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あたしのアサシンがとんでもない件  作者: おにまる
第二章 ギルド加入編

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18/65

葉隠れの古城ー後編

よろしくお願いします


 

~~葉隠れの古城~~ 





〔彩音またせてすまねぇ後1階で終わりだ。〕

(むぅ・・・)


ふくらむ彩音を横目にロックスは慎重に10階に足を踏み入れた。


 そう、ここばかりはロックスも慎重に成らざるを得ない。

白影自体は大したことないのだが、

戦闘中に複数のギミックが作動するという

初見殺し満載の階なのだ。


白影の間に入ってまずロックスは部屋のオブジェの位置を確認する。


この部屋ははいる回によってオブジェの位置が変更する。

これを頭に入れて戦わないと後のギミックで命取りとなる。


ギミックが発動するのは残りHP70%と50%と20%だ。

どこの段階でどのギミックが発動するのかはランダムなので

ロックスといえども命を落とす可能性はある。


 白影に近づくと颯爽と二刀を振りかざして

襲い掛かってくるのでこれをー暗雲転身ーで躱す。


その後ズババババババとHPを70%まで削ると白影が下がって天井に張り付く。


来た!ギミック発動の予備動作だ。


この天井に張り付く動作を取ったときは、「畳替えし」が来る


それを見たロックスは落ち着いて右壁に設置されてある燭台に飛び乗る。

白影がこのアクションを取ったときは畳が跳ね上げられ

無数の剣や槍が隙間なくびっしりと飛び出してくる。

これはどこかに設置されてある燭台に飛び乗ってやり過ごさなければいけない。


一発目で畳替えしが来たという事は

次のギミックが二択になるので判断を誤ると死だ。


 白影が隠し扉に隠れるので、

それに合わせて掛け軸の隠し扉を押して隠れるか

絵画の隠し扉を作動させて隠れるかの二択という

開くのはどちらか一つ。

逃げ遅れれば部屋のあちこちから炎が出て来て

ロックスの丸焼き一丁上がりになる。


さすがにギミックにはー明鏡止水ーも使えず逃げるしかない。


白影が天井から降りてくると一気に詰め寄り

ー暗雲転身ーでハイドになりHPを削ると

直ぐに50%を切り白影が隠し扉に引っ込む。


それを見たロックスは掛け軸に駆けて押す。

が・・・開かない・・・運に見捨てられたか・・・

ハイドで移動速度を上げて絵画に向かうが間に合うか。


次の瞬間部屋中が炎で包まれる・・・・


思わず画面の向こうで彩音の悲鳴があがる・・・



炎が徐々に弱まっていく・・・


誰もいない白影の間・・・


(ロッくん・・・)


白影が隠し扉から現れる。

良く響く高笑いをしている白影・・・



次の瞬間絵画の壁がくるりとまわりロックスが出てくる。

そう、ギミック発動の直前に移動速度アップの補助バフをかけてたおかげだ。


白影の残りHP45%を確認したロックスは仕上げにかかる

攻撃を掻い潜り、ー背馳跳躍ーを仕掛ける

後は一連のコンボを入れての

ー奥義飛燕落雷ー

一撃でHPを削り切り残りHP20%のギミックを飛ばす。


ちなみに20%でのギミックは白影が分身して

両サイドに分かれるのでどちらかを攻撃するのだが

偽物を攻撃すれば爆破するという

完全運任せの鬼畜仕様なのだ。

故に大ダメージを見込める奥義を

ここで使うというのがセオリーだ。


静かに倒れる白影は、消滅していく。


次の瞬間アナウンスが流れる


ー葉隠れの古城にて「ロックス」さんにより白影が討伐されました。おめでとうございます。ー

その後にアイテム入手を知らせるテロップ


ーアイテム「葉隠れ双刀」を入手しました。


80レベルで装備できるアサシンの専用武器である。

このフェアリーで一番乗りで専用武器を獲得したロックスであった。


そしてゆっくっり歩を進め天守閣へと向かうロックス。

そこには幻想的な風景が広がっていた。


〔見ろよちょうど陽が沈む。〕

(綺麗・・・)


葉隠れの古城から見るフェアリーの夕焼けは絶景だった。

陽の落ちる瞬間、一段と色濃く朱に染まる世界。


〔SS撮っとけよ〕

(もう撮ったし・・・)


こんな絶景を見せられては彩音は怒れなかった・・・


この葉隠れの古城をクリアした者のご褒美ともいえる絶景。

たどり着けるアサシンはこの先何人いるだろうか。


そっと佇むロックスの横にひょっこり座り込む彩音。

 

それを想像しながらいつまでも飽きることなく見入っている彩音だった。









ありがとうございます。

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