支配者のさんげき
「さてさて…シャイターン?」
俺は短剣をそいつに向ける。
「お前…そのナイフ…まさか!!」
そんなことを言うシャイターンに向けて別の投げナイフを投げる。そのナイフを寸前のところでキャッチし俺に向かって投げ返してくる。俺はそれをキャッチしようとするがいやな予感がしてよける。よけたナイフはフードをかすめ、かすめたところから何や燃え始めている。
「火?いや違う…」
「獄炎…それが俺の魔力なの忘れたわけじゃあねえよな!」
そう言いそいつは俺に向けて火球を放つ。だがそれは相手にとっては苦し紛れの能力戦だ。俺に能力戦で勝てないことなど、あいつが一番分かってるはずだ。
「仕方ない…」
俺はフードを脱ぎ捨て、その顔が周囲の生徒の目に入る。
あれは!だの嘘だろ!?だの驚きの声が生徒から聞こえるが気にしている暇はない。
火球をよけつつ能力を発動させる
「共鳴:空間支配」
俺はあのあの短剣を構え大きく振る。
「空間一閃」
その言葉と同時、俺が放った斬撃は一瞬にも満たない速度でシャイターンに迫るがそれを寸前のところでよけられた。
「チェック」
俺がその言葉をつぶやいたのを聞いたのか、シャイターンは完全に防御態勢に入っていた。だが…関係ない。
「メイト」
その瞬間俺は身をかがめナイフをまっすぐ突き出す。
「空間統治」
能力を発動した瞬間にナイフは俺の手から消え、モノの体をしたシャイターンの額に刺さっていた。




