脅し
「まあ…これで俺は…どうなるんだ?」
よくよく考えれば俺がこの試合で勝ったらどうなるのか知らないな…まあ…そのうち分かるか
「で…明日はモノが試合だったよな?」
俺の問いにモノは元気よくうなずく。
「相手のことは知ってるのか?」
俺がそう鈴に問うと鈴が詳細を話し始める。
「貴方の対戦相手はインクーボって言って…どうにも精神攻撃をするらしいんだけど詳細は分らないんだけど…わかっていることは使われた相手は頭を押さえて乱暴に能力を使ったり混乱状態になって暴れるらしい。それをすべてよけたうえで相手を倒すっていう戦闘スタイルなんだよね…」
「ちなみに順位は?」
「Xクラス3位よ」
ふ~ん…とモノは興味なさそうにテレビを見ている。途中でなんかテレビ小さくない?と聞いてきたがばっちり無視を決め込む。
「まあ…頑張れよ?」
俺はそう言い寮を後にしようと立ち上がる。
「あれ?どこ行くの?お父さん」
「ああ…ちょっと用があってな」
俺はそう言い残し部屋を出る。そうして俺はその場所に向かう。
~Xクラス寮前~
俺はフードをかぶった状態でその扉をノックをする。
「誰だ?」
低い声で出てきたその生徒の首に一瞬にして短剣を当てる。
「次の試合で能力を使うな」
「誰だ…?」
焦っているのかそんなことを聞いてくる生徒に俺はもう一度言う。
「次の試合で能力を使うな…それを了承すればいいだけだ」
俺のその言葉にそのXクラス3位の生徒は小さく首肯するのを確認し短剣を降ろす。
「要件はそれだけだ」
そう言い俺はその首に手刀を叩き込み気絶させ、部屋の中に運び込む。
「こいつが守ればいいんだが…念のため見ておくか…」
俺はそう言いその高級感漂う部屋を後にした。




