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あたしのアサシンがとんでもない件  作者: おにまる
第三章 魔界と対人編

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魔王軍襲来ー2

よろしくお願いいたします。




 「みんなで押し返すわよー!」


「了解!全力で行きます!」


クレイジーギアのマスターのやんやんさんの掛け声で後衛火力陣も、

バフやスクロールを全開に使用しMAX火力でデーモンナイトに挑んでいく。


安定したPTがあれば状況は少しづつ変わっていく。


最初は、デーモンナイトのその圧倒的な威圧感に逃げまどい、

修羅場と化した南広場にも希望の光が射し、それが広がっていく。


「クレイジーギアすげー、俺たちも続こう!」


徐々にクレイジーギアのメンバーで抑え込んでるデーモンナイト達に、

他のハンターから後方支援が増えていく。


やはりきんぐセブンさんの様な頼れる盾がいるのは大きい。

まずは驚異的なデーモンナイトの攻撃を防ぐ盾がいないことには、

逃げるしかないからだ。


またそれを信頼し、補助や攻撃に徹して盾の負担を和らげる後方支援。

遊び人のピーナツさんが寒いジョークで敵を凍らせ、その驚異的な

敵の攻撃を緩めてくれる。

その隙に強力な単体射撃で蒼月さんや火力陣が殲滅していく。


そしてそれは周りのハンターにも力を与え連鎖していく。


「ここからは、私たちのターンですよ!」


グランドヘイトでタゲを取りつつ、きんぐセブンさんが前進して切り込ん行く!


皆のタゲを一気に合わせれば、いかに強靭なデーモンナイトだろうと、

撃破は可能だ。


横から飛び込んで後衛に向かってくるデーモンナイトにはロックスが対処する。

デーモンナイトだろうと単体相手ならロックスの敵ではない。


「ロックスさんありがとう!」


ロックスはきんぐセブンさんの所は安定して殲滅できてるのを確認したため、

はぐれて暴れているデーモンナイトの殲滅に取り掛かる。


まずは攻撃を当てデーモンナイトのタゲを自身に向けると、

その攻撃を読んでー暗雲転身ーで躱し、いつものパターンに持ち込む。

パパパンパパパンと子気味良くリズムを刻むようにクリティカル音を響かせ、

はぐれデーモンナイトのHPを凄い勢いで削って討伐する。


「あれがNo1アサシンの火力か・・・」


ロックスのあまりの火力の高さに周りのハンターも度肝を抜かれる。


「だが俺たちも束になれば・・・」


ロックスの雄姿に火を付けられたハンター達も後に続けとばかりに、

皆でタゲを合わせデーモンナイトに挑む。

そうなのだ、乱戦時の決壊の要因は逃げまどってちりじりになってしまう事だ。

倒れる覚悟で逃げずに皆でかかればその分後方火力は安定するので、

殲滅自体は、可能になるのだ。


そうして多くのハンター達の犠牲は出たものの南広場の敵は、

殲滅の目途がつき、皆の顔色も明るいものに変わっていった。


怒涛の快進撃とはこの事だろう。

クレイジーギアのメンバーとロックスで一気にデーモンナイトの殲滅に、

拍車をかけ、終わりが見えようとした時だった。


ー10分後に東門に更なる魔王軍が襲来します、ハンターの皆さんは東門前広場に集合してくださいー


「うぉおおおお次東門だって!」


「殲滅急ごう!次が来る。」


次の襲来のアナウンスにより更に殲滅速度をあげ完全にデーモンナイトを殲滅した。




~~~~~・~~~~~~・~~~~~~


ー魔王城最上階ー



「フハハハ、圧倒的ではないかいいぞその勢いで蹂躙しろ。」


襲来イベントの開幕は、強大な力を持つデーモンナイトの軍勢に

ただ逃げ惑うばかりで、まともな反撃もできず一方的かと思われた。

だが・・・

いくつかの高レベルPTの統率の取れた動きで反撃に転ずるものが現れた。

中でもクレイジーギアのメンバーは群を抜いていた。


「やはりあの者たちは、頭一つ抜けているな。」


一方的な蹂躙で幕を閉じるはずだった光景が、小さな光より反撃に転ずる。

その光は次第に大きくなり遂には、デーモンナイトが撃破されるという事態に陥る。


・・・個々ではとるに足らない存在でも・・・・


・・・小さな連携より生じる力が波及しえる・・・


魔王は、ハンターの世界に身を扮し潜入したときに感じたものを、

またここで、改めて痛感する・・・


・・・まだ半分しか溜まらぬか・・・


「軍令指揮官ゲルドよ、第二陣だ。」


「御意」


「デーモンキャバリエの軍勢とオークロードも派遣せよ!」


「御意」



・・・これで珠一つ分は溜まるであろう・・・



「フハハハ、ハンター共よ絶望を知るがいい!」







お付き合い頂きありがとうございました。

感想や評価もお待ちしております。

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