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あたしのアサシンがとんでもない件  作者: おにまる
第三章 魔界と対人編

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それぞれの進む道、そして交錯

よろしくお願いします。


 


 「初めまして、クレイジーギアのマスターを務めております、やんやんと申します。

こちらはサブマスのきんぐさんとメンバーのロックスさんです。」


「初めまして、OMGのたっくんです。こちらはサブマスの暴勇バベルさんです。」


 ヒリついた緊張感のある空気を沈めるようにお互いの自己紹介が始まった。


「アハ、不倒のきんぐさんに、無双のロックスさんもいる。イイねーやられちゃいそうだね、バベルさんどうよ?」


「フン・・・」


「あのー今日はちょっと話し合いをしようと思いまして。」


「冗談だよやんやんさん、どうやら僕は話もできない冷血漢と思われてるようだけど、ちゃんとコミュニケーションは取れる方だよ?」


「それは、こちらとしても助かります。

それではPKの件ですが・・・」


「PKをやめてっていうのは、無しだよ?僕らはゲームで許容されてる事をやってるわけで、何も悪いことやってないんだからね。」


 やんやんさんの話に割り込むようにたっくんが割り込む。

まぁこれも想定内の流れだ。


「それは、こちらとしても承知の上なんですが。

ですので一方的にというわけではなく、交流イベントとして今度一度()()()

やりませんか?」


「面白そうだね!エンジョイ&エキサイティングだね!どうよバベルさん?」


「是非もなし!」


「それで、勝った方が一つできる範囲でのお願いを聞くというのはどうでしょう?」


「そう来たかー。でも交流戦と言われて僕らも逃げるわけにはいかないからね、何しろ楽しそう。」


「これ以上の言葉は無粋、これよりは拳で語ろうぜ!」


 白髪のウルフカットを総立ちにさせて、三白眼のギラ付いた眼差しで、颯爽と立ち上がり、構える暴勇バベルに対して、

素早く双刀を抜き構えるロックス・・・


張り詰めた空気が一瞬で熱い気迫に覆われる。



「待ったバベル、ここでぶち壊すのは僕がゆるさないよ・・・」


「たっくんがそう言うなら・・・」


一触即発の緊迫のシーンは以外にもたっくんの一言で治められた。

さすがは対人特化ギルドのマスターといったところか、海千山千の(つわもの)どもを纏め上げてるだけはある。


「イイねーやろうよ交流戦、わくわくしてきた!僕らはほとんどが対人特化の集団だから、なかなか相手にしてくれる人いないからいい機会じゃない。」


そうして、やんやんさんが胸をなでおろすように一呼吸おいてから、交流戦の内容が提案された。


「いいんじゃない?その内容で、僕らが勝った場合は100億ね!クレイジーギアさんなら用意できるでしょ?」


「わかりました。少し検討させてください。」


こうしてクレイジーギアとOMGの会合はどうにか無事に終えることができた。




~~~~~・~~~~~~・~~~~~~

ークレイジーギアギルドホールー



「ふぅ~怖かったよ、きんぐさん、ロッくん、一緒に来てくれてありがとう。」

「さすがですね、やんやんさん、落ち着いて交流戦という形


「ありがとう。きんぐさん。なんか疲れましたw

しかし、もし負けた場合100億どうしましょ?50億はギルド資金でありますが、皆のお金でもあるので、簡単にはあげれませんしね・・・」


「一度皆に相談しましょ、万が一負けた場合は皆であつめましょうよ。」


「私も30億くらいならありますから、その時は出しますよ?」


「さすがロックスさん。お金持ち!ですがそんなに負担させる訳には行かないので、必ず勝ちましょう!」


「二人ともありがとう。」


 そうしてマスターのやんやんさんから、事の経緯をギルドのメンバーへ説明した。


万が一負けた場合はプールしてある、ギルド資金使ってもいいかという意見に対して反対意見はでなかった。

そもそも勝てばいいんじゃない?という意見が大半で、マスターのやんやんさんも頼もしい仲間をもったと元気を取り戻していた。



~~~~~・~~~~~~・~~~~~~

ーOMGギルドホールー


「じゃじゃーん、ここで皆さんに重大イベントのお知らせです!」


「なによ、たっくん、大した事なかったらぶっ殺すよ?w」


対人上等を謳い文句に集まってるギルドだけに、血気盛んな連中も多い。

その中でもダークエルフで、対人魔法に特化した血まみれキャリーさんが黒髪を掻き揚げながら、不満そうに漏らす。


「フフフ、きっとみんな燃えるよ?、今度クレイジーギアと交流戦やります!」


「ほぅ、面白そうね。」


「しかも!クレイジーに勝ったら100億よこせと言ってあります!」


「「「100億w」」」


「20人で割っても一人5億あるじゃん!」


「ねw、これ燃えるでしょ?。」


「うん、たっくんにしては、なかなか面白い話もってきたね。」


そうしてたっくんから交流戦の内容が皆に説明された。


基より対人が好きで、他のギルドでは、あまり馴染めなかった者や、常にどうやってPVPで戦うかを考えながらキャラ育成もやってきている連中なので、もちろん反対するもの等いるはずもなく、

誰がどの種目に出るか、チームをどう組むか選抜方法は、どうやるか。


すでに皆、標的を定めながら話し合いが進められていた。


前にも書いたが、MMORPGで、このようにPVPに傾倒したギルドは、少ない。

ゲーム内で許容されてるとはいえ、一般的にPKを嫌う人が日本人には多いようだ。

よってキャラ育成に関わるレベル上げや、素材集めなどは苦労することもある。

PKを仕掛けるという事は、反対に目を付けられて狙われることもあるという事だ。

それでもその道を進めるのは、同じ志を持つ仲間がいるからでは、ないだろうか。















誤字修正しました6/29

お付き合い頂きありがとうございます。

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