63/116
探し物は【???】
俺はモノに手刀をいれ学院を出ていた。
「俺が表にでるとなれば…あれを取っておかないとな…」
俺はそうしてその木の下に来ていた。
「久しぶりだな」
俺はその大樹…桜の木に手をかけていた。
本当に久しぶりだ。スズリを見送った時以来か…
その桜の根元にある刀のつばのような物を取る。
「こんなところにあったのか…」
魂刀:{春}
俺はそのつばを持っていたナイフにつける。
その瞬間今まで咲いていた桜の花はすべて枯れてしまった。
「あいつが守ってたのか…」
俺はその刀を見つめる。その時俺の意識は闇に落ちた。
~???~
あたりを見渡すと真っ暗な場所に俺はいた。だが俺はこの場所を知っている。
別に音は何も聞こえない…だが…わかる…
「いてくれてるんだよな…セロ」
俺はもう一度刀を見る
【魂刀】
この刀はセロ…俺の妹の意志が入ってる。
「絶対に俺が救ってやる。それまで待っていろ」
俺はその場で強く言う。
俺は目をつぶる。開けると枯れた桜の木の前に戻っていた。
「あいつも面倒な細工を残すもんだな…」
俺はそう言い学院へと戻るのであった。




