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あたしのアサシンがとんでもない件  作者: おにまる
第三章 魔界と対人編

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交流戦ー6

よろしくお願いします。




 OMG陣営が慌ただしく動きを見せ、邪術士数名が前に出る。

ー赤蜘蛛召喚ー


〔まずいな、あれは厄介だぞ。〕

(何あれ、ロッくん知ってるの?)

〔敵を捕縛し、牽引する式神だ。〕

(どうしたらいいの!?)

〔式神倒すか、邪術士倒すかだが、式神倒してもクールタイム開ければ、また召喚されるから、本体潰すしかないな。〕

(わかった、言ってみる!)


彩音が皆に知らせようとしたがその前に捕縛が始まった。


ー捕縛ー

ー牽引ー


最前列で、敵の攻撃を警戒していた、くまちゃんが標的にされ、邪術士の召喚した、赤蜘蛛のスキルー捕縛ーで、絡め捕られてそのまま相手陣営に牽引されてしまった。


「邪術士を優先で攻撃!」

彩音が皆に知らせるより、きんぐさんから的確な指示が飛ぶ。

「了解!」


次々へとOMG陣営の邪術士が、式神赤蜘蛛のスキルで捕縛し、拘束されるクレイジーのメンバー達。

「そうはさせないよ、バーニングヘル!」

「殲滅理解した!ー千矢百夜ー」


捕縛されて牽引されるところにあっちゃんと蒼月さんが、敵陣営に広範囲スキルで攻撃する。

しばし膠着状態であった前線は、OMGの邪術士投入によって、動き始めたのだった。


 これにより前線は、前衛後衛入り乱れての乱戦になった。

ここで、注意しないといけないのは、後衛はあまり出すぎるとすぐに落とされるので、ぎりぎりのラインを見極めないといけない。


この戦いにおいて、前衛は相手を倒すことより、死なないことが最重要になる。

前衛が倒れると攻撃がそのまま後衛に流れてくるので、そこから崩れていってしまうからだ。


うまく牽制スキルで、相手の前衛の足止めをしつつ、タゲをしっかり合わせながら攻撃を合わせていくのが大事になるが、乱戦になってくるとなかなか難しい状況になる。


こういう時に普段の連携や団結力の強さの差が勝敗の分かれ目となることが多い。


クレイジーギアのメンバーはPVPには、そう特化してないが、狩りでの連携は他ギルドの追随を許さないものがある。


一方のOMGは、PVPにおいては、普段からどうやったら、倒されずに相手を先に仕留めるかを皆で研鑽し合いながら活動してるので、PVPという面では他のギルドの追随を許さないものがある。


ただしPVPと言ってもこのようなGVGみたいな団体戦では、タイマンのPVPとは少し異なってくる。


戦況はしばし乱戦模様となり、どちらが有利な状況に持っていけるか、ここが正念場だった。





~~~~~・~~~~~~・~~~~~~


ー団体戦の数分前ー


「とりあえず、スリーマンセルで、小隊を作りまずは、相手の出方を伺うため防衛に専念しようと思います。」


きんぐさんから、基本的なスリーマンセルでの行動方法や、戦術の最終確認で皆に説明があった。


「相手の出方次第では、ロックスさんに動いてもら事になるかもしれないので、ロックスさんはソロでお願いします。」


「了解です。」


ロックスには、きんぐさんから別行動についての打ち合わせがしたいとのことで、直接説明があっていた。


「日頃の私たちの連携しての狩りは、きっと役に立つと思いますので、皆さん力を貸してください!」


最後にやんやんさんから、皆を鼓舞する言葉と皆への意思確認が行われた。


「まかしといて、全員焼き尽くす!」

「がんばろう!」




~~~~~・~~~~~~・~~~~~~



戦況は、未だ拮抗してる状況だった。

「布団がふっとんだ!」

遊び人という職業のピーナツさんが寒いジョークというスキルで、敵前衛に向けて、範囲凍結スキルを発動させていく。そこにあっちゃんや、蒼月さんが広範囲火力スキルをブッコんでいく。

ーバーニングヘルー

ー千矢百夜ー


これには一気に敵陣営の前衛がエスケープで後退していく。ここがチャンスとあっちゃんが、敵前衛の下がった所に、範囲スタンが狙えるコメットを発動していく。


「蒼たん追い打ち!」


ーシャープシューティングー


前衛の居なくなった穴に高威力貫通スキルで後方に下がっている邪術士を狙う。


だがそこは、OMGも手慣れた様子で、血まみれキャリーさんがファイヤーウォールと独沼を設置し、

クレイジーギアの侵入を防ぐ。


「ロックスさん、そろそろ頃合いかと。」

「了解です。」


ロックスは、クレイジーギア陣営後方で、ハイドスキルを発動させる。

ハイド状態になると、敵から視認できなくなり、移動速度が、向上する。

ただしそのハイドした敵を炙り出すスキルも存在する。


ロックスはひっそりとPVPエリアの端を移動する、今のロックスの移動速度に追いつける者はおそらくいないだろう。


目指すはOMG本陣。

さすがに王が、一人でいることは無いだろうことは予測してたが。

そばには、ハイド破りの為のサイトを発動させた、魔導士とヒーラーの二人を置いてるだけだった。



すかさず魔導士に狙いを決め、先手を取りに行く、サイトを発動させてはいるが、ハイドを炙り出したところで10mの近距離でいきなり姿を現せたロックスに反応できるはずもなく。あっという間に空中に蹴り上げられ空中コンボを食らって、初めてロックスの出現に気づく。

お決まりの奥義:飛燕落雷を食らって魔導士は沈む、次いでヒーラーに狙いを変え、一瞬で落とすロックス。

さすがに二人を落としてる隙に重騎士ゾッドさんは、無敵スキルを発動させていた。


パーフェクトプロテクトがかかってる状態では、さすがのロックスでも落とせないので、30秒待つしかない。


〔ちっ、援軍呼ばれてるよなー〕


王が一人という絶好の状況だが、手が出せない状況。先に王に行けばよかったか、さすがに魔導士とヒーラーがいる状態で盾は落とせないと判断したからだ。


焦る気持ちを抑えつつ距離を取ってパーフェクトプロテクトのエフェクトの消えるのを静かに待つロックス。


ゾッドさんが他のバフを重ね掛けし始めた。


 その時は近い。静かに近づくロックス。

まだOMGの援軍は戻ってきてないようだ。


パーフェクトプロテクトのエフェクトが消えると同時に突っ込むロックス。

迎え撃つように打ち込んでくる、ゾッドのスタンバッシュをー暗雲転身ーで躱し、

ハイドで背後についてからのズババババ。


さすがにリフレクトシールドの反射ダメージがあるので、50%ほど削ったところで、背馳跳躍で、空中に蹴り上げる。

空中コンボを叩きこんでるロックスの視界の端で、OMGの援軍が来てるのをしっかり確認していた。

ぎりぎり間に合うか・・・

奥義:飛燕落雷まで決めて残り10%程だったが、落としきれず。


落ち際をさらに追随しようとしたが、そこはゾッドが、エスケープで向かってきてる仲間の方へ下がる。



しかし、そこにはロックスの地雷が設置してあった。


仲間もろとも地雷で打ち上げ、独蜘蛛金糸で縛り上げる。

そこにとどめの80無敵技で、アサシン最大火力の残影乱舞。


今のロックスの超絶火力がさらに、攻撃力、クリティカル、攻撃速度が2倍になった状態でのラッシュ。

援軍の仲間もろとも一瞬で沈めるロックス。




静かにPVPエリアに、OMGの王が落とされたことが、告げられる。







お付き合い頂きありがとうございました。

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