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あたしのアサシンがとんでもない件  作者: おにまる
第四章 魔王城侵入クエスト編

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束の間

よろしくお願いします。

皆でのレベル上げ目的の狩りで、思わぬネームドとの遭遇と各々へのパワーアップの贈り物という最高の収穫を終え皆も94レベルとなった。


その後各自装備の調整や95Lvでの新スキルを目指しながら数日を過ごした。


 ロックスに至っては、魔界研究所ですら、一般モブならソロで狩れるほどの火力に仕上がっており、最近チラホラ人の出入りが始まった魔界研究所施設で、そのロックスの火力と爆狩りの速度に目を丸くするばかりだったという。


(ロッくん、攻撃力はとんでもない事になってるからいいと思うけど、鎧?は最初に作ったままの物だけどいいの?)


〔俺に基本、防具は必要ない。当たらなければどうと言う事はない。付加価値の良い物が付いてるなら考える程度だな。〕


(なるほどねぇ。)


〔アサシンは攻撃を耐えるんじゃなく、回避して攻撃を優先させる職だしな。少しばかり良い物つけても大した違いは無いんだよ。100Lv装備で考えればいいさ。〕


(分かった。バリボリ・・・)


 彩音は分ったような分からないような感じでいたが、ロックスがそう言うから大丈夫なんだろうと優雅に余裕の表情で研究所施設のモブを次から次へと飛び交うように爆狩りするロックスを横目にポテチをかじっていた。


ーレベルアップ!ー


 そうしているとついには97Lvを告げるレベルアップ通知が来た所でギルドマスターのやんやんさんから声が掛ったので一旦戻ることにした。



~~~~~~~・~~~~~~~



「さすがロックスさんもう97ですか!?」


「あ、はい今上がったばかりですけど。」


いきなりの問いに、彩音のいつものあわわ振りをロックスは横目で見ながら周りを見渡すとギルドホールにはいつもの攻略メンバーが揃っていた。


やんやんさんの言うにはようやく攻略メンバーも95Lvの目途が付いたので、装備も一新し、次の皆の時間の合う時に魔界クエストを進めようかという事だった。ロックスは元よりいつでも行く準備は整っているので、彩音は快く承諾した。


それからこの前のデスタイラントからドロップした格闘家の武器が売れたとの事で皆に分配があった。なんと20億で落札されたとのことで、落札したのはあの暴勇バベルさんだろうとの事だった。

きっとギルメンからお金を協力してもらって集めて競り落としたのであろう。


現在でも攻略情報が出たとはいえ【クレイジーギア】以外では討伐は難しいであろう。それくらいの激戦だった。それゆえに現在のこの武器の価値は非常に高い物なのだ。



 ギルドホールを後にした彩音はいつもの一本桜の咲く丘の上にロックスを連れて来ていた。


(またこの前の様な戦いになるんだろうね。)


〔まぁな。でも他の連中も95Lvの新スキルと新武器装備している者もいるだろうから意外といけるんじゃないか?〕


95Lvの新スキルという言葉に彩音がピクリと反応を見せる。


(あの技は使わないでね・・・)


〔そうだな。使わないに越したことは無いが、やられるくらいなら使ってやられるさ。〕


(・・・・・)


〔そんな心配するな。これはゲームなんだからもっと楽しめ。〕


彩音は以前ほどの怯えは無くなったが、もしロックスが死んだら消えてしまうのではないかという不安は拭えずにいた。ロックスからも消えると決まった訳では無いという事も聞かされているし、もし消えたとしても復活の方法はあるだろうと言う。


ディスティニーフェアリーの世界ならではの、この一年中桜の咲き誇るこの丘の上で風に舞う花びらを美しく思いながら、この不変の景色にロックスを準えながらいつまでも変わらぬ存在であり続けるよに思いを馳せて心を落ちるかせているのかもしれない。


この景色と共にいつまでも・・・・。


桜の元で共に寄り添いながらを想像し、飽くこと無くしばしその風景を楽しんだ。





~~~~~~・~~~~~





 その週末に、【クレイジーギア】の攻略メンバーは集まった。

そして魔界研究所の次なるクエストの目的地を目指して進んでいた。

皆95Lvの新スキルと新武器を引っ提げてきているので、道中は難なく進めてこれた。


「さぁ皆さんここから先は全くの未知の世界です。覚悟はいいですか?」


ゴクリと固唾を飲む音が聞こえてきそうなほど皆は、冗談を言う余裕も無く緊張している面持ちであった。


その皆が見つめる先。魔界研究所最重要機密室とクエストの案内に出ている部屋の前の転移ゲートに足を進める。


 再び激戦必至の幕は上げられようとしていた。



カクヨムで掲載してましたが、こちらの更新も続けたいと思います。

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