取り戻せない日常
「はあ…」
そう俺はその場でため息をつき、持っている短剣に目をやる。
「どうするべきか…」
このままこの学校にとどまるか、それとも姿を消すか…
テレビのリモコンを持ちつける。するとそこにはこの学校での大きな戦闘があったことが書かれていた。
「人物名は出てないが、漏れるのは時間の問題だろうな…」
海斗という名前は別に漏れてもいいんだが…
「離れるしかない…か」
俺はそう決める。そしてモノが寝ているベッドに近付き、揺らす。
「起きろ~モノ~」
俺のその言葉にその少女はまぶしそう目を開け、周りを見渡している。そしてモノは俺に向かってその一言を言う。
「おはよう!お兄ちゃん!」
「!?」
俺はその言葉に今年一番驚いたかもしれない。
俺は持っている短剣に目をやる。
「さすがにまさかな…お前…名前は?」
「えっと…モノ?」
「何で疑問形なんだよ…」
俺はため息をつき、その少女の表情を見る。
これはこれでめんどくさいことになったかもしれないな…
「どうやら学校を離れるのは早めの方がよさそうだ」
俺がそう言うとモノは驚きの表情を見せたあと
「行くあてあるの?」
と聞いてくる。
「昔の友人が一人だけいるんだ。そいつのとこに行けばいいさ」
俺はそう言ってモノの頭をなでる。まあ、そいつはそいつでめんどくさそうだが、この場にいて【戦争】になるよりかはましだ。
繰り返される非日常 最終話です
情報はある程度でそろっています。
恐らく次に投稿される、だるい授業 ~3時間目にて多くのことが分かると思います。
ぜひ今後の展開を予想しながら読んでみてください。




