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闇の中の3分間
「!?」
俺は追尾してくる光弾を文字通り「影」で取り込む。
「影支配:ブラックアウト」
俺のその詠唱はいつぞやの昇格戦で使った能力…そう思ったら間違いだ。
俺と戒魔を闇が包み込み、完全に外からの射線が遮断される。
「影・空間支配合技」
俺のその詠唱と同時に戒魔が銃を発砲する。だがその弾丸は俺に届く前にどこからか現れた影の刃に打ち消された。その刃はさらに戒魔の方に四方八方から放たれている。
「なるほど…昇格戦で使った物とは別物…実態がある物質を目くらましにしているわけですか…」
刃をかわしつつそんな冷静なことを言う戒魔だがふと顔色が変わった。
「もしかして…内側だけじゃないのですか?」
その問いに俺は笑みを返す。
「どうりで援護が来ないわけです」
そう…外側にもこの影の刃は飛ばせる。それで狙撃手の狙撃をすべて捌いている。これならネアたちもしっかりと逃げれる。
「モノたちが地に降りるまで…あと3分ってとこかな?」
俺の言葉の意図を察したのか刃をさばきながらも俺に対して攻撃をしてくる戒魔。
「さぁ…最後の攻防戦だ」
俺は防御態勢に入り、影の刃を操りながらつぶやいた。




