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あたしのアサシンがとんでもない件  作者: おにまる
第三章 魔界と対人編

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交流戦ー4

よろしくお願いします。



 「きんぐさん、お疲れ様でした。」

 「ナイスファイト!」


 「危なかったです。ほんと勝ててよかった。」


ギャラリーからも歓声があがる。

どちらが勝ってもおかしくない、紙一重の勝負だった。それほどの闘いだった。

暴勇バベルさんも、攻撃の手を緩め、反射ダメージをもらわず、タイムアップまで待てば負けはなかった。


だが己の矜持がそれをさせなかったのか、あるいは、攻め落とせる確信が本人にはあったのか。

最後は負けたくない・・・

その思いの強い方に勝負の女神はほほ笑んだのかもしれない。


これで勝負は2勝一敗一分けで、クレイジーギアの5番勝負においては負けは無くなった。


「後はロッくんですね。」

「とりあえず勝確でしょこれ。」

「なにも心配はしてない。」


「とりあえず、頑張ってきます!」


彩音はモニター越しにガチガチに緊張していた・・・


〔おい、別に彩音がそんなに緊張する必要はない、ポテチでも食べながら気楽に構えてろ。〕

ロックスから彩音に気分をほぐす様に声を掛けるがこんな大勢が見てると思うとそうはいかなった。


(わかってるけど、ロッくんがPVPやるのにそんなに気楽でいられないよ・・・)


大観衆が注目する中、ロックスが中央まで進み出る。

対するは弓術士のテクノブレイク玉男さんが、出てきた。


てっきりOMGマスターのたっくんが出てくると思ってたが、手の内はさらけ出さずに、最終戦で出てくるつもりなのか。


名前の意味はわからんが、インパクトのある名前だな・・・

相手は対人特化集団。その中でこの5番勝負に選抜されるだけの猛者だ。

さすがのロックスも無傷では済まないかもしれない。


緊張感がヒシヒシと迫りくる中、対峙する二人。



待ったなしの大一番、皆が見守る中、時は来る!。



「開始!」


ークリティカル向上ー


ロックスがバフをかけるのを見た玉男が自身もバフをかける。


ーウインドムーブー


一瞬何が起こったか、玉男は理解できなかったかもしれない。

二個目のバフを掛けようとした玉男は、空中に放り出されていた・・・


20mの距離は、あったはず、相手の出方を確認しての自バフだったために少しの遅れは、あるが20mの距離に、安心しきっていたかもしれない。


一番乗りで90レベルを達成し、ファントムブーツの移動速度UPに自動詠唱のクイックムーブを纏ったロックスの突進速度は、判断を見誤らせるには十分だった。


気が付くと空中に蹴り上げられ、空中コンボをもらっていた・・・

これで、飛燕落雷まで、食らうんだろうな、だがまだギリ生き残れるか・・・


 そう思案してた玉男に奥義:飛燕落雷は来なかった。

さすがのロックスもミスったかと思い、安堵した瞬間また玉男は、空中に放り投げられていた。


まかりなりにも対人特化の集団だ。

一連のコンボでは、削り切れないだろうと判断したロックスは背馳跳躍で蹴り上げた後に地雷設置していた。


落下と、共にまたすぐ地雷起爆で空中に放り出された所に、毒蜘蛛金糸で、空中に縛り上げられる玉男。

更に空中コンボを食らい、今度こそ、奥義:飛燕落雷。


玉男はすでに縛られた段階で悟っただろう、そのあとの展開を・・・


テクノブレイク玉男敗北・・・



「む、むごい・・・」



観衆の誰かから漏れた一言。おそらくほとんどの人がそう思ったのか静まり帰るPVPエリア。



何事も無かったように帰還するロックス。


「おかえりー早かったね!」

「お疲れさまでした。」


「どうにか、勝ててよかったです。」

緊張から解放された彩音が嬉しそうに答えた。


「「「そ、そだね・・・」」」





~~~~~・~~~~~~・~~~~~~


OMG陣営の雰囲気は、並々ならぬものであった。

「結果について、どうこう言うつもりはないよ。ただみんなわかってるよね?僕らの立ち位置。

だったらやるだけだよ!僕らの合言葉は!?」


「「「エンジョイ&エキサイティング!」」」


消えかかった闘志に再び火をつけるたっくん。

さすがはツワモノ共を纏め上げるマスターか。


己のプライド。ギルドのプライド。全てをぶつける第二戦目のGVG(ギルド戦)が、今また始まろうとしている。


後のないOMG、窮鼠猫を噛むという言葉があるが。

追い詰められたOMGに後は無く、さらに団結力を高めるのだった。







お付き合い頂きありがとうございました。


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