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あたしのアサシンがとんでもない件  作者: おにまる
第二章 ギルド加入編

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20/67

魔王の存在

よろしくお願いします


~~魔王城~~



 このディスティニーフェアリーの世界にも魔王は存在する。

魔王城は魔界エリアにあり、フェアリーのゲーム開始日より

魔王城と魔王の存在は公開されている。

だが現在はその魔界エリアがまだ解放されてないため

魔王城に踏み入ることはできない。


~~魔王城最上階~~


それは、たいくつそうな虚ろな目で玉座に座していた。

周りには一騎当千の魔王の側近であり

各階層の番人である。

もちろんNPCであり魔王とは会話をすることができない。

だだ、魔王の指示で忠実に行動する。

魔王の指示で。


・・・実に退屈だ・・・

・・・下界ではハンター共が楽しそうにやっている・・・


それは度々プレイヤーのいる下界を覗き見る。


・・・なんで私は魔王なのだ・・・


・・・魔王でなければあのように・・・


未だこの地にハンターは現れない。


・・・ハンター共が現れれば少しはこの退屈も紛らわせように・・・


そう実はもう一人自我のあるキャラがいたのだ。

それが魔王。


魔王は強い、それが魔王だから。

魔王はハンターを迎撃することはあっても

狩をして強くなる必要はない。

元々強いから。


しかしそのハンターが未だ現れぬ・・・

だが間もなくだ・・・

待ちきれぬ・・・


その虚ろな退屈な瞳で傅く配下たちを眺める。


・・・・こ奴らともせめて会話ができれば・・・


  ・・・あぁ退屈だぁ・・・


・・・そうだ下界に偵察に行こう・・・



~~~~~・~~~~~~・~~~~~~


 フェアリー界のプレイヤーの間でも魔王の存在については度々話題になっていた。


「この世界も魔王って存在するんだよね?」

「公開はされてるからねー」

「魔王軍がせめて来たりするイベントがあるのかな?」

「まだ魔界が解放されてないからなぁ」

「後一か月くらいだっけ?解放。」

「そうだねぇ。」

「それまでに強くならないとなぁ・・・」


ロックスが町に戻るとそんな会話が耳に入ってきた。


(ねぇロッくん、魔王って本当にいるの?)

〔あぁ魔王はいるぞ。〕

(つ、つよいの?)

〔あぁ、とてつもなくな・・・〕

(行っちゃだめだよぉ?)

〔勝算の無い戦いするほど無謀じゃねーよ。〕


彩音は魔王の存在を知り、いつかふらっと

ロックスが魔王に戦いを挑むんじゃないかと

不安に思い始めていた。


〔さて試し切り行くか〕

(危なくないやつで)

〔ハイハイ〕


 70レベルのモンスターがいるグリンヴァルド高原に来た。

ヨーロッパ地方の高原を再現したような気持のいい場所だ。

どこまでも広がる青空に青々と茂った牧草地帯。

所々に点在する湖沼は澄み切っていてとても綺麗に太陽を反射する。


(綺麗なところだねーハイキングしてるみたい。)

〔いい所だろ。〕

(ここなら危なくなさそうだね。)


彩音はこの涼し気な風が気持ちよく吹いてるような

グリンヴァルド高原の景色に満足したようだ。

ロックスの目的は別にあるのだが・・・


さっそく獲物を物色するように駆けるロックス

高原だけに獣系が多いようだ。

ちらほらとモンスターはいるようだが

ダンジョンのようにバッサバサとはいかず。

今のロックスの火力では完全に手持無沙汰だった。


まぁロックスは別の目的があるからいいのだけど・・・


ここのモンスターは、普通のプレイヤーなら

一匹倒すのにそれなりの時間がかかるHPがある。

それをロックスは1~2発で仕留める。

それからも火力の高さが尋常ではないことが分かる。


彩音からはまるでスライムをペチペチと

叩いて回ってるように見えていた。


しばらくすると彩音はうとうととしてきた。

ロックスにとってはシメシメといったところか。


高原を駆け巡りながら狩りすること数時間。

彩音はすっかり寝落ちしたようだ。

そうして目的の奴のおでましだ。


そう、ここのフィールドボスのグリフォンだ。






お付き合い頂きありがとうございます。

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