表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あたしのアサシンがとんでもない件  作者: おにまる
第四章 魔王城侵入クエスト編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

51/68

魔王城侵入クエストに向けて

よろしくお願いします。( ゜д゜)クワッ



 PVP交流戦も終わり、ロックスはいつものように魔界へレベル上げに来ていた。

(これから、どんどん厳しい状況になるの?)

〔そうだな、少しでも強くしておくためのレベル上げだな。〕


 彩音はこの間のPVP交流戦で、ロックスが初めて攻撃を受け、ダメージを食らうのを見て、当初かなり気が動転していた。


その後、ロックスから説明があり、あれは、敵を誘い込むためにわざと攻撃を受けただけで、何も心配することはないという。


彩音はPVPに関してはほとんど理解しておらず、狩りとPVPの違いがあまり理解できてなかった。


ロックスも彩音にPVPの楽しさをわかってもらうために、わかりやすく説明した。

狩りでは、単純なAIでの攻撃が来るだけで、たいした駆け引きがない事。

PVPではプレイヤー同士の駆け引きが重要になること。


あの場面では、相手に後一手で勝てると思わせる必要があった事。

いかに落ち着いたプレイヤーでも勝利の欲望というものは出る。


それも対人特化のギルマスならば、普段それを抑制している。が、少しの綻びからそれが顔を出し、冷静な判断を狂わせる。


あの場面の緊急回避もそうだ。もう後がないと相手に思わせて、大技を坦々と待ち受ける。


もっと冷静な状況なら、相手もロックスの返し技の存在を忘れてなかったであろう。

後一手で勝利できるという欲望が目をくらませ大技を出させるのだという。


(なるほどねぇ・・すべてはロッ君の掌の上だったのね。)

〔そういうことだよ、彩音もやってみたくなってきた?〕

(いやー他のプレイヤーと戦うとか無理。)

〔そうか。〕


 そうして黙々といつもの魔界でオーク狩りを続けているとレベルも92へと上がった時だった。

ギルドマスターのやんやんさんから、声が掛かった。


ロックスは、そろそろ声が掛かるころかもなと思ってた矢先だった。


「ロッ君、うちらのメンバーもやっと90になったから、次の魔界クエストに挑戦したいんだけど。」

「わかりました。一旦ギルドホールに戻りますね。」


ギルドホールに戻るときんぐさんや、蒼月さん、ラ王さんといったメンバーも集まっていた。


90レベルから、入れる魔界研究所のクエストを進めたいという話だった。

「いよいよみんな90レベルになったので、魔界クエストを進めようかと思ってロックスさんにも協力して欲しい。」

きんぐさんからも、おそらくそうだろうなとロックスが予想してた誘いが来る。


「そろそろ来る頃だと思ってお待ちしておりました。」


「おぉ、では皆で行きましょうか!」


皆で魔界研究所の攻略へと意識合わせを行おうとして、メンバーの確認をするが、魔導士が居ないことに対してどうしようかということになった。


「あっちゃんは、PVPイベントから見てないしなー」

基本MMORPGでは本人が言わない限りリアル事情は、詮索しないのがマナーだ。


「そのことなんですが、今回懇意にしてる方からもぜひ、参加したいという声があるんですが。」


きんぐさんとやんやんさんが、たまに野良狩りに行くときに御一緒する魔導士の方を誘いたいという事だった。

「「全然問題なし」」

蒼月さんとラ王さんから同意見が出る。

「きんぐさんや、やんやんさんの紹介なら、私も問題ないですよ。」

彩音も問題なしの意見で、いよいよ魔界研究所の攻略に向けて話が進んだ。


メンバーの職については、きんぐさん(盾)やんやんさん(回復)蒼月さん(弓)ラ王無双さん(拳闘)とロックス(暗殺)と、今回からさんかの魔導士さんといったパーティーで、非常にバランスの取れた構成となり、攻略は問題ないだろうと予想された。


 まずは顔合わせも含めた腕ならしということで、ダンジョンボスに挑戦しようということになった。

ギルドで、まだ討伐は行ってなかった、アルカンダ地下遺跡の最下層の「黄昏クイーン」を討伐目標にしようという事になった。


(ロッ君、黄昏クイーンって強い?)

〔まぁ、そこそこな。新しく入る魔導士にもよるが、行けるんじゃないか?〕

(あいかわらず、のんきなんだから・・・)

〔ボス討伐は、楽しいからな。力と力のぶつかり合い!いいじゃないか。〕

(・・・・)


 彩音はふくれっ面で、相変わらずマイペースなロックスであった。



 まずは、顔合わせと言う事で、今回のPTメンツと、新しく加わる方との待ち合わせ場所に向かう事にした。


 そこには、丸眼鏡に白衣のアバターを着た、いかにも研究者のような出で立ちをしたハンターが待っていた。


「初めまして、クレイジーギアの皆さん、「ちゃま」と申します。」


「こんにちは、ちゃまさん、今回は研究者のテーマですか?」


 いつも色々なアバターを着こなしているのか、やんやんさんからお決まりのやりとりしてる様な雰囲気で、突っ込みが入っていた。


「えぇ、魔界研究所ダンジョンにちなんで、揃えてみました。」


「なるほど、似合ってますね。皆さんこちらが今回PTに加わっていただく、ちゃまさんです。よろしくお願いします。」


「「「よろしくお願いします。」」」


「そうそうたるメンバーに加えて戴きありがとうございます!」


「いえ、こちらこそ、いつもドロップ情報や、モンスター情報助かってますよ。」


「まぁ、それは私の趣味でもありますからね。」


 

 そう、このちゃまさんは、フェアリー界では、よく知られており色々なデータを収集しては、情報サイトでも公開してる有名人であり、お世話になった人はたくさんいるであろう。

モンスターのドロップ情報や、攻撃パターンなどの情報は本当に有難く非常に参考になるものだった。


「これから皆さんと未知のダンジョン探索出来るとおもうとワクワクしますね。」

「こちらも皆でレベル上げて待ちにまったこの機会ですからね、今回は参加ありがとうございます。」


 和やかな雰囲気で、顔合わせは進み、まずは、黄昏クイーンの討伐に関しての話になった。

アルカンダ地下遺跡の最奥のボスであり、吸血鬼でもある黄昏クイーン。

おそらく現時点でも未討伐のボスでもあり、その理由には非常に厄介な特性を持ったボスという情報は、出ていた。





ちゃまさん、短い間でしたがお世話になりました。

お付き合い頂きありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ