人官吏くん〜月の皇子、徒桜とならんまでに判明していること

 こちらはいろどりの追憶の魔術設定についてです。

 本作は、主人公・彩棐(幼名:小聿)が成長するにしたがって魔術の設定が明らかにされていきます。

 話が進むにつれて明らかになっていくことをまとめていきますので、参考にどうぞ。

 なお、設定は本編でも彩棐たちが説明していきますので、こちらは筆者の備忘録(自分で設定しておいて忘れるんかーい)的意味合いで記録しています。細かな説明ですので、読まなければ話についていけないと言うことではありません。ご安心ください。なお、どの時点で明らかになっているかを明記していますので、設定を読む際はネタバレとならないか各自ご確認の上、閲覧してください。


 ① 古代魔術と現代魔術

古代魔術:星の創生者である星森の申し子の力を使う術。

     空間や時間、無生物に対して干渉するもの。

     発動には「呼びかけの詞」と印を手で組む必要がある。

     古代魔術の呼びかけの詞は古代語。

 

現代魔術:星森の申し子に付き従っていたという五大精霊の力を使う術。

 現代魔術を呼ばれるのは、現代の聖国で「魔術」といえばこの五属性に関わる術であるため、申し子の力の術と分けるために便宜上「現代魔術」と言われる。そのため、古代の人々も使用していた。

 五つの属性とは、火、水、風、土、空の五種類。

 空の魔術のみ自然現象ではなく、他者の精神に関与する魔術。そのため、物体など精神を持っていないものには使えない。あくまでも生物相手となる。

 星森大陸では、発動に「呼びかけの詞」と印を手で組む必要がある。なお、現代魔術の呼びかけの詞は現代語。

 

 こちらは、彩棐(14歳)が友人の伯玞に説明している内容です。

 実は、上記以外にも14歳の彩棐が理解し扱えるものがあるのですが(!)、「きっと今ここで伯玞のやつに説明してもわっかんねぇだろ。しかもそうやすやすと目の前で使っていい代物じゃねぇし」という判断から説明をしていません。

 こちらについては、いずれ出てきますのでお楽しみに。

 

 ② 戦魔禁断術

 聖国建国の祖・舜堯と彼の右腕と言われた血のつながりのない弟、建国の剣・源彩恩が聖国の民とその子々孫々に対してかけた術。これにより、聖国の民は直接人を傷つける魔術が使用できない。

 哉彦の説明によると「発動しないか、ヘロヘロになっちゃう」。

 聖国以外の民はこの術の対象ではないため、使用可能。


 ③ 魔術機構

 聖国で独自に発達した魔科学により、機構に特定の精霊の力を取り込み決められた作用を発生させる。

 

 「風の精霊の力を灯に変える機構は、それにしか使えない。機構に触れることで、この周りにある風の精霊の力を使い明かりにするのだが……もはや、人々はこの明かりが精霊のお力を借りたものだということも意識せぬ。だがーーーー」(「月の皇子、徒桜とならん・父帝との穏やかなる時」より)

 「ここ数年で、聖国、特に聖都では、科学技術と魔術を掛け合わせた魔科学の分野が急速に発展した。特に、国政を預かる貴族や官僚、官吏の間では、魔術端末マジックデバイス携帯魔術端末スマートマジックデバイスを使用する人間が出てきた」(「走れ!新人官吏くん・新人官吏はお片付けがお好き」より)

 

 ④ 星森大陸の者たちの魔術の発動方法

 星森の申し子や精霊に対して「呼びかけの詞」を唱え、正しく印を組むことが発動条件。また、発動には術者本人の「気」が必要となりこの「気」を使いすぎると生命維持が困難となる。魔術を使うための「気」は本人の資質だけでなく、精神統一などの鍛錬により高めることができる。

  

 ⑤ 鏡合わせの大陸の魔術の発動方法

 タリスマンと呼ばれる魔具を使用して魔術を使う。魔具を使用するため、星森大陸の魔術の発動方法よりも術者への負担が少ない。

 

 ⑥ タリスマンとは?

「タリスマン:純度の高い宝石に特定の精霊の力を具現化する術式を刻み込んだもの。身につけている者の気を取り込み、増幅させ、術者の気と周囲の精霊の力と合わせることで力を具現化する。発動させる術は、火・水・土・風の精霊の力に依拠したものが主流である。発動のきっかけとなるのは、魔法発動のための気の流れや呪文、定められた動作など多岐に渡る。タリスマンの作成には、人の気を取り込み増幅させる術式と具現化したい精霊の力を使った術式を刻み込む。」(「月の皇子、徒桜とならん・託された想い」より)

 

 ⑦ 無詠唱魔術 発動条件である「呼びかけの詞」や印を必要としない。

 四歳児の小聿は一度発動するのにかなり苦労していましたが、十四歳の彩棐はひょいひょい使っています。

 こちらは、十年間の彼の努力の賜物。

 古代(舜堯や彩恩)の人々は無詠唱で発動できたとの文献あり。

 現代でこれができるのは、彩棐以外にいるのかはまだ謎。

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