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あたしのアサシンがとんでもない件  作者: おにまる
第四章 魔王城侵入クエスト編

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63話 未知の領域

ウィイイイイイン!!

ウィイイイイイイン!


『シンニュウシャヲハイジョセヨ!』


転移ゲートに乗り部屋の中に入るとけたたましく鳴り響く警報音と警告メッセージが通告された。


すると同時にクエストが一つ進み部屋の中にいる皆の頭上にクエストメッセージが表示された。


『監視装置が反応しました。この部屋の中にある二か所の警報停止装置を5分以内に同時に押して停止させてください。失敗すれば強制的に毒ガスでこの部屋は満たされます。』



それと同時にどこからともなく監視兵シリーズ3種が八方よりワラワラと押し寄せて来た。


ーグランドヘイトー




いきなりのイベント開始にも慌てず、きんぐさんが皆を守るために即座に範囲ヘイトスキルを発動させ辺り一帯の攻撃を引き受けるべく監視兵のタゲを取る。


〔彩音、俺がハイドであたりを探ってくるから他でしばらく耐えてもらうよう伝えろ!〕


ロックスはすぐに潜伏スキルでハイド状態になる。

ハイド状態になれば敵から視認されず、移動速度も向上するのでこの無数に襲い掛かてくる監視兵を潜り抜けて停止装置を探すのには持って来いなのだ。


「ハイドで辺りを探してくるのでしばし持ちこたえてください。」


「わかりましたロックスさん頼みます。」


さすがは百戦錬磨のPTだけのことはある。誰一人取り乱さず、現在己ができる最大限の行動を実行していたのだ。ちゃまさんがーグラビティフィールドーを展開し周囲一帯の敵の移動速度を低下させる。


ー千矢百夜ー


蒼月さんが範囲スキルで敵に弓の雨を降らせる。


ーホーリープロテクトー

ーヒーリングフィールドー


八方より終わりなく押し寄せる監視兵より皆を守るためにやんやんさんが皆の防御力をあげつつ範囲回復フィールドを設置する。


皆が皆を信じ現在できる最大限の行動で次に繋いでいく。


その間に疾風のごとき移動速度で周囲を駆け巡りロックスが停止装置の位置を割り出した。


〔彩音入り口から入って見て3時と11時の方角の壁にあるのがそれだ。俺が11時は対処するから3時の方角のを他の奴で頼む〕


ロックスはハイド状態が切れたので、その場で監視兵シリーズを倒しながら待つことにした。


「ありました!こちらは押しますので、入り口から見て3時の方角のスイッチを誰かお願いします。」


「了解」


「俺が行く!3カウント0で押そう!」


ラ王無双さんが3時方向に範囲スキル放ち敵を吹っ飛ばした後に走り出す。


「3」


「2」


「1」


「0」


ウィィィ・・・・・


警報音が止んだ。アラートが消え監視兵たちもこれ以上は増えないようだった。

すぐに今いる監視兵シリーズの殲滅に取り掛かりあっという間に倒し終えるのだった。さすがは全員が95Lv以上で現状最強のPTと言うべきだろうか。


皆がほっと胸を撫でおろしているとまた一つクエストが進み皆の頭上にクエストメッセージが表示された。


『警報装置の停止に成功しました。準備ができ次第次の部屋へ移動してください。』


すると部屋の奥に次なる転移ゲートが出現した。


「一旦回復してから次に行きましょうか。リキャストタイムも確認しておいてください。」


 きんぐさんから次に備えて一旦休憩の指示が出たので皆うなずきながら回復に専念する。先ほどみたいに入った瞬間に待ったなしの状況も想定して、それぞれがMPやスキルのリキャストタイムを回復させいつでも万全の状態で戦闘態勢に入れるようにする事にした。


「ここまでは順調ですね。」


「次がドキドキしますね。」


「オラなんだがドキがムネムネするw」


「www」



ちゃまさんが皆の緊張をほぐすべく冗談を言う。

未知の世界故に、一歩入って見ないと何が起きるか分からないと言うのは非常に恐怖であり、スリリングなもので、このゲームでもそれはそうそう味わえるものではなく開拓するもの達の特権ではないだろうか?。


後発組は、前もって対策が打てる分、楽にクエスト等、進められるようになるが、今【クレイジーギア】のメンバーが味わっているような感覚とは少し違うものになるだろう。


なのでちゃまさんがいったセリフは冗談半分、本気半分であるだろう。


しばしの休憩をとった後きんぐさんが皆に確認をとり次の転移ゲートに向かう事にした。転移ゲートまで来ると一歩前できんぐさんが防御バフを行使したのを見て皆も強化バフを発動させ準備を整える。


「では行きましょう!」


彩音も頬をパンパンと軽くはたいて真剣な表情でモニターに睨みをきかせていた。

それをロックスは横目で見ながら思わず微笑んだように見えた。


覚悟を決めて中に転移した皆はその目を見開いた。


その前方の奥には艶のない濃い紫のプレートアーマーに身を包みその手には大きな盾と巨大な剣を持った途轍もなく大きな《《それ》》が、そびえたつ様に立っていたのである。その大きさはきんぐさん達の3倍はあった。


ダークガーディアンLv95

 攻撃力892,700

 防御力824,100

 HP263,900,000


「なに・・・あれ・・・倒せるの!?・・・」


「硬そう・・・」



『制限時間内に【ダークガーディアン】を倒し【キー】を入手してください。』




無情にもクエストメッセージが目の前の《《それ》》を倒せと告げて来た。





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