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あたしのアサシンがとんでもない件  作者: おにまる
第一章 なりたてアサシン

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9/70

巡回ボスとの死闘

よろしくお願いいたします。



~~~ロックス視点~~~


   ー数時間前ー

 血まみれジャックを倒してなお狩を続けるロックス。

ジャックの膨大な経験値を一人で頂いて、そのレベルは49まで上がっていた。


(このレアドロップ見たら、またあるじ腰ぬかすんじゃないか。)

ドラ5Fで狩を続けるロックスは、主の反応が少し楽しみになってきていた。


(もう少しでLv50か、ここは敵の湧きが良くて美味しいな)

暫く狩ること数分後レベルアップを告げる効果音がなる。

(よし、ひとまずはこれである程度のボスとも渡り合えるな。)


そう、アサシンのレベル50で得られるスキルにボス狩りには欠かせないある技が取得できるのであった。


レベル50になったので少しゆっくり狩っていると、主が帰ってきた。

なんか変な声あげてるし、ム〇クの叫びみたいなポーズ取ってるし・・・

ロックスはモニターについてるカメラ越しに彩音の姿が見えている。

この頃になると彩音の反応を見るのが楽しくなってきて、さらなる自身の強化にも身が入った。


 ()()彩音はこの事を知らないが、

それを知る時は、すぐそばまで来ていた。


程なくして町に一旦帰還し、装備を整える。

さすがに最初程驚かなくなったし、ちゃんと装備することも覚えたようで、よしよしとうなずくロックスであった。

(よしよしいい傾向だな、さぁ狩いくぞ!)

ロックスが息巻いているとメッセージが届く。

どうやら友人と狩にいくようだ。

(まじか、PTプレイとかだるいな・・・)


 二人で話し合ってとりあえずはペア狩りでドラダンジョンに向かうようだ。

(まぁペア狩りならいいか、頼むから俺の足は引っ張るなよ・・・)


暫くするとドラダンジョンに到着。

とりあえず好きに狩っていいとのことで、ロックスは喜び勇んでモブに飛び掛かる

(おー体が軽いぜ!バイオレットの効果いいな、これなら狩が捗るぜ!)

新しい装備の効果とレベルアップも相成りロックスの殲滅速度は彩音も目を見張るものがあった。

もはや今のロックスにとっては適正狩場は格下狩場でしかなかった。

ロックスより+20で適正狩場と言ってもいいだろう。

ただでさえ精密機械のようにミスのない動きなのに、超レアアイテムにより強化されてるのだ。


これではここでは手を持て余すのも仕方ないというものだ。

どんどん奥へと進んでいきとうとう9階層までやってきた。

何やら奥でドンパチと楽しそうな宴を開いてる音にロックスは興味津々だった。

その音の鳴る方へと近づくと・・


(おぅおぅ、フランキーじゃねーか、いいなぁ楽しそうだなぁ)

彩音がびびり腰になってるのもどこ行くものか、今にも飛び出しそうなロックスであった。

(くぅー、いいねぇ、力と力のぶつかり合い激しく燃え上がれ!)

ロックスがよだれを垂らさんばかりにその状況を見てると、そのハンターたちの雲行が怪しくなってきた。


(ありゃりゃ、これまずいんじゃねーか、あの盾倒れたら詰むぞ。)

ロックスは行こうと思えば行くことはできるが、これは彩音のゲームであるという認識はあるので、基本的な動向は彩音の判断に任せている。


今はそんな事を言ってる場合じゃない状況に刻一刻と迫ってきた。

相手からのレイドPTの誘いが来たのを確認したロックスは、すでに動いていた。

(よし、相手からの許可はでてる、暴れるぜ!)

ただ主は戸惑って、あわわわなってるのがよく分かったのでロックスは決心して彩音に呼び掛ける。


〔彩音、俺を信じろ!〕


〔えええ、何、だれ!〕


〔俺だ、ロックスだ〕


〔えええええええええ、ロッくん喋れるの?〕


〔この声は彩音にしか聞こえていない〕


〔えええええ、どういう事なの????〕

〔訳は後で話すが二人だけの秘密だ、今抜けたらここは決壊する〕


〔わかった!ロッくんも無理はしないでね〕


よしこれで、主の許可も得た。彩音が天然なのか物分かりがいいのか、とりあえずすんなり受け入れてくれて助かったとロックスは胸をなでおろしながらも、すでに意識はフランキーまっしぐらだった。


(さぁ、フランキーやり合おうぜ!といっても全部俺のターンでしかないがな!)


そしてロックスは食らえば一撃で絶命間違いなしの拳目掛けて、走り込み「暗雲転身」の構をとる。


 フランキーの拳は大きかった。

ロックスの身の丈と同じくらいあるんじゃないかと思われるほどだった。

それはまるで巨大な岩だった。


その強大な拳ですべてを粉砕してきたフランキーだが、目の前の小さなハンターは臆することなく挑んできた。

そしてその眼が気に入らなかった、小さきか弱き分際で俺を恐れぬかと言わんばかりにロックスに殴りかかっていく。


しかしそれを捉えることができず殴ったと思ったら、消えて背後から痛烈な痛みがフランキーを襲う。

怒りと痛みでフランキーは吠えた!


(すまねぇなフランキー、相手が悪かったと思ってくれ!)


ロックスの強化された攻撃力と攻撃速度が相成って超火力として、フランキーのHPを削っていく。

周りのハンターからも希望の光が見えたかのような声が上がり始めた。


そんな声も全く気にするそぶりも見せず、猛烈に攻め立てていく。

(そろそろ50%かぁ、召喚くるか・・・)

〔おい、彩音、盾を下がらせてHP50%での取り巻き召喚に備えるよう伝えろ!〕

〔え、え、ロッくんは?〕

〔俺なら大丈夫だ、もとよりこれくらいならソロでやれる〕

〔わかった!言ってみる〕


それから盾が下がるのを確認して緩めてた攻撃をさらに加速させた。


〔デカブツは俺が受け持つから、取り巻きの処理を他の奴らで頼む〕

〔わかった!伝える!〕

〔あと盾にディフェンスフィールドは、温存しろと。〕

〔よくわからないけど、言ってみる!〕



そしてフランキーのHPゲージが50%ラインに来ると、フランキーの動きが一旦止まり凄い咆哮を上げた。


 どこからともなくこのダンジョンのいろんな階層の種類のモンスターが集まってきた。

(頼むぜ、盾凌いでくれよ・・・)

それらを盾が「グランドヘイト」を発動し、一気にタゲをとり、自身は「ホーリーアーマー」でダメージを最小限に抑え堪えていた。

(ほほぅ、最後まで残ってるだけあってやる盾じゃねーか。)

その間に他のハンターで取り巻きを処理していった。


フランキーの召喚は、強烈な代わりに一回だけだ。

近くの階層のモンスターを呼び寄せるという強烈極まりない召喚だ。

終わりの見えそうにない、召喚の群れだが一向に倒れる気配のない盾、頑丈なのだ。

さらには優秀なヒーラーがいるな。

そしてでかい範囲魔法と弓の雨により一気に召喚が殲滅された。


(ほう、後ろの奴らもちったぁやるみたいだなぁ)


 さぁて・・この先が問題だな・・・あいつら生き残れるか・・・





お付き合い頂きありがとうございました。

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