大型アップデート
よろしくお願いします。
「とうとう魔界の扉が開かれた!」
「PvPの実装もやはりキタコレ!」
本日ディスティニーフェアリー開始以来の大型アップデート。
・魔界エリアの開放
・PvPの実装
・レベルキャップ100まで開放
それらに伴った新装備の実装や細々したものはあるが
やはり皆が期待してるのは魔界とPvPの実装だろう。
町ではどこもこの話題でお祭り騒ぎだった。
~~~「クレイジーギア」ギルドホール~~~
ここクレイジーギアのギルド内でもその話でもちきりだった。
今夜皆がそろったら魔界探索ツアーを予定しているとの事で
彩音もギルドホールにロックスを連れて来ていた。
「いよいよあちしの獄炎で全てを灰にする時が来たわよ!」
「あっちゃん、無差別PKはだめだからねー」
「相手から来たらいいんだよね?誰か襲ってこないかな~」
「うちらに喧嘩売ってくる人はそうそういないと思うよw」
「ロックスさんもいるしw」
「ギルド内でPvPして遊びたい!」
「賛成!やろう!」
さっそく場所を移してPvP大会をすることになった。
まずは希望者挙手ということで
あっちゃんを始め蒼月さんやラ王無双さんたちが続々と手を挙げる
やりたい人どうしで各自PvPを楽しんでいた。
「やっぱ対人熱いねぇ!」
「遊びのPvPでも心臓バクバクw」
「モブ相手とは全然違うよねw」
そうなのだ対人だと何をしてくるかわからない
相手との読み合いなのでスリリングな戦闘が楽しめる
なので対人慣れしてない人はいかにモブ討伐ができても
PvPではからっきしダメということも多いのだ。
職によるPvP向き不向きもあるが、それらをプレイヤースキルで補って
色々と試行錯誤していくのもMMORPGの醍醐味である。
「ロックスさんとやってみたい!」
「い、いえ私はPvPはあまり・・・」
〔俺がやるから彩音は見てていいぞ、むしろやりたい。〕
(ロッくん大丈夫なの?しなない?)
〔まかせておけ。〕
「一回だけ、練習とおもってお願い!」
「わかりました、少しだけなら。」
ロックスの初めてのPvPが始まった。
彩音は見てるだけなのにすでに心臓バクバクで画面に食い入っていた。
(死なないでよ、ロッくん!)
〔大丈夫だって。〕
彩音の心配を横目で見送ってロックスは初撃を涼しい顔で躱し
相手の懐に潜り込んでのバババンバンで一瞬で相手を倒す。
「何が起きたwww」
「火力やばすぎだろwww」
「次俺!」
そうして次々と相手にしていくロックスだが一発も攻撃を受けることなく
相手を倒していくのであった。
「ふふふあちしの出番よ!」
そうして魔法少女あっちゃんが
ーサイトーを発動させ光源を出現させる
これは敵のハイド状態を自分の近くに来たら炙り出すものだ。
そしていきなりの魔法攻撃を打ち込む
ーフレイムアローー
対人だと詠唱の長い攻撃は隙だらけなので即発動の単体魔法が良い
しかし、事前に武器を切り替えていたロックスは落ち着いてそれを捌く
ーマジックブレイクー
切り裂きツインズより手に入れたマジックブレイカーのダガーの
スキルで魔法を無効化して相手に潜入する
受付有効時間0.1秒とこれまた超難易度の返し技である。
ハイドはーサイトーによって炙り出されるが
背後に潜入はできるのでその瞬間、足元に地雷で即起爆
打ち上げ後に毒蜘蛛金糸で縛り追尾で空中コンボをきめ
ー奥義飛燕落雷ー
後衛職はこのコンボで確殺である。
「なにが・・どうなった・・・」
「あいかわらずやばすぎる・・・」
「すみません、ではこのくらいまでに・・・」
「皆のもの一斉にロックスを攻撃だー」
「意地でもたおせー」
「ちょ、ちょっと待ってください!!」
彩音がそう発言する間に攻撃してくるものを
返り討ちにするロックス。
「ストップ、ロッくんを死なせたくないんです!」
彩音のどこか異常なまでの抵抗に皆の手が止まる。
「ロックスさん、死ぬのにそんなに抵抗が?」
「これはゲームなんだから・・・」
「そうなんですけど、ロッくんは死んだら終わりなんです!」
〔おい、彩音そこまでだ。〕
(だって、このままじゃ・・・)
「だけど今までにも死んだことはあるでしょ?」
「無いです!」
「「「「えええええええ」」」」
彩音の今までの死んだことがない発言に一同騒然となった。
普通に考えたらありえない、狩場で寝落ちで死亡などあるあるだからだ。
もとより休憩や睡眠が不要なロックスだからこそである。
もとよりフェアリーに疲労というステータスがあれば違っただろう。
HPがある限り動きが鈍ることなく動き続けれるこの世界のキャラならではだ。
「そんな人がいた事に衝撃w」
〔おい、彩音どうするんだ適当にごまかしとけ。〕
(わわ、どうしようか何か考えてよ!)
「ロックスさん、もし死んだらどうなるの?」
(どうしよどうしよ・・・)
〔なにか適当にごまかして終わらせとけ。〕
「死んだら・・・もし死んだら引退です!」
「「「ええええええ」」」
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