表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強は目立ちたくないようですよ!?  作者: ゆっくりスー
大きな力
97/116

奪われる対価

「お前は…」


俺の後ろで校長が呟く。だがその瞬間目の前の女…戒魔はその引き金を引きかけた。その刹那、


「空間転移」


俺はこの場にいる5人全員を体育館内部に転送する。


「ここなら好きに暴れられるな」


ここは以前、鈴の能力を強化したあの体育館。どこまでも広い空間…そして死亡したら即復活エリア。ここから逃げるためには、戦いに勝たないと無理だ。


「……はめましたね……」


戒魔は俺を睨む。そんな戒魔に挑発気味にモノにつていた発信機を見せ、破壊する。


「さぁ…これでお前は詰みだとは思うが?」


この体育館は訓練用。それこそXクラスの全力でさえも耐えるほどに頑丈に作られている。中からも外からも。ゆえにあの狙撃に警戒する必要はない。


「別に…やりようはいくらでもありますよ」


戒魔は銃をくるくると回しながら余裕そうに言う。


「破戒:加護破壊」


その詠唱後戒魔は天井に向かって1発撃つ。その瞬間、轟音が響いたかと思えば天井が音を立てて崩れ去る。


「おいおい…マジかよ」


ネアは戸惑いながらも落ちてくるがれきを相殺する。


だが俺たちは狙撃の警戒をしなければならなくなった。それに戒魔がいつでも逃げれるようになってしまった。


俺ははぁっとため息をつく。どうやら迷っている暇はなさそうだな。


「学校長。お前の要求を呑もう」


俺のその言葉に学校長はふっと笑う。


「交渉成立だ」


その瞬間、崩れてきていたガレキがぴたりと止まり元の天井へ戻っていく。やがてそれはパズルのようにぴったりとはまり、元の体育館に戻っていった。


「事実変換…厄介な能力ですね」


そう言いこちらを睨めつける戒魔。


「開戦だな」


俺はにやりと笑うのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ