協力か共闘か はたまた利用か
俺のその言葉に深く息をつくネアは俺をじっと見つめる。
「それは本当なんだな?」
俺はその言葉に肯定する。
「だとすればお前が学校から離れたのは…他の5人の事か?」
「そうだ…ニュースになってるんだ…奴らの耳にも入ってる可能性が高いからここに来た」
少しネアはその言葉に考えた後やがて口を開く。
「わかった…ただしお前が外出するときは俺の許可を得てからするように。もちろんあの少女もだ…あの少女はお前の支配で作ってるんだろ?だったらお前が守ってやれ」
「さらっと俺が作ったと言えるのはさすがだな」
俺のその言葉にネアはふっとあざ笑うように告げた。
「俺は観測者だからな…今も昔も、情報には自信がある。それに、お前の妹とは長く接してきたんだ…さすがに気配でわかるぞ?それに…お前から感じるこの気配は…そのナイフか?」
俺は腰にさしていたナイフを出す。一見なんの変哲もないそのナイフだが、ネアには何かしら違和感があるのか…まあ、俺専用の魔法具だしな…
「懐かしいな…そのナイフ」
そんなことを言うネア。思い出にふけっているのか、よどみのない漆黒の瞳はどこか寂しげだ。が…今は思い出話をしている暇はない。
パンっと手をたたくと俺は告げる
「今後はここにしばらくとどまるんだ…積もる話はおいおいな?」
俺はネアにてを差し出す
「ああ…そうだな」
ネアは俺の手をしっかりと握りしめるのだった




