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あたしのアサシンがとんでもない件  作者: おにまる
第四章 魔王城侵入クエスト編

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魔界研究所ー1

よろしくお願いします。

いよいよ魔界研究所に特攻です。

ハラハラ(°_°;)ハラハラ(; °_°)



 終わってみれば、予想通りというか難なく終えたように思われる黄昏クイーン討伐。

その結果。このPTで魔界研究所の攻略を進めても問題ないであろうと言う事になった。


 ただアップデートで魔界が、解放されてそんなに時間がたってないので情報が少なく、すんなりと一度で攻略するのは難しいだろうと言う事が、ちゃまさんから皆に話された。


(ロッくん大丈夫なの?)

〔今までがチュートリアルのような物だからな、こっから先は絶対は無い。〕


 ロックスの言葉に一気に不安が押し寄せる彩音。

ロックスのいつかの言葉が頭をよぎる・・・

彩音としては皆でPTを組んで一緒に探索することは、楽しい。しかしながらロックスに万が一のことが起こったらと思うと手放しでは、楽しめないという複雑な心境になっていた。


〔彩音。もっと楽しめ。ノーリスクなゲームほどつまらないものは無いぞ。〕

(それはわかってるけど・・・・)

〔その時はその時で、()()日話した内容を覚えてるか?〕

(うん・・・)

〔だったらそれも含めてゲームとして楽しめ。〕


 そして一行は魔界エリアへと足を進め魔界研究所を目指すのだった。

「皆さん魔界研究所に入るまでのクエストは終わらせてますよね?」

「「「「終わってます!」」」」


「ではクエストアイテムの通行証を用意しておいてください。」

「「「はーい」」」


魔界エリアを難なく進み、研究施設の様なものがあるところに着くと、ちゃまさんから説明があった通りIDキーの様な通行証と書かれたアイテムを使う。

そうすると施設内部へ転送され、まずは一旦皆が入り終えるのを待つ。


 ちゃまさんはすでにここの1Fはある程度探索したそうで、ここでのクエストを案内しながら他のPTメンバーもクエストを進めていく。


 何やら大きな水槽の様な物の中にチューブに繋がれた、モンスターなのか宇宙人のような見た目の生物がたくさん培養されてるようなオブジェクトが無数にあり、なんとも不気味な雰囲気で立ち並んでいた。


出てくる敵も今まで見たことのないようなパターンの容姿をしていた。

動物を掛け合わせたようなものから、ゾンビの様な物まで多種多様ではあるがLVはどれも85前後で、このPTメンバーでは楽々撃破できるものばかりで、経験値も美味しいようだった。


 すると案内していた、ちゃまさんが足を止めた。

「私が先行できるのはここまでです。この先の部屋にlv87のデスタイラントという中ボス的なのがいますが、そこでやられて引き返しました。」


その時は3人での少人数で、行けるとこまで探索しようということで入ったそうで、さすがに3人ではボスの手の内を探る前に撃沈されたとのことだった。


 少し戦った感じでは見た目も行動も彷徨うフランキーみたいだったとのことだった。

各自がバフやスクロールを発動させ戦闘準備を済ませる。中に入ったら全員揃うまで動かないようにとの事だった。少しでも動くと襲ってくるとのことだった。


 いざ覚悟を決めるとそこには、見るからに屈強そうな人造人間の様な物が壁に鎖で繋がれていた。


「まんまフラン〇ンやんw」

「狂暴そうですねw」

「ですね、見た目通り物理主体の攻撃がメインのようです。」


(うわーロッくん、大丈夫なのあれ・・・)

〔問題ないだろう。〕


「ではファーストアタック行きますね!」

きんぐさんが覚悟を決め自慢の大楯を構えながらゆっくりと歩を進める。


真っ赤な目は敵意剥き出しに息は荒くその屈強そうな肢体をさらに膨張させながら…


それは狂暴な唸り声を挙げながら鎖を引きちぎって向かってきた。


ーウボォオオオオオオオオオオー


 向かってくるタイラントに対してヘイトスキルを打ち、凶悪なその拳を大楯でしっかりと受け止める。

並みのハンターなら吹っ飛ばされそうなタイラントの拳を受け止めて尚余裕の表情

でさらにスキルを打ちこんでいく。まずはしっかりとタイラントにヘイトを与えタゲを固定させる。


小癪なと言わんばかりにタイラントは、きんぐさんを叩き伏せようと凄いうなり音を上げながらさらにその剛腕を振り回す。


「そろそろ大丈夫です、やっちゃってください!」


 その合図により皆も一斉に攻撃態勢にはいる。

まずはゆっくりとダメージを与え徐々にスキルを加えていく。

一気にペースを上げるとタゲがとんで、敵が暴れて収拾がつかなくなるからだ。

このPTのメンツはそういうことはしっかり分かってるので、言わなくても皆そのようにやってくれる。


 そしていよいよ皆がエンジンの回転を上げていくようにスキルをぶん回し始めると、見る見るうちにタイラントのHPが減っていく。80%を切ろうとした時だった。


 タイラントが怒涛の様に繰り出す両拳を止めて、大きく両側に腕を広げた。


「何か来る!」

歴戦のハンターは、常に警戒を怠らない。


それはまるで回転ラリアットの様に両腕を振り回し回転しながら突進してきたのである。これには押し出し効果があるようできんぐさんを弾いて後衛の方に突っ込んで来た。


「一旦離れて!」


 誰かを狙ってというより大きく円を描くように決まったラインをなぞる様に技を繰り出して進んで行くハリケーンの如し。


その凶暴なハリケーンは、反時計回りに回って元の位置に戻った。すぐにしっかりときんぐさんがタゲを取り直す。


 いやはや、初見のボス程、動きの読め無く怖いものはないと実感させられた瞬間だった。


慎重にきんぐさんの動きに合わせて火力部隊も攻撃を重ねていく。今の動きがまた来るであろうことを念頭に置いていつでも離脱できる心構えをする。これは非常に大事なことだ。何か来るかなと予想してるのと夢中になってスキルを連打してるのとではやはりそれに対する反応も変わってくるからだ。


 中にはタゲが飛ぼうがスキルをぶっ放し続ける後衛もいるが、これでは決壊する確率が跳ね上がってしまう。


 そうしてるとやはりさらに20%程削り60%になったところで攻撃をやめ両腕を大きく広げた。

今度はきんぐさんの指示なしでも皆が大きく距離を取る。イイ連携だ。


 一連のタイラントの攻撃を皆が躱して所定の位置に戻りきんぐさんがタゲを取り直すのを落ち着いて待つ。


 ここからだこの先の50%で何か来るはず・・・

皆もボス狩りは相当経験を積んでるので、それなりに予測はしてる。


 彩音もぎゅっと手を握りしめ、知らずのうちに見てて力がはいるのだった。






お付き合い頂きありがとうございました。


次回予告、危うしロックス!

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