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あたしのアサシンがとんでもない件  作者: おにまる
第三章 魔界と対人編

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抗争への余波

お待たせしすぎたかもしれませんが、再開します。

また更新していくので、お時間が合いましたらお付き合いください。

よろしくお願いいたします。



 PvPの実装されているMMORPGにほぼ共通している事として、どのゲームにも対人を主にした、ギルドというのは、少なからず存在する。

ここ、ディスティニーフェアリーでも「OMG」というギルドは、対人専門ギルドと銘打っており。

おそらく近々実装されるであろう戦争でも、参戦を宣言しているギルドである。


クレイジーギアの立ち位置としては、率先してPK等は行わないが、反撃や個人間でPVPする場合は、判断は各自に任せる。というどちらかというと受け身の立場である。


クレイジーギアの方向性としては対人よりもゲーム攻略に重きを置いた方向性である。


そんな中、PvPの実装からOMGのギルドメンバーは、やはりロックスも標的にしていた。

当のロックス本人は誰が来たかまでは、いちいち確認はしてないが、何度も来る顔や、チームで襲ってくる連中がいるなーくらいの認識だったが、襲ってたのはほぼOMGのメンバーで、その全員一度は返り討ちにあっていた。


やはり有名なギルドを叩けば、対人ギルドとしては、名を売るのに持って来いなのであろう。

ロックスがだめなら他のメンバーへとターゲットは移るわけで、他のクレイジーギアのメンバーも、もちろん襲われる可能性があることは承知の上なので、それなりに返り討ちにしてる人たちもいるが、そうでない人ももちろんいる。全員が対人が得意というわけではないのだ。


そうして今、クレイジーギアのメンバーは、ギルドホールに集まっていた。


「要集まってもらったのは、皆さんにも来てると思われる「OMG」による無差別PKの件です。」

マスターのやんやんさんから本日の議題について提案があった。


「あいつら懲りないよねー、返り討ちにしても勝つまで来るときあるw」

ラオウ無双さんからは、笑みを含んだ余裕の返事が返ってきた。


「問題ない、来るものは全て射貫く。」

蒼月さんからも、まぁ想像通りの返事。


「ロックスさんとかすごい来てそうだけど、大丈夫ですか?」

きんぐセブンさんからロックスを心配して声をかけられたが、中身の彩音は、はっきり言ってどうということはなく、すべてロックスが返り討ちにしてるので問題なかった。


「最初はすごいいっぱい来てて、PT組んだりして襲ってくる人もいたけど、この前のイベント後からは全く来なくなりました。」


「まぁーあのロックスさんの戦う姿見たらやるだけ無駄ということがわかるわな」


「うちの皆さん強いので返り討ちにできてる方も多いと思いますが、そうでない方もいるとおいますが・・・皆さんどうですか?」


やんやんさんが心配そうに皆に問いかけた時だった。


「あのー言いにくかったんですが、実は非常に苦労してます。私じゃ勝てないから、襲われたら狩場変えるとかしないといけなくて・・・・」


「やはりそうですか・・・一度向こうのマスターと話してみますかね。」


「話してはいそうですかと、食い下がらないだろうけど何か手は考えないとね。」


彩音もクレイジーギアのメンバーとして何か力になりたいと思っていた。

故に勇気を振り絞ってマスターに声をかけた。


「あのぅ、マスター、私に何かできることはないですか?、その話に私も立ち会うとか・・・」


「ありがとう、ロッ君の存在は確かに大きいので、横にいてもらえると心強いかも、あときんぐさんも!」


「了解マスター。ロックスさんと横で睨みきかしてますね。」


とりあえず、PKに関しては一度OMGのマスターと話すというので、マスターに一任された。


PKの問題は慎重に取り扱わなければいけない。

MMORPGにおけるギルドマスターによりその方向性が大きく分かれるところでもあり、

その方向性によってメンバーによっては付いていけずに脱退するものも出てくるのだ。


最初から完全にどちらかに振り切った意思表示で募集して集まったメンバーであれば問題は少ない。

そう、OMGのようにPK上等を謳ったギルド等はメンバーも意思が振り切ったものが集まるので方向性としては楽だが、その道を突き進むには、覚悟を決めなければいけない。


 だが何度も言うようだがMMORPGには色々な楽しみ方があり、他の人とのコミュニケーションや

野良PTでの新しい出会い。そういった人と人との繋がりを大事にしたい人たちは好んでは、PKをやらない。方向性をPK上等に振り切るにはそういった部分は少なからず犠牲になるであろう。


どの道を行くのもある程度の強い意志と結束が必要になる。

ゲーム内のシステム上で許容されてる限り、一方的に断ることはできない。

最終的にものを言うのはやはり力なのだ。


どこかで聞いた言葉だが、「力なき正義は、正義にあらず」。


力なきものが一方的に主張しても力で蹂躙されて終わる。

それもMMORPGなのだ。


力あるものの声には力がある。

これもまたMMORPGなのだ。




お付き合い頂きありがとうございました。

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